自粛疲れ

「疲れ」どころじゃねーわっ!
もう「瀕死」だわ…

あたしの仕事は幸いにも、コビット19の影響をさほど受けなかった。全社的に見るとマイナスもあるのだけど、少なくとも、あたしのお店は自粛要請による休業を除けば、ほぼ通常運転をしている。

ありがたい話ですよ。そう、ありがたい。

でもね、通常運転をしているってことはね…平時と同じストレスがあるのですよ。

会社のお偉方も、なんか調子こいちゃってさ…
「昨年超え」を目指せ!みたいな感じになっちゃっててさ。

いや、あのさ、平社員がお店を「通常」運転してることに、まずは感謝してくれないかな?

何回も言うけど、今の世の中、平時じゃないのよ。ね、分かる?

コビット19は「ただの風邪」かも知れない。でも事実は分からないし、テレビの報道で…お客様の気分も一喜一憂するわけ。

昨日まではモールをウロウロしてた人が、いきなり自粛モードになったりする訳よ。

そこを必死に、いつまでたっても慣れないフィジカルディスタンスを取りながら、お客様に丁寧に接客をして、商品を購入して頂いているわけ。

お客様だって、店員に近づかれるのはコワイかも知れないし、店員だってコワイ。

あたしも本を読んだり、ニュースを見たりして、何をどうすれば良いのか…考えるけど…分からない。

分からない…ってコワイよね。

そこで、昨年と同じ売上超えろ!って、もはやパワハラじゃないか…って思う。

ほんとーにツライ。

まーね、コビット19がなければ、今よりももっと過激に…売上を催促されて、胃が痛い思いをしていた訳だけど…ね。

でも…コビット19がなければ…ライヴがあった。 

ライヴさえあれば、会社のストレスなんてフッ飛んだ。

なんなら、売上も上昇した。

それなのに…今は…会社のストレスばっかりで…ライヴがない…

ライヴがないんだよーーーっ!

これが、どれだけあたしにとってツライことか…分かって欲しい。

普通に妻子をお持ちのマネージャーさんよ…
帰る家庭がなくなったら…って想像してみてよ。

ヘビースモーカーのお偉方…喫煙所が少なくなったことで、ぼやいてましたよね?
喫煙所がゼロになったら…どうでしょう?仕事はかどりますか?

あたしにとって、ライヴハウスは「家」なのよ。そして、申し訳ないけど、あたし「中毒」なんだわ。

ニコチン中毒が許されて、ライヴ中毒が許されない…とか、あたし認めないから。

だからさー、ねー、ちょっとは部下の気持ちを考えてみてくれないかな…

あたしは…もう…瀕死だわ…

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?