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2023年2月北陸ゲーセン&グルメ巡り旅

旅のきっかけ

まず旅のきっかけとして以下のようなことがありました。
1. JR東日本の北陸旅行キャンペーンで最寄の駅に蟹の絵が貼りまくられていた(しかし、メインの旅行手段は北陸新幹線ではなくJALでした。普段、毎日JR線使っているので許してください)

北陸に行きたくなったきっかけのJRのポスター

2. 知人より北陸に音ゲー行脚(全国すべての都道府県を回るとコンプリートできる)するという話を聞く
3. 以前より北陸に行きたいとは思っていた
4. 4月に消滅してしまう有給が残っている
5. 2月は比較的仕事が落ち着いている
6. 私が北陸には一度も行ったことがない

というわけで、有給休暇2日取得して(初日は日曜日)、知人の音ゲー行脚に便乗して旅行に行くことにしました。

どのゲームかはこの記事の最後に明かします。

0日目 東京23区内でも羽田空港は遠い

飛行機が午前8時代と早い便で住まいから、羽田空港は1時間ほどかかるので、知人運営の蒲田のシェアハウスに前泊しました。

1日目 石川県のデートスポットと富山の不思議なホテル

羽田空港から石川県の小松空港へ。フライト時間が48分と短く驚きました。機内でお手洗いに行ける時間が10分しかなかったくらいでした。
小松空港着後、レンタカーにて金沢市内に移動しました。

到着したところ現地は雨でした。兼六園に行った後、金沢21世紀美術館に行きました。この日は日曜日だったのもあり、デートと思われる若いカップルがたくさんいました。甘酸っぱい雰囲気にあふれていました。うらやましい。

金沢21世紀美術館の建物の前にある謎のオブジェ

この美術館は特徴的な建物でおしゃれなデートスポットなのだと思われます。東京生まれ東京在住という変なプライドが邪魔をして、どうせしょぼいんだろと思っていた自分に反省しました。

気温は高めだったものの、天候が雨が強めで降ったり止んだりという状況で、外を街歩き的に散歩するのは断念することになりました。

1日目の宿泊地は、Twitterで見つけた昨年(2022年12月)にオープンしたセカイホテルでした。富山県高岡市は藤子不二雄先生お二方が小学校時代に出会った土地で、ホテルは藤子・F・不二雄先生が通っていた書店の跡地とのことでした。

古い建物ですが、あえて階段部分はきれいにリフォームせず残しているよう
ドラえもんなど藤子・F・不二雄先生の原稿が貼られている
現在のセカイホテル外観

地元、高岡の人との交流を勧めてくれたのだけど、地元の人に話しかけてコミュニケーションを取るのはなかなか難しく、いつも知人と東京で飲んでいるのと変わらない雰囲気になってしまったのは少し残念でした。知人は私とは違って人見知りしないタイプなので、それでも話しかけづらかったのかと思います。
でも、食べ物(特に海産物)は美味しかったです。

お刺身おいしい
牡蠣の焼いたやつ。ウマウマ
おでーん

食事:
居酒屋 たかまさ
高岡大衆酒場

たかまさの営業時間が22時までということで、もう1店舗ないか探して、駅の方に向かってみると繁華街がありました。無料案内所が複数あり、スナックも多くありました(ただしスナックに関しては時間なのか営業してないお店が多かったです)。男性の遊び場的なエリアなのかと思いました。

ちなみに、セカイホテルの支配人は大学時代東京に住んでいたそうで、いつも前を通るスーパーマーケットの前の居酒屋がA先生の行きつけだったと伺いました。近いうちに伺おうと思っています。ちなみに行きつけのお店(第二力酒蔵)の件は東京の中野区報に詳しいので読んでみてください。

