ねこねこねこ

さっきの記事で、長女猫と長男猫が立て続けに亡くなった話を書いたけど。

実は不思議なタイミングで、次男と三男猫が今は我が家にいるのでした。

長女猫は15歳で老衰で亡くなり。長男猫は11歳で病気で亡くなってしまいました。長女猫は、もうそろそろ年齢的にも覚悟していかねばと常に思っていたので、ある程度の心構えはできていたのですが。(それでも、しんど過ぎた)長男猫は、心構えが整わないままに、とにかく覚悟を決めるしかないといった感じでした。長女猫が亡くなってから、1年ほどで長男猫が亡くなっちゃったから、余計にしんどかった。という、流れなのですが。

そんな中で、本当に不思議なタイミングにやって来てくれたのが、次男猫と三男猫でした。

次男猫は、長女猫が亡くなってから元気になれない私を心配して、母が連れて行ってくれた保護施設で出会った、立ち耳のスコティッシュフォールド。施設の中でとびきり可愛く見えて、その子にしか目がいかなくなってしまったのでした。長女猫を亡くして1ヶ月ほどだったので、気持ち的にはまだまだ新しい子をお迎えする気にもなれなかったけれど、母は母なりに、「家族がどんどんと減っていってしまう」という流れに危機を感じていて、その流れを止めるという思いもあって、そのスコティッシュくんをお迎えしました。

全く動じない、猫らしからぬ性格をした賢いスコティッシュは、それまで流れていた我が家の空気を一気に変えてくれました。家族の笑顔もまた増えていく切っ掛けにもなり、家への馴染み方もおかしいくらい早くて、来るべくして来てくれた子なんだなと思いました(笑)

そして次男猫をお迎えした半年後くらいに、再び同じ保護施設に何気なしに、動物と触れ合うことを目的に向かいました。(カフェ経営もされている施設なので、お茶を飲みながら触れ合える施設になっています)

その時に出会ったのが、三男猫のベンガルくん。昔からベンガルに憧れていた私は、またもや一目惚れをしてしまったのでした。その時はまだ長男猫も元気だったし、半年前に次男猫のスコティッシュを受け入れたばかりだったため、ベンガルはお迎え難しい…とめちゃくちゃ悩んだのですが、ベンガルへの憧れとその子の可愛さ美しさが忘れられず、悩みに悩んだ結果、お迎えを決意。縁があったのか、彼もまた我が家へとやってきてくれました。

そして、三男をお迎えしてすぐのこと。長男猫に病気が見つかり、治療に翻弄される日々を送りました。最後の最後まで、長男猫と共に生ききりましたが、最愛の長男猫は息を引き取りました。

宝物だった我が子達が、2匹とも突然一気に居なくなってしまい、私の心には大きすぎる穴が開きかけていたのですが、偶然とも言える不思議なタイミングで、我が家にやって来てくれていた次男と三男猫達が居てくれたお陰で、悲しみに溺れすぎずに元気に居られています。

次男と三男猫達はやんちゃすぎて。毎日が大変で。それがまた、悲しみに浸りすぎないで居られてよかったのかもしれない。最近になって思うことは、次男猫と三男猫に出会わせてくれたのは、あの子達だったのかもしれない。

あの子達に、毎日のように私は言っていました。
「君たちが居なくなってしまったら、私は生きていけない。だからお願いだから、ずっと傍に居てね。」なんて。無理なお願いを、ずっとずっと言ってました。それを聞く度に、長女猫も長男猫も、馬鹿なこと言ってんなーって顔をして見てきていたのがいい思い出でもあるのだけど(笑)

でも、だからきっと、優しかった彼等が出会わせて、置いていってくれた宝物の子達なんだろうと思って、今も楽しく猫達と過ごしていられてます。

今の子達があのタイミングで居なかったら、私は多分もっとやばい事になっていた気がします。なんて、ペットと共に過ごすこと、生きていくことって別れの繰り返しなのは分かっているのだけども。だからこそ、新たな宝物に出会うことが怖くもなって、お迎えするべきか2匹とも、とても悩みました。

でも、その上でお迎えする事を決めた自分を信じて、我が家に来てくれた子達の事を大切に大切にしていこうと思うのです。

長女と長男猫達との日々は、幸せしかなかった大切な日々だったから。次男三男猫達ともまた、その幸せな日々を重ねて、大切をまた増やしていこうと思います。そして、あの子達や今の子達の飼い主にさせて貰えたこたが、幸せで堪らない

猫は私に幸せをくれる生き物です。

右が次男猫、左が三男猫
いつまでも最愛の長女猫と長男猫

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