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Londonの朝

Londonは、いま、4時半をまわったところ。



昨夜まで、すんごい疲れてたはずで、実際、布団に入ったら最後、泥のように眠ってしまった。

でも、さっき、トイレに行きたくなって起きたら。
外はまだ暗いのに、鳥が、鳴いている。 

楽しそう。。。

布団にもどってから、眠たさで、しばらくは目を瞑ってじっとしてた。
そうしたら、、、
からだの細胞たちが、
おはよーーー!!!!!
って、もう騒ぎだしてるのがわかった。

ここに到着するまでの道中も、まぁいろいろあった。
でも、わたしが不安に思っていたことは、ほぼ、そのとおりにはならなかった。
むしろ、想像してもなかったくらい、"事" はスムーズだったし、"よろこび" は、雪崩のように起き続けてる。

入国手続きなんて、いつ、こんなに簡単になったんでしょう。
日本国籍なら、顔とパスポートで一瞬で終わるし、会話の時間がないのが、なんだか寂しいくらいだった。


逆に、頭で不安なことを想像しすぎるがゆえに準備や遠慮をしたことたちは、それが重たさになって、わたしの体をかたくして、心も疲れさせてしまった。

体の動きも、10分の1以下以上になる。
その不安たちが、結局、思考の鋭さを奪い、ものごとを滞らせる。


一日前、乗り継ぎの香港国際空港で、10時間過ごして、夜を明かした。
これだけは本気で辛かったので、もう2度とやりたくない。
でも、自分で自分を疲れさせてしまっていることに、そのときに気づけてよかった。

特に嬉しかったのは、飛び上がりそうになるくらい、機内食が美味しかったこと。
それから、人の、深くあたたかい優しさとユーモアに、次から次へと出逢い、導かれてきたということ。


すっかり、目が覚めた。


どうやら、わたしの体の中の時計は、また、おかしくなってきてる。
というか、本来、持っている必要がないものに、もう、どんどん気づいていってしまう。


それが、怖いことでもある。

でも、不安な自分とともにさ。
鳥や木や、この空間に、もう少し、少しずつと、委ねてみようかな。



空が、明るくなってきた。


あなたという神と、わたしという神へ、ありがとう♡