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48時間後に完成するVRゲームワールド 後編【ClusterGAMEJAM】

みなさん初めまして。バーチャル美少女のミッコちゃんです。
今回の記事はClusterGAMEJAMに参加した話『48時間後に完成するVRゲームワールド』の後編となります。

前編の記事はこちら↓

イベント2日目の朝

というか、深夜からの話。
ワールドの構想を固めたは良いが、それが実現できるのか布団の中で考え続けてすぐには寝付けなかった。

別のアイディアが生まれたりもしたが、同じようにギミックが作成できるか不安で仕方がなかった。

2日目の朝、起床は10時。
まずは布団の中で考えたギミックが形にできるか、ドキュメントを読んだりクリエイターキットを触ってみたりしてみた。

結果としては形にできなかった。

完成まで33時間

参加した理由を考える

人生において何かに悩んだときは天秤を用意する。


休日を使って完成できるか分からないギミックを悩むか
それとも、
ゲームとしての出来はともかく今できる範囲で完成を目指すか

そもそも自分がGAMEJAMに参加した理由は何なのか。
ゲームを作りたいから?賞が欲しいから?新しいことにチャレンジしたいから?

否。

お祭りに参加したいからである。

ついでに言うとカッコイイデザインのTシャツが欲しいからである。

そんなわけで天秤は完成させる方に傾きました。

方向性が決まると行動が早い。
以前のワールドで実装したアイテムを製造するギミックと
cluster夏アイテムキャンペーン用に作成していたアイスのモデルを組み合わせてメインは完成です。

完成まで31時間

中間発表

イベント2日目の16時から中間発表が行われました。
各チームがコンセプトと意気込みを発表します。

「他のチームはコンセプトの段階で面白そうだなー」という他人事のような気持ちで見ていました。

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ちなみにアタシのコンセプトと意気込みはこちらです。


スワンマンの喘ぎ声が聞けたのでモチベーションが上がりました。

完成まで27時間

テストワールドを公開する

アセットストアでテーマに合ったアセットを調達し、ギミックと組み合わせてテストワールドを公開。

今後、ClusterGAMEJAMに参加される方へのメッセージですが、
雑でも良いのである程度の形になったらテストワールドの公開したほうが良いと思います。

遊んでもらうことでワールドを客観視できます。
なによりモチベーションに繋がる。


大枠も完成し、最悪このまま提出できる段階まで進めたので2日目の作業は終了。
初日にお題が発表されてから悩みが尽きなかったので、精神的な疲れから睡魔に襲われる。

完成まで21時間

諦めきれない3日目

合計15時間くらい寝てました。
寝すぎて身体壊れるかと思った。

前日にテストアップしたワールドとは全く違う方向性でのゲームを思い付きはしましたが、オペレーション機能がうまく実装できずに断念。

完成まで4時間

最終調整が得意すぎる

ラストスパートでゲームワールドとしての完成度を少しでも上げていく。
テストワールドから以下を修正

・ステージの距離を変更して遊びやすさの向上

・メインステージを色付けして目立たせる

・ワールドに置いているアイテムを持てるようにする(お遊び要素)

・背景用のワールド設置物の位置を調整

・BGMの設置(BGMと波音SEを組み合わせました)

・トリガー起動時のSEの設置

最後にライティングも調整して

完成!

よくね?

今回の教訓

正直、本当にやりたかったことは全くできなかった。
「次回があるならこうしたい」という気持ちもあります。

ただ、挑戦してみてUnityの技術的な部分以外にも自分の得意・不得意を再確認できました。

あと、ゲームジャムにソロでの参加は大変。
チームでワイワイやってるのが羨ましかった!

チームでも大変な部分はあるかもしれないけど、それ以上に
チームでゲームを作るという経験に意味があるのかもしれない

第1回でどのような感じになるか様子見の面が大きかったですが、次回があるなら今回の経験を活かしたいと思います。

意識の低いツイート

最後に

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

以上がバーチャル美少女ミッコちゃんが48時間でVRゲームワールドを作った話になります。

ためになる記事か分かりませんが、こういう人間がいたということを残しておきたかったのです。

もしよかったら完成したゲームで遊んでみてください。

それでは皆さん、良きバーチャルライフを。

2020/8/7 Mikko Hietalahti

(追記)関連記事

2022年春のゲームジャムで部門賞をいただきました。そちらの記事もあわせてチェック ↓

◇ 48時間でVRゲームを作って唐揚げを走らせたらパワー部門の賞を貰った話【ClusterGAMEJAM 2022 in SPRING】


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