イタリア本場のパスタに期待するな!
こんにちは🍔
アイデンティティの崩壊が近いです。龍斗です。
やっぱり日本語話せないのが辛い。
お喋り好きにとって自由に話せないのはストレスしか溜まらない。いつもなら独り言で解消できるけど、ドミトリーだと他に人がいるので独り言もできないから頭の中がぱんぱんになってく。
noteに書くことでギリギリ保ててる説がある。
しかも日本語とかいう世界で一番面白い言語を捨てて英語とかいうしょーもな言語がメインになるのが辛い。精神にガタがくる。
ということで現在はイタリアです。
一昨日の夜20:00くらいにローマに到着。
昨日の朝にローマからベネチアへ移動
今日は朝からベネチア→フィレンツェ→ピサ→ローマと云った感じで移動しています。現在3/3 9:00です。
一昨日にローマのレオナルドダヴィンチ空港に到着してからは急行を使って移動。
空港内に彫像があって、驚いた。
空港からはなんか赤い列車で移動。
ユーレイルパスだと15€かかるって書いてあったけど受付のねーちゃんに聞いたら払わないで行けるルートを教えてもらった。なんだこのクソアプリ。
写真に写ってるガキが開く扉に手を入れかけてて焦ったんだけど、母親がギリギリで止めてた。その後の母親の教育が言語は分からないけどニュアンス的に適当というか子供に全任せみたいな感じだった。通りで適当で自分本位な人間ばっかりになるんだなと思った。
そんなこんなでローマテルミニ駅に到着。表面は綺麗だけど駅の後ろ側とか横はクソ汚かった。
泊まったドミトリーはそんなテルミニ駅から歩いて5分程度のところ。
今までと違ったのは一つの建物内に複数のホテルが存在してた。
軒先に看板とかがなくて、郵便受けみたいなところにちょこっとあって分かりづらかった。それに気づけなかったら今もローマを彷徨っていたかも....
駅近で部屋広、シャワー+トイレは綺麗だった。
でも古い建物でガタが来てるのか、部屋に鍵はないわ、エントランスの鍵とシャワー+トイレの鍵が壊れてるとかで若干危ない。
その後は近くにある日本人御用達とネットにあったイタリアンへ。
実際、訪問した時にもあっし以外に3組くらいいた。というか出会う日本人2〜3人組なのなんなんすかね。1人なら話しかけられるのに。
ワインが安すぎる。ここはサイゼリアなのか?
まぁでもイタリアワインなので。うん。味はね。
そのまま22時くらいに就寝。
シーツは綺麗だったよ。
翌日は4時30分くらいに起床。
ベネチアに行くためになんたらエキスプレスに乗車。
ここでユーレイルパスのカスな所が出ました。こいつアプリ入れろって言ってくる癖にアプリで指定席の予約ができない欠陥品らしい。
馬鹿が。話が逸れるけど本当にヨーロッパで一番ストレス溜まってるのは移動手段の検索。ガチで不親切だしアプリの挙動きしょいし馬鹿が作ったんだろうなこのシステム。日本を見習ってほしい。時間にルーズとかいう言い訳もいらないから。
閑話休題
ユーレイルパスでの予約席の買い方が分からなかったので、電車に乗ってから車掌さんに購入したい旨を伝えると先頭車両近くのスタッフルームに案内されて、そこで購入。
15€とアプリにはあったけど請求されたのは23€。ゴネようかと思ったけど、イタリア人英語で話してくれないから聞き取れないので面倒くさいし手間賃として払った。
電車内はwifiと充電スポットがあるのでまぁまぁ快適。
というか海外、基本的に無料wifiがどこにでもあるの凄い。
誰かが日本のお店とかでQRコード注文やアプリの導入求めるならwifi置いとけって言ってたけどその意味がわかったわ。極貧旅行者はお店にwifiなかったら頼めねーわな。
ベネチアには定刻通り到着。
生憎の曇天模様。
水も青というよりは緑で若干キショかった。
駅から降りてすぐ目の前には水上バス乗り場が。
一日券が25€(四千円)。一回乗るので9€(千五百円)。
......
