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通信制高校学校説明会相談コーナーへ参加しました。

私は10年前より、起立性調節障害の親の会でボランティア活動をしています。不登校の原因の1つになる起立性調節障害。主に思春期に発症する自律神経失調症と考えられています。中学生で発症することが多く、この時期、中学3年生の親御さんがこの病気で高校はどこに進学したらいいか悩む時期になります。

今までの親の経験から子供に「こうする方がいいよ」と指示するのでなく、子どもの選択を応援できるように子どもの選択を支持していくことが大事です。
ついつい苦労させたくないと親は転ばぬ先の杖をしてしまいがちになります。

中学は義務教育なので登校していなくても卒業できますが、高校になると単位によって進級がきまりますので、親も子も不安が先に来てしまいます。

また、親世代の方の通信制高校のイメージが、全日制に進学できない人が行くところと思っている方もいて、親が通信制高校の進学に躊躇することもあります。今は、子供に合わせてサポートしてくれる通信制高校も多く、実際に学校説明会に行くことが大切です。

朝起きにくく、午後から調子がよくなる傾向があるため、『怠け』や『さぼり』と誤解されることがあります。
もし、身近でそういったお子さんがいましたら、起立性調節障害の疑いもありますので、この病気を診断できる小児科への受診をおすすめします。

今は身体の調子が悪くしんどいですが、この病気に対する理解を広げ、子供たちに明るい未来があることをこれからも伝えていきたいです。


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