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コロナ禍でのわらべうたを考える その1

ワークショップ再開

昨年6月頃から徐々に再開したワークショップ。

「対面の遊びは どうします?」
「手をつなぐのは OKですかね?」
「あぷっ(にらめっこ)は さすがに やめておきましょうか・・・」

再開にあたっての打ち合わせが 続く。
このころは、朝・昼・夕と 一日三件 zoomミーティング・・・みたいな日も
あったなぁ〜。

とにかく再開! とスタートしてみると、なるほどなるほど。
保育園は ほんとに大変な現場だ。
園それぞれの空間条件なども違うので、
それぞれの園のルールに従いながら、
先生方と連携しながら、
今、この時に こどもたちに何を手渡していくのか、を 考え続ける8ヶ月だった。

まずは仕分け

最初の作業は、例年 この時期にやってる遊びを仕分けること。

例年通り【やる遊び】と、
コロナ対策で【寝かせる(やらない)遊び】
それから、園では【寝かせる】けど、絶対必要だから【お家で遊んでね】と
保護者に呼びかける遊び。

「♪ひ〜らいた ひ〜らいた 
な〜んの は〜なが ひ〜らいた〜・・・
・・・い〜つの ま〜にか つ〜〜ぼんだ 😵あっ・・・これは密だねぇ〜💦  

「♪いーしまーつ たーいまーつ・・・
・・・やーんやーの いん!」   あぁ〜 これも密になっちゃうねぇ〜💦

「♪ろーそーくの しんまーきー・・・」 あぁ〜〜〜これこそ密だねぇ〜💦

密を避ける

やれる遊びはなんなのよ?
みたいに なっちゃいそうな流れを、
「いやいや先生、(コロナのことは)まだ わからないことだらけだから、
まずは用心しながら 大丈夫そうな遊びから 始めましょうよ」と、
今まで やってなかったわらべうたや表現遊びなども交えながら、
トライすること数ヶ月。

するとだんだん
やっぱりあの遊びはやりたい!
この遊びはどうか?
と先生方から提案が出るようになり・・・

ですよねぇ〜〜
では、ちょっと工夫してやってみます?
となり、

食事パネルを 間に挟んで にらめっこしたり
ビニールシート越しで 表現遊びをしたり・・・

これらの工夫は もちろん楽しいんだけど、
それでもやっぱり だんだんしんどくなってきて、
10月頃からは、
「そうだよ! 外! 外! 外でやろ! 」
となり、
幼児のワークはオール外!
いやぁ〜〜〜この年になって、この寒い中、
こどもたちと走り回る日が来ようとは!

外! 外! 外でやろ!


本格的に寒くなってきても「園庭で!」
雨上がりで 園庭ぬかるんでても「やっぱり外で!!」
曇ってて 今日はかなり寒いよぉ〜〜〜という日も「もちろん外で!!!」

いやぁ〜〜 先生方
ほんとに たくましい!!

外でも配慮は必要だけど、室内に比べると俄然のびのび。
ま、元々外で遊ぶ遊びが半分なわけだから、楽しいのは当然!
私が寒いだけ(笑)
おかげで 風邪一つひかず、2月までたどり着きました。

てらんさん

そんな2月のある日のこと

雲に隠れている おひさまに
「て〜らんさん て〜らんさん!」と呼びかけて歌っていたら、
だんだん だんだん顔出して・・・とはうまくいかず(笑)
あきらめて、違う遊びをしていたら、
ぱっと顔出すおてんとさん!
すると こどもたち、「わぁ〜〜〜! 顔出した〜〜〜!!」と大喜び😊

寒空も もうちょっと。
花粉症が怖いけど、もう一息がんばろう〜〜〜🌻

2 かえる 腕組み


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