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スピるつもりは、特別には ないのです。

私のスピリチュアル愛好歴は、23~25年未満です。
当時の職場の上司がスピリチュアル好きで、出張か何かの夕食の席で数人で「幽霊話」に花を咲かせたときがきっかけでした。


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私は、今思うとあれは何だったのか?という体験が自宅でありまして
小学校の中学年の当時、土曜日は半日で帰宅となるため、自宅で母の作る料理を中学生の兄と3人で囲んでいました。
私は途中、トイレに行き 用を足しているとき、扉が静かに10cm程空くのです。
兄が我慢の限界を迎えて開けたのかと思い、
「入っているの知ってて、なんであけるのよぉ!!!」と文句を言い、
160cmほどの位置に見える目に向かって文句を言いました。

食卓でテレビを見ながら食事する兄に当然改めて文句を言いました。

兄と母は、互いに顔を見合わせて
怪訝そうに私に言うのです。

「お兄ちゃん、ずっと、ここにいたけど。」
「なんか叫んでいるっ?!て思ってた・・・どうした?」

私は「・・・だって、さっき、トイレ開けて覗くから・・・」

実家はマンション。家の扉には鍵とチェーンがかかり
外部から誰かが入り込むことはできない間取り。

目が、確かに目が。
私を見下ろして見つめる二つの瞳があったのに。

そういえば、目の印象しか残っていない。

あれは・・・いったい・・・???

「ほら、お蕎麦伸びちゃうから。食べちゃいなさい」
母にうながされて、食事を再開する私は
腑に落ちない気分のまま、日々の流れの中で
そんなことを忘れて大人になりました。

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出張時の夕食の席で、ふとそんなことを思い出して
上司と同僚に、話のネタ程度になればと
軽い気持ちでそんな思い出話をしたのです。


「・・・それ、守護存在じゃないかな」
「きっとそうです。ひとりに3体は最低でも守護存在っているんですよね」

・・・な? なんなの??? この二人の前のめりな勢いは。

上司は高校生までクリスチャンスクールに通っていた経歴。
同僚は「普通にオーラとか見えるんですよ・・・」
そう、あっけらかんとしている。

「幽霊とかそういうものではなく?」

私がドキドキとしながら質問をする。

「怖い感じした?」

「いえ・・・ 兄かと思っていたくらいで。
 ただ、遠慮しろって、子供心に思ったけれど
 目しか見えなかったのが 不思議で仕方なくて。」

「心配だったんじゃない?守護さん。
 当時心配事とか、なにかあったりたか、思い出せない?」


そういえば、ちょうど都内から近域の県に引っ越して
宿題の多さに躓いて、学校に行けないって親に泣きついたっけ。

「それだよ。君の事が心配で
 つい普段しないようなアプローチしたんだと思うよ。
 その守護さん、きっと今もいるし、ここにも来ていると思う」

「そうですよね。なんか、この辺り、色が違いますよ。
 守護さんのエネルギーが
 オーラに混じっているが変わっているんだと思います」


私は、この二人の影響を受けて、
宗教とは違う意味で、見えない世界の在り方や
そこに住まう住人達の与えてくれる恩恵を
身近にしながら生きることを学びました。


スピリチュアルというと、
頭のヤバイ連中のたわごとで
新興宗教の一歩手前位にポジショニングされて
世の中では「危険視(苦笑)」されているようですが

本当のスピリチュアルは
「精神性」であり
「真理」であり
「豊かな世界と宇宙」を自分の中中見出していく
穏やかで押しつけがましいところが一切ないものです。


・・・スピるつもりは、特別無いのですけれども、ね(笑)

ちょっと、言いたくなってしまいました。

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