稲垣兄弟子育て日記

「稲垣K-1兄弟子育てHISTORY」


長男「稲垣澪」
Twitter
https://twitter.com/k1TeamLEON0515

4歳から極真館で空手を始める


関東大会10連覇

7歳 全日本大会準優勝

8歳 全日本大会優勝

9歳 全日本大会3位


次男「稲垣柊」
Twitter
https://twitter.com/K_1shu_fighter

3歳から極真館で空手を始める


5歳 関東大会初優勝

6歳 全日本大会優勝

7歳 全日本大会準優勝

8歳 全日本大会3位

   K-4準優勝

9歳 全日本大会3位

   K-4準優勝


10歳 M-1 30キロ級チャンピオン【ムエタイ】


関東大会は5回優勝


【きっかけ】

空手を習わせたきっかけは、
「礼儀作法と自分の身を自分で守る(または愛する人を守れる男)」

になってほしかったためです。

父である私の予想を超えて、ここまで強くなるとは夢にも思いませんでした。

道場の先生は、道場に通う生徒みんなを軍隊のように一律に十把一絡げで教えており、
「このままでは個々に芽生える個性や強みが活かせない!」
と感じ、
私が独自に勉強して教えて行きました。

そう思ったきっかけは、子供達が先輩の道場生にコテンパンにやられる姿を見て、
いてもたってもいられなくなったからです。



【私のK-1兄弟子育てで大切にしたコト】

・心技体の調和。

・無闇に暴力を振るわない。

・人の痛みを知る。

・適切な栄養を摂取させる。

(良質な筋肉にならない/背が伸びなくなる)

・戦術を重視する。

・モチベーション管理
(毎日続けさせることが難しい)


【今後の活動予定】

・講演

・出版

・稲垣兄弟プロデュース
(戦術、相手選手分析/広報等)

(参考文献)空手全般、格闘技、スポーツ、医学書、コーチング等



「子育てで意識してきたこと」

・大人でもわからないような専門用語もそのまま話し、赤ちゃん言葉は使わない。

・1回言ってもわからないことは100回でも言う。

・挨拶は誰にでも明るく元気にする。(相手がしなくても自分はする)

・やってはいけないことをしたら素直に謝る(私が悪かった時も謝っている)

・ゲームや遊びも全力でやる。

・ただ線路を引くのではなく、子供達のやりたいことを聞いて選択肢を増やす。



「体の小さな柊を全日本優勝に導いた成功例」


それまでは、先生に言われている

「上段を蹴ること」にばかり気持ちをおいていた柊ですが

「それじゃあ亀のようにガードを固めている相手に上段蹴りが入るはずがない!」と

ある試合を観戦していたときに感じました。


「上段も大切だけど、入らなければ意味がない、中段と下段で意識を下に反らしてから一撃必殺で蹴れ!」

と父として教えました。


「臨機応変さ」

これが必要だったのです。


道場での練習以外では主にメンタル面を育てていきました。

そして「よく対戦相手を見ること」を教えました。


次の全日本大会では、

その時の世界大会のチャンピオンに勝ち、

見事初優勝を果たすことができました!!!



「澪の成長&親子の絆が深まった、ある事件」

ある時、澪が空手をやめたいと言って来ました。

何故か?を問いただすと、

「先輩が自分に負けまいと喉をパンチしてくる」

と言いました。

その子の父親はかなりの曲者で、

皆が何も言えない状態でした。

私は父親として、セコンドとして道場に出向き、

「君が反則をするなら澪にもさせる!」と

その子と父親にはっきりと言いました。

澪に「そんなこと言って大丈夫なの・・?」

と言われましたが、

「間違っていたら誰であろうとダメじゃない?」

「余計な心配はせずに頑張りな!」

と言った時の澪の

「何かが吹っ切れた顔」は今でも忘れません。

それからというもの私の言うことを良く聞き

常勝街道を突き進み

優しく強い澪君として成長しました!

「いじめられっ子の兄弟が全日本で優勝」

澪が中学生の時

先生から道場の合鍵を渡されており

いつでも練習に行ける状態でした。

夏休みの朝、澪と道場に行くと

「昔の柊と同じで体が小さい兄弟」を

連れて練習させているお母さんがいました。

話を聞くと

「いじめられているから強くなりたい!」

「大会でも勝てないから・・・」

とのことだったので

急遽コーチすることにしました。

兄弟達の良いところを伸ばし戦術を!教えました。

半年後・・

そんなことを忘れていた私に澪がこう言いました。

「お父さん!前に教えてあげた兄弟いたじゃん。

あの子達全日本チャンピオンになったらしいよ!」

「そしていじめられなくなったって!!」

その兄弟の母親が私にお礼を言っておいてほしい

そう言われたそうです。

その時、私達は

自分達がやって来たことは間違えていなかった!

「そして本当に良かったねー‼️」と

二人で喜びを噛みしめました。