中野駅北口からすぐの藤子不二雄A先生行きつけだったお店「第二力酒蔵」

宿泊地:セカイホテル(高岡)
参考:【まるっと中野】中野人インタビュー 「第二力酒蔵」黒田店長が語る藤子不二雄Aさん

2日目 メロンパンとカニと船と路面電車と盛りだくさんな一日

チェックアウト後、セカイホテルの目の前のメロンパン屋で軽食をとりました。ご存じの方もいるかと思いますが、メロンパンはドラえもんの妹のドラミちゃんの大好物です。その時の焼き具合が店主さんには納得行かなかったみたいだけど、焼き立てでおいしかったです。

軽食:世界で2番めにおいしい焼きたてメロンパンアイス高岡店

メロンパン。焼いたものに好きなものを挟んでくれる


その後、私の希望で万葉線(路面電車)で終点まで(だいたい40分くらいで片道400円)いきました。万葉線は15分に1本の運行でした。運転手さんは女性も複数いました。途中で万葉線の事務所があるのでそこで運転手を交代します。ドラえもんトラムがあり、すれ違いで見ることができました。

ドラえもんトラム(越ノ潟電停にて)

両替をする機械(というか入れ物)が運転手さんの手動なのがユニークでした。自分で絵で解説してみましたが、わかりにくいかと思うので参考URLを添付します。

ワンマン運転なので終点まで行ったら運転手さんがこれを持って移動する
1枚目の画像の両替機をセットする


下記参照記事は13年前のものですがまだ同様のものが使われていました。
参考:猫電車日記

終点の越ノ潟(こしのかた)までいったものの、港でこれと行って見るものがなく途方にくれていたところ、県営の渡船があり、運行本数は1時間に1本でした。運良く10分後くらいにくるようなので、乗ってみることにしました。知人は県営渡船が気に入ったようでえらくテンションが上っていました。

県営渡船
県営渡船からの眺め

県営渡船は悪天候時は欠航になるらしく、その場合は代替タクシーが24時間体制で運行しています。人が少ない時間は30分前に事前連絡が必要とはいえ、深夜でも運行しているのはすごいなと思いました。

県営渡船は観光目的というよりは地元の人の生活の足のようで、地元の高校生が乗っているのを見かけました。下記の地図によると離島ではなく、海を船で渡るほうが早いため船が運行されているようです。県営渡船を降りたあとは新湊大橋沿いに歩道があるとのことで、そちらを歩きました。

地図上、越ノ潟フェリーとあるのが県営渡船です
新湊大橋の歩道

あまり観光地化されていない印象でしたが、案内看板を見つけたので、新湊きっときと市場というところに寄りました。そうすると、丁度茹で上がったカニに遭遇しました。12:30に競り落とされた新鮮なものだということでした。

カニが茹で上がったところ

1杯3500円。これを二人でシェアしました。半分で十分なくらいでした。レストランもありましたが、そこそこのお値段で2000円〜3000円程度でした。カニは茹でたてなので安くて激ウマでした。ちなみにカニのセリは予約制ですが、当日11時頃からきっときと市場で予約できるそうです。

茹で上がったカニを売るところ。配送もその場で食べるのも可能

セリは見学できませんでしたが、ちょうどいいタイミングで茹でたてのカニを食べられたのは本当に運が良かったです。

カニさん


食事:新湊きっときと市場

2日目はあわら温泉グランドホテルに宿泊。
チェックインが遅れたため、ホテルから車で10-15分程度の夜の東尋坊を見に行く予定が遅めの時間になってしまいました。東尋坊は本当に真っ暗でカーナビが動かなくなるというアクシデントに遭遇しました。

私の記憶の中の東尋坊の印象は昔のテレビドラマの火曜サスペンス劇場で止まっているらしく、それとはだいぶ違う印象でした。
夜なのであまり崖に近づくと危険(落下と不審者として警察通報される)と言うことで、撤退しました。

昼間は土産品店で賑わう東尋坊付近の商店街

公衆電話ボックスを見ると近隣の警察への連絡先や10円硬貨、テレホンカードが置いてありました。携帯電話など何も持たないで出てきた方に配慮しているのでしょう。電話ボックス内には自殺防止活動をしている方の新聞記事が貼られていました。当時65歳の方でした。

