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偽愛とハイボールとカンテヒョン

※日本公演は基本撮影不可のため撮影行為を肯定はしません。が流れてきたものは見てしまうというガバガバ倫理観なのでご了承ください。
それと興奮しすぎてキモイ表現があるかもしれませんのでご注意ください。


京セラ1日目
自分は参戦できなかったので自宅待機中流れてきた1本の動画。
カンテヒョンによるJPOPカバータイム。
ちらりと見た結果、カンテヒョン、いやアイドルに対してはじめての感情が芽生えた。

まずショックを受けた。なぜ自分はその場にいなかったのか。
東京ドーム2日間の流れ的に他の会場でもメンバーがカバーするだろうというのはわかっていた。しかしいざ自分が行かなかった会場で推しがカバーを歌う、というのを目の当たりにして予想以上にショックを受け呆然としてしまった。

カンテヒョンのどこが一番好きかと言われたら”歌声”である。
生で聴ける機会なんて多くはない、ましてやカバー曲なんて滅多にない。
聴けるチャンスがあったにも関わらず聴けなかったことに対しショックと、同時に嫉妬心が生まれた。

所謂同担拒否だとかリアコだとか、そういった類のものは理解はできても自分とは無縁だった。
「推しの幸せ=自分の幸せ」タイプだったので、甘々なペンサだったり最近のツーショを見てもなんとも感じなかった。
これはカンテヒョンに限らず数年推している🐥ちゃんに対してもそう。
なのに今回は大嫉妬(大嫉妬)した。前述したリアコとは別の感情ではあるが、その会場にいて生で聴いた全ての人が心底羨ましいと思ってしまった。

その日はショックと嫉妬、カバーに対する感情でぐちゃぐちゃだった。


なぜカンテヒョンの一番好きなところが”歌声”かというと、「カンテヒョン=可愛い」が歌声に対しては無効化するからだ。
地声は高めだからかかわいく聞こえるが、歌声はかっこよくもセクシーにも、少年っぽくも大人っぽくもなる。
それらが曲によって変化するのが大好き。
”カバーするときは真似をする”と言っていた記憶があるので、カバー曲はよりグループの曲では出さないような声を堪能できる。


カバーを聴いてまず胸がギュンッッッとした。
うまく言葉では表せないが簡単にいうとときめいた。
すでに落ちていたカンテヒョンの沼に、更に深く、奥底まで落ちた気分。

偽愛と書いて”あい”。
歌詞をよくみると「あなた」と「君」で分けているので、お相手が2人いる。
あなたは恋人(結婚相手)で、君は一夜限りの相手?
神様許してというのは一夜限りとはいえ浮気や不倫を表しているのだろうか。
あなたに雑に扱われて、君に優しくされる。
でも何したってあなたからは離れられなくて、君にあなたを重ねちゃったりして、虚しくなるのはわかってるけど、こうすることであなたも嫉妬してほしいなんて願ったりして。(膨らむ妄想)


なんにせよアイドルが歌うにしては刺激的な歌詞だけど、なぜかカンテヒョンにマッチしているように感じた。
まずこの曲にカンテヒョンの声質がめちゃくちゃ合っている。
そして表情が妙に色っぽいのだ。
前述した通り、歌声には”かわいい”が無効化されるんだけど、どうやら歌っている時の表情にも無効化されることに気づいた。
あとスタンドマイクがずるいんだ。チートアイテム。
歌詞と同じくこの曲を歌っている時のカンテヒョンが刺激的過ぎる。


枯れかけていた乙女心に君の優しさand *1
濃いめのハイボールが染み込んで潤うわ *2

カンテヒョンは高音パートを任されがちだが、中低音が非常にメロい。
*1の部分はふんわりと歌っているのに対し、*2からガツンとディープな声質に変わる。

計画通り!?さりげなく手繋いでくんの *3
ポーカーフェイスbut the seat get wet. 濡れてる *4

*3もふんわり歌っていて、”くんの”にはあざとさまで感じる。
*4は歌詞は英語なんだけど原曲でも”下着”と歌っている。
ここの声もヤバいんだが何より表情と仕草が問題ポイント。
目を瞑りながらスタンドマイクを撫でおろし「下着は濡れてる」と歌う姿は煽っているようにしか見えない。

不純とか言ったって 雑にしたあなたがわるいの
神様今夜くらいは許してね

問題ポイントはまだ終わらない。
”下着は濡れてる”でオーディエンスが湧き上がったあとの目つき。
京セラの構造がわからないんだけど、正面ではなく右側を睨みつけるように見ていたのが印象的で、そっち側に誰か連れてきたんか!?と思った程だ。
そしてアイドルの口からは一生出ないであろう”不純”というワードからの、”雑にしたあなたがわるいの”とまたあざとさが出てくる。
この高低差に眩暈がしてくらくらする。

偽愛とハイボールで脳内を満たして
また酒に溺れるか はたまた君に酔いしれるか
帰りたくないで脳内大渋滞 実はちょっとだけ溺れたいの
まだあともうちょっとだけ酔っていたい

サビを聴いて思った。
これはカンテヒョンとカンテヒョンによるデュエットなのだと。
サビ前までふわりとしたあざとい歌い方と、深くて重い歌い方を交互にし、サビでそれらがミックスされたような強さで歌う。
歌詞は”私”目線なんだけど、なんでだろう、歌い方に”君”がちらちらと見えるんだよね。
弄ぶ側の”君”も、遊び相手の”私”に酔いしれ溺れていくような。


カンテヒョン歌詞理解してるのかな?なんて意見がSNS上にあったんだけど、確実に理解していると思う。
まず理解せずに歌わないと思ってるし、何より歌う前にTシャツの袖を肩までまくり、歌い終わったあとに袖を下した姿を見て、あぁかわいいと思っていた”君”の手のひら上で踊らされてたんだ、まんまと”私”は”君”に酔いしれ溺れてしまって脳内大渋滞。


と思ったヲタクなのであった。



カバータイムの前振りでヨンジュンがテヒョンちゃん呼び。
歌い終わった後にボムギュからセクシーねこちゃんと呼ばれ、
カンテヒョン「にゃん」。

大渋滞すぎない?


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