見出し画像

「種まき期」と「水やり期」の間にある「ジタバタ期」の過ごし方

1年ちょっと前ネットである記事を読んで影響を受け、「人生3年計画」を立てた。

これは、3年サイクルで人生設計をする事で自分の現在の立ち位置が明確になるという考え方。

1年毎に「種まき期」「水やり期」「収穫期」と区分けして、3年間をひとつのサイクルとして設定し、行動計画を立てて実行する。(中略)
3年間かけて実現したいことをまず決めます。そして1年目には、人に会ったり、情報を集めたり、勉強したりしながら、「種」を撒いていきます。
2年目になると、これらの「種」に変化が出てきます。発芽するものもあれば、種のまま土の中で死んでしまうものもある。そうした「個々の種の様子」を見極めながら、発芽したものに対してはひたすら水をやっていく——つまり、時間やお金を投下したり、小さな挑戦を仕掛けてみたり——これが、「水やり期」です。
そして「3年サイクル」の仕上げとなる3年目の「収穫期」では、継続して水をやったことで実らせた果実を、いよいよ収穫する時期。
実った果実を存分に味わう時期でもありますが、同時に計画に対する結果を精査し、次の新しい3年サイクルに向けて再始動するための準備期間でもあります。
出典:DRESS[ドレス] 「3年計画」を立てて生きると、人生の悩みは少なくなる



今私は、「種まき期」から「水やり期」へ向かっているところ。
そんな中、突如やってきた不安。この社会現象で、おそらく多くの人が感じている得体の知れない不安と恐怖。

居ても立っても居られないけれど、どうしていいのかわからない。
ふわふわした、不安定な気持ち。

その時期を私は「ジタバタ期」と呼ぶことにした。

画像2

1年前の私は、何だかとっ散らかった運勢だった。仕事もプライベートもバタバタと走って、自分を振り返るのを怠っていた。忙しくすることで心身の疲労をごまかし、今自分がどこに向かっているのか、見失っていたと思う。

そんな時見つけた「人生3年計画」。ピンと来て、7月の誕生日をスタートにすぐに計画を立てた。

「種まき期」35歳→ヨガスタジオの社員からフリーランスへ。自分の棚卸し、強みを分析。自分らしく働くための準備と勉強。
「水やり期」36歳→複業の実践と土台作り。試行錯誤しながら自分のリズムをつかみ、形作っていく。
「収穫期」37歳→これまで培ったものを有難く受け取る。次の目標設定と計画立案。

実際はもっと具体的に、プライベートの叶えたい夢も一緒に綴った。不思議なことに、計画を立てただけで心が安定し前向きになれた。今いる場所は1ミリも変わらないけれど、これから進むための道と全体像が見える地図を手に入れた気分だった。

そして今、冒頭で触れたように私は「種まき期」から「水やり期」へと向かっている。

これまで耕してきた畑の広さや土の質、必要な栄養素が分かり、できる限りたくさんの種をまいてきた。「種まき期」の残り3か月、さてどんな水やりをしようかとワクワクし始めた矢先、「ジタバタ期」がやってきたのだ。


普段私は、身の回りで起こる出来事をできるだけ俯瞰してみるように意識している。これはヨガをライフワークとして暮らす中で、日常にヨガ哲学を取り入れる事ができるようになったからだ。

それでも、どうしようもなくジタバタする時はある。「ジタバタ期」はだれにでも訪れるものではないだろうか。

結果として、文字通りジタバタしながら何とかこの時期を乗り越えた。実はこの記事を書いている最中にも「ジタバタ期2弾」がやってきて、また乗り越えたところだ。

ジタバタしながらも学ぶことはできたようで、2回目の方が乗り越えるのが楽になった。以下、私なりの「ジタバタ期」の乗り越え方である。

●抗わずに思い切りジタバタする。
●可能性のある解決策を思いつくだけ書き出す。
●足りない知識、情報をとことん調べる。
●今すぐできることを見つけ、行動を開始する。
●今すぐできないことは、しばらく寝かせてタイミングを待つ。
●考えても自力でどうしようもないことは、手放す。
●時にはやり過ごす。
●自分の気持ちに素直になる。
●ひとりじゃないと信じ、「助けて」と言ってみる。
●存分にジタバタし、気が済んだら前に進めると信じる。


私は、心の穏やかさを取り戻した。感覚としては、たっぷり充電できてパワーチャージされた感じ。乗り越えたことで、以前よりもものごとを俯瞰して見る力がついた気がする。

画像1

「ジタバタ期」を抜けて、今思うこと。

「ジタバタ期」は、だれにでもやってくる階段の踊り場のような時間だと思う。十分に休息しながら、今までのぼった階段を振り返る。これからのぼる階段を見上げ、計画を立て直す。

「他の道はないか」
「本当にこの階段をのぼりたい?」
「どうやってのぼる?歩く?走る?」
「今できる準備は?」
「のぼり切った先に見たいのは、どんな景色?」


自分の「ジタバタ期」の性質を知り学びに変える事で、後の人生の質が大きく変わってくる。そう考えた方が面白いし、人生のどんな瞬間も大切にできるんじゃないだろうか。

次の「水やり期」に向けて、まき終わっていない種をまいていこうと思う。もっと広い畑に。
いや、畑がないところも耕して畑にしちゃうかも。



最後まで読んで下さり、ありがとうございます! オープンマインドで、コツコツ書いていきます。 「言葉の力」で少しでもこころに寄り添えますように(*^^*)