日付は11年前。この方は今お元気にされているのか心配になりました。きっとお元気だと信じて…。ここ最近、幼い頃から馴染みのある芸能人、有名人が多数亡くなったこともあり余計にそう思いました。
少し離れたところから見た電話ボックスは暗闇の中で不気味に光っていました(iPhoneの性能が良すぎてイマイチ分かりづらいですが)。

夜間の東尋坊付近の電話ボックス

実は、自●したい恋人ごっこをしたいというノリできました。もちろん冗談なのですが、カーナビの検索がつかなくなったり、ふとした木の写真を撮ったら顔の様に見えるなど不気味な出来事がいくつもありました。ほぼ周囲は真っ暗なため車の場所がわからなくなって焦りました。不謹慎なことを考え、ごめんなさい。

2日目は夜が遅くなってしまった関係で、近所のラーメン屋で食事をしました。他にも北陸地区で有名な8番ラーメンを食べましたが、このあたりのラーメンはとても野菜が多いです。ある意味健康的でした。東京だとあまり見かけないタイプのラーメンでした。
野菜が多いというと次郎系を思い浮かべますが、にんにくや脂の存在はあまり感じませんでした。もやしらーめんがメインのお店で揚げ物ドッサリのラーメンを食べる私です。

パーコー麺のようなラーメン。カロリー高そう!

実は2日目の宿泊地周辺のお店は一部やっていたのだけど、1日目同様、地元の人が泥酔して盛り上がっているところ(ちなみに当日は月曜日)に入って行きづらい雰囲気で断念しました。

昭和の頃は温泉街にストリップ劇場があると聞いていたけど、令和の世にも芦原温泉には一つだけありました。絶滅危惧種だし、珍しいから少し見たい気持ちもあったけど、女性の私には興味がそこまでそそられなかったです。

食事:なん・なん亭

小学生の時(昭和末期)に母方実家経営の会社旅行で行ったホテル(鬼怒川観光ホテルなど)に似ていて懐かしい気分になりました。昭和時代は親族で団体旅行にいくのがよくありました。平成1桁台前半くらいまで旅行はあった記憶があります。

あわら温泉グランドホテルは貸し切り風呂から男女混浴風呂、多くの風呂がありました。時間の関係で入れない場所もありましたが。

宿泊先:あわら温泉グランドホテル: https://awaragrandhotel.jp/

3日目 昼の東尋坊

10時にホテルをチェックアウトしました。

その後、またもや明るい東尋坊へ行きました。昼間の東尋坊は海が青くきれいでした。崖など夜には見えなかったものが見えました。江ノ島のような海沿いの海産物が売っている商店が並んでいました。

東尋坊付近の海はきれいだけど極寒
切り立った崖の東尋坊
東尋坊を撮る筆者

崖はやはり切り立った崖で片足にややしびれのある私にはあまり先に進む気になりませんでした。それと人を追い返すような強い風が吹いて来たのと、若干薄着だったため寒いのもあり、あまり先には進めなかったです。

飛行機の時間の関係であまり時間がなく、ゲーセン巡りがメインの3日目となりました。もちろん、8番ラーメンも食べました。

帰路も小松空港より羽田空港に戻りました。

石川名物8番ラーメン

食事:8番ラーメン:https://www.hachiban.jp/

なんのゲームをやっていたの?

知人が夢中になっているゲームはmaimai でらっくす FESTiVALです。SEGAのゲームでサービス開始から10年ほどになるそうです。私もまだ1ヶ月とちょっとくらいですがプレイしています。

この旅で5箇所ほどのゲームセンターをまわりました。ある場所では地元のゲーマーの女性と4人でプレイもしました。

プレイして回っていたせいか、プレイ結果の画像しかなかったので、外観をアップします。

洗濯機みたいなゲームと言われているらしい

長文の旅行記をお読みいただきありがとうございました。カニは本当においしいのでぜひ行ってみてください!


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