匂いだな

身近で誰かいなくなるたびに、それわたしが代わりに引き受けたいのにな〜って思う。

で、この感覚とか、私の匂いを嗅げるひとがいる。死生観に関する私の匂い。すごいよね。毎日会ってるわけでもないのに。

私の身体的な特徴でそれがあるのは横に置くとして(知ってる人はごめんだけどそれもワシなので一つよろしくお願いしたい)、私は元気に人に会っているときにも散りそうな顔してんのかと思うと反省すべきなのかと思ったが、案外私みたいなやつはずっと散らなかったりするんだよね。綺麗な人ほどパッと散っちゃう。

ワシ


私の思う死んでもいい、は今すぐ死んでやる!ではなくて「まあ今日死んでも構わんけども、」の程度。絶望感が理由ではなく、投げ出したいでもなく、この先に強烈な夢や希望ややりたいことを持っていないから。もう幸せで満足したから。明日私がいなくても私は構わないから。それだけなんだけど、やりたいことが沢山ある人には私の「まあ今日死んでも構わんけども、」は分かりにくいらしい。

そういう感覚の、この匂いを、察知して腐すわけでもなく「そういう人」として付き合いをすることができる人が身近にいるのはありがたいな、と思った。案外、絶対生きるマンと明日死んでもいいマンは共存できるんだね。

桜と死生観ってどうして隣り合わせなのかね、
私は春がとても苦手なのは、多分これのせいな気がする。


おわり

私がニコニコで暮らせます。