Bリーグ第31節滋賀戦を終えて

何が起きた。

4月3日土曜日、僕はその日別で予定があり、翌日の4日日曜日に現地観戦の予定でした。

予定も終わり、帰路につきながら、いつも通りTwitterで速報を追う。39-33。京都リードで前半を折り返す。滋賀との試合は競るだろうと思っていたため、リードを持って折り返したのはよかったと思いながら、さらに帰りのバス停へ向けて歩く。

もう少しでバス停。というところで、信号が赤に。もう一度Twitterを開く。速報を追う。
目を疑った。51-72…。滋賀のリード。
いつもであれば、バスや電車の車内ではバスケを見ながら過ごす。
この日はそんな気持ちにならなかった。

結局試合は、65-93で終了。
19-20シーズンの秋田戦で、40-82みたいな試合を現地で見ていたので、そんな試合もあることは分かっていた。にしても、この負けは久しぶりに耐えられるものではなかった。

『長いシーズンの中の1試合』
そう考えれば、そうかもしれない。
選手やコーチなどがそんな考えを持っていないことは間違いないと思う。
でも、この試合の結果だけ見ると、そう考えているのかもしれないと思ってしまう。

僕は、大体のホームゲームは観戦に行く事が多い。
土日が休みの仕事をして、家からホームアリーナまで自転車で20分〜30分の距離。それぐらい、手軽な感覚でゲーム観戦を消費している。

しかし、会場に足を運ぶ人全員がそのような人ではない。
何度も観戦に来ている人だけでなく、その日に初めて生でバスケを観る人もいる。そんな人たちが、こんな試合を見たら、もう一度来たい。と思うことができるでしょうか?

京都は意外と広い。ホームアリーナも京都市にある。
宇治、福知山、亀岡など比較的まだ京都市に近い人は、そこまで苦労せずに来ることができる。でも、たとえば舞鶴や宮津などから来るとしたら、おそらく宿泊する方が多いのではないか。ワクワクを抱え、実際に見た試合がこれは、かなり気持ち的に堪えると思う。

今節は、入場者数で苦戦する京都には珍しく、完売に近いチケットの売れ行きであった。それだけ、好ゲームになることを信じて観戦に来る人が多かったのだろう。

僕が観に行った2日目は勝ちをおさめて無事終了

その時に後ろに座った男性の言葉が心に残ったので、その言葉で終わろうと思う。

『昨日ボロ負けしたチームが今日勝てるん?』

ごもっともだと思った。

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