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コロナ対策やってみた:上演編その1

昨年の夏から ず〜〜っとコロナ対策をやっている気がする。

コロナ対策あれこれ

ワークショップで使う【鳥かご劇場】を皮切りに、
8月 うたのたね
10月 ふわふわ山の音楽会
11月 ないたあかおに
12月 とんだトロップ
そして1月 ベイビーミニシアター二作品

演目によって「何を最重要とするか」が違うので、演目ごとの対策。
で、山の音楽舎のコロナ対策で 一番大がかりになったのが、
先月から取り組んだ ベイビーミニシアターだった。

ミニシアターなんだけど・・・

ベイビーミニシアターは「ミニシアター」なので、
『トランク一個で でかけていくよ!』というスタンスの
児演協制作の15分の小品なのだが、
コロナ禍で上演するには、会場の消毒一つとっても 一人で伺って〜〜〜では
やりようがない。

それなら 多少人手がかかっても、
飛沫を気にせず、
いつもの至近距離・・・まではいかなくても
ベイビーが見やすい距離で できる方法を考えようよ
ということで 考案したのが【タープシアター】でした。

【タープシアター】

「なんでも工夫やで」と、
日々の暮らしを猛烈に工夫しながら暮らしている まさこさんに、
「いや、ようやるな、あんたら」
と言わしめた(!?)ここまでの あれこれ。
果たして参加してくださった方々には どう映るのか・・・
ドキドキしながらの 初日となりました。

初日は武蔵野スイングホール(児演協主催 東京都福祉保健財団助成事業)。

写真2縮小

写真だと、どうにもよくわからないと思うのですが〜〜〜(笑)

写真4縮小

前面に アクリル板を張ったタープを4台立てて、
その間に アクリル板をはめ込み、
円形にし、
その中で演じる、という構造になっています。

歌わなくても飛沫は飛ぶ

この半年、「歌うと飛沫が飛ぶ」問題で 苦戦してきているのだけれど、
「歌わなければ飛沫は飛ばないのか?」というと、そうではない。

この演目は、ダンスなので「歌わない」のだけれど、
当然呼吸はするわけで・・・
飛沫は飛ぶよねぇ・・・
じゃ 距離を取る?
いや、至近距離での上演は手放せないよね・・・
じゃ 遮断か・・・

ということで、遮断するためにこのスタイルになりました。

上演してみて

ちょっと ものものしいよね・・・
近くで出会える・・とはいえ、アクリル板越しだしね・・・
と思いつつでしたが、

ロビーの前説で
「今回は、コロナ対策の特別装置で・・・」と前置きをして、
おててつないで靴ぬいで、会場に入った親子の人たちから
「おぉ〜〜」と声があがり・・・

ソーシャルディスタンスに なれてきている私たちではありますが、
やはり至近距離での出会いは、嬉しい💕

もちろん、こどもたちが前に行きそうになり、
〜〜〜さすがアクリル板!
稽古中、出演者が激突するシーンもあるくらい透明度は抜群でした💦〜〜〜
そこを お母さんが止めてくださって・・・
あぁ〜〜ほんとに残念。
これ普通だったら、出演者のすぐとなりに座り込んで
一緒に遊ぶ “ 楽し〜〜いシーン ” になるところだよね・・・と
落ち込みそうになる瞬間は 多々ありますが、
そこはお母さんたちの、
「こんな時期によく上演してくれました。ありがとう」という言葉で
鼓舞することにして、明日に向かうことにいたしましょう。

アクリル板越しではありますが、
ベイビーたちの つぶらな瞳と
猛烈な集中力に出会うことができたことに 感謝して。

【タープシアター】は いろいろバリエーションができて、楽しい!!
【タープシアターその2】のベイビーミニシアター「あるく」については
また今度🌱

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