推しメンラストの舞台

久しぶりの更新です。

突然ですが、大好きな人が最後にグループの一員として舞台に立つライブに当選しました。

ずっとライブ会場に行って推しの姿を見ていたいと思ってたのにずっと行けなくていつもミーグリの度に「見に行けないけど、配信で見るからね!」とか言うのがいつも苦しくて、その度に寂しそうな顔をする彼女に申し訳なくて、やっと職場を変えてコロナの状況も落ち着き、後ろめたい気持ちを少なくしてライブに行けるということがとても幸せな事だなと思います。

思えば7月に職場を辞めて全国ツアーに行った時は、ちょうど推しメンが卒業発表をして、どんな気持ちでライブを楽しめばいいの?って気持ちで行ったことは今でも鮮明に覚えています。立ち見とはいえども前の席の人がデカすぎて何も見えなかったし、その時はコロナの状況も酷く、次の仕事を始めたらきっと次のライブは行けないんだろうなと思っていたし、推しメンのいないライブなんてモノクロにしか見えないだろうから行かないって思った。だから何も見えなかった方がかえって諦めもつくし、ここで自分と彼女が乃木坂で過ごす姿を生で見るのはこれで最初で最後なんだなと思っていた。

しかし、卒業セレモニーの案内が後日あった。職場も感染症には留意する必要があるが、県内より人口比で感染者の多い地域以外は届出も出さずに行ってもいい(不要不急でなければ)との事で自分にとっては絶対にその時その場所じゃなきゃ嫌だと思ったから、受付が始まる前からホテルと飛行機を取った。推しメンを送り出すその舞台に立ちたいと強く願ったから。結果は当選だった。最初は喜びの感情しかなかったが徐々に仲良しな推し仲間の人達のツイートを見てると落選の文字がたくさん並んでいた。自分よりもたくさんその人のことを考えてて、ずっと長い時間を共にしてきている人達が外れてしまっている状況を見て心苦しかった。しかも当選した人の中には卒業発表した途端に急に善人ぶって「○○の勇姿見届けます」とか言って全然違うメンバーを推してる人がたくさん当たってる現状を見て苦しかった。別に行くなとは言わないけど、あなたの推しメンの出番ほぼ無いに等しいよ?とは思ったし、推しメン1人の舞台だったら絶対来ないよね?って思った。仲間たちの悲痛な叫びに何も力になれない自分が悔しかったし、自分が当たっても良かったのかなんて思った。歴も浅いし、ずっとライブにも行けなかった自分が。

とにかく今自分にできることは一生懸命推しメンを応援する事しかできないし、ライブ中はずっと推しメンのことを見続けて脳裏に焼き付けることだ。泣いちゃって最後の言葉も聴けないなんて事のないようにオレンジと紫に染まった景色を推しメンに見せたいし、行けなかった仲間たちの分まで自分達はここにいるし、何があってもずっと心から支えるし、味方であり続けると主張し続けたい。


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