ちょうどいい風邪

真夏のピークが去った。
天気はずっと不安定。
普段、テレビで天気予報なんて見ないのでよくゲリラ豪雨に打たれる。折りたたみ傘くらい持っとけばいいんだけどね。

忙しい毎日は割と好き。
バンドやってバイト行ってバーカンに立って、悪くない毎日だと思っている。
ただ、体は疲れてるみたいで、急に大爆発する。
アルバムを出したり、企画をしたり、最近はカロリーが高かったなぁ、と振り返ってみると思う。

先日、久々に''ただの風邪''をひいた。
朝起きると鼻がずるずる、喉がヒリヒリ。
乾いた咳が出るし、熱は37度台。
1週間前くらいから確かに体がもう無理だよ〜〜〜って
アピールしてるのは気づいてたけど、頑張んなきゃ行けない時だったから無視してた。ごめんね。

ところでこの風邪、すごく良い。
季節の移り変わりを告げる無害な体調不良。
もし小学生だったら学校休んでただろうな。
そこまでしんどくないけどなぁ、という小さな罪悪感を抱えながら病院に行って、全然消えない消しゴムとか、ポケモンのシールとかもらって、
家でぼーっと笑っていいともとか見てただろうな。
想像するだけで愛おしい。

頭はぼーっとするし、鼻はグズグズだし、でもそれが心地よくて、バイト早退して散歩とかしてみたり。
バイトの知り合いにはち合わせたらまずいかなぁ、とか思いながら。
ちなみにその状態で行ったスタジオ練はろくでもないことになった。すんません。

気づいたら季節が移り変わったのは虚しい。
まだあっついけど、雨とか空とか風とかはもう秋。
夏はあんまり楽しめなかったな。

今から夏取り戻せるかなぁ。
1人でどこまで秋楽しめるかなぁ。
冬はどんな鍋食べようかなぁ。
みんなたまには遊んでくれるかなぁ。
落ち込んでどうしようもない時もあるけど、
それはそれで、その時考えようと今は思っている。