歩きます。
これベネチア行く人への㊙️情報なんですけど靴はグリップが生きてるやつを履いて行きましょう。
儂の運動靴は靴の裏が真っ平らになってしまっていて1人でずっと滑ってた。
床がツルツルした石なのでマジで滑ります。今強盗にあったら追いかけられないなと思うくらい。
道は狭くて入り組んでいた。
面白いのが少し歩くとすぐ教会にぶつかる。
右も左も教会。
ここで祈ったら特典あります。みたいな競争あんのかな。
他にも芸術関連のアトリエや個展、博物館などがあって見るものには困らなかった。
中でも良かったのをいくつか紹介する。
特に良かったのはレオナルドダヴィンチ博物館。
1階は絵画のレプリカとその説明みたいな感じで微妙だけど2階がダヴィンチの考えた理論や装置を実際に触って理解できるスペースですごい良かった。
将来、ガキ連れてきたい。
その後は目的地に行くために橋渡しを利用。2€でマリオ氏が運んでくれる。
マリオ氏、タバコ吸いながら運転しててハードボイルドだった。
ビビりなのでめっちゃしっかり船を掴んでたら同乗者に笑われた。突き落とすぞ。
そんなこんなで広場を通り抜けて1番の目的である サン・ジョルジョ・マジョーレ教会へ。
ジョジョの奇妙な冒険第五部の聖地巡礼ですね。がっつりと。
ボス初登場兼フーゴ離脱の場所。
フーゴ真似して写真撮りたかったけど撮ってくれる人がいなかった。無情。
割としっかり聖地巡礼できて驚いた。ただエレベーターは全面ガラス張りだったのでボスみたいな真似はできないなと。後地下には行けなかった。
エレベーターに一緒に乗り合わせたのは日本人の女の子2人。うるさすぎる。話しかけられなくて助かった。切に。
鐘楼の上からの景色は高くて怖かった。
曇天なこともあって絶景とまではいかないが、統一感のある建物の感じや所々に歴史を感じる教会が見えて6€払った甲斐はあった。
降りるためにエレベーターのボタンを押したタイミングで丁度12時の鐘が鳴り響いた。鳴り響いたというよりは音響爆弾のボタンを間違えて押したのかと思って思わず声を出してしまった。鐘の真下というかほぼ中にいたらそうなるわな。
ちなみにDiskが隠されていたライオン像ですが、ベネチア駅前ではなく、サンマルコ広場という奥の方にあります。あとアホみたいに高いから隠せないわ。
サンマルコ広場近くには鐘楼と金ピカ「サンマルコ寺院」、「ドゥカーレ宮殿」がある。
鐘楼は10€サンマルコ寺院は5€+museumが7€
ドゥカーレ宮殿は20€だったかな。ドゥカーレ宮殿の横には監獄があり、それを繋ぐのがかの有名なため息橋だ。男女がその下で告白すると成就するんだっけ。橋の下は川で結構な頻度でゴンドラが通っていた。
ちなみにゴンドラは30min〜2hくらいで100€くらいだったかな。あまりに関係なくて値段見てなかった。、
でその監獄よ。そこにはドゥカーレ宮殿の見学コースから行くこともできるのと別の入り口から入ることができる。そこは処刑博物館。過去の処刑に使われた器具のレプリカと監獄を見ることができる博物館だ。10€。割としっかりグロくて。昼食前に見るのは失敗だったかも。
木馬とかギロチンの前進の器具とかいろいろ。
面白くはあった。
地に汚れた歴史を見た後は昼食へ。
ベネチア全体的に高いので、ネットで前に行った人がここ以外あり得ない!みたいなこと言ってた店へ。
めっちゃ路地にあった。
「Trattoria alla Madonna」さん。
イカ墨パスタを注文。
ここで昨日の夜からあった違和感を如実に感じた。
「あまり美味しくないな。これ」
そう美味しくないのである。断っておくが不味くない。イカの食感と甘みを噛めば噛むほど感じられ、これでもかというイカ墨ソース。パスタも少し硬めで食べる内にソースと絡んでくる。
ただ味に奥行きがない。のっぺりしてる。個人的には塩味と旨味が足りない。前に母親が言っていた繊細な料理はないよ。日本のはとっても美味しい。という言葉を思い出した。
いやマジでそうだわ。これサイゼリアの方が美味しい。
というかこれには人種単位の味覚問題があるからしょうがない。
イギリス人のメイン人種であるアングロサクソン人には苦味を感じる味蕾がないから他の国々からメシマズと言われるのは割と有名な話だが、そもそもアジア圏の味覚は非常に優秀であることが昨今の研究で判明している。らしい。
ソースと言えるほどじゃないけど分かりやすいから見てみてください。
そもそも日本には「旨味」という島国で発展した概念があり、出汁とか干物、発酵食品、世界全体で見ても食に対する姿勢は前のめりだ。というかキモい。蒸した豆を移動の途中で腐らしたからって食うな。岩場に張り付いてる海藻を纏めて乾かすな。
そういえば前にYouTuberのリュウジのワンパンペペロンチーノの時にもコンソメ入れてておどろいたけど、本場のパスタは淡白だみたいなこと言っててほへーってなったけどその通りだったわ。
そんなこんなで期待してた分肩透かしを喰らって若干不機嫌に。
機嫌にあわせるかのように雨まで降り始めてきた。キレそう。アポロン神の加護足りねーわ。
とりあえず雨宿り兼で先述のドゥカーレ宮殿へ。
宗教画や宮殿が機能していた当時の絵画、彫刻など芸術作品に加えてそもそも宮殿自体がでかいし、綺麗しで面白かった。俺の方がでかいけど。
そんなこんなで大体の寺院や博物館の閉まる16時前後に。大体見るところもなくなったので、Googleマップを眺めているとgreeceの文字が。よく見ると南東の方にgreece museumがあるじゃないか。しかも営業中。行くしかない思い、30分ほど歩いて向かった。
到着するもそれらしい建物は見つからない。
建物周辺をぐるりと回ると謎の看板が。
あの今2024年なんすけど.....
Googlemapも信用ならないことあるんやね。
ということでまたウロウロ。
誰かと旅行してたら気まずくなってたけど1人だから楽でいいね。寂しいけど。
そういえばと思い現金を下ろすためにATMへ。しかし手続きが完了してもお金もレシートも出てこない。もう一度チャレンジするもうんともすんとも言わない。エラーもしくはそもそも前提が違うのかと思ってその場を後にしたけど大丈夫かな。今のところはカードの使用残高にないから大丈夫だと思うけど.....
やることも無くなったので宿へ移動開始。宿はベネチアから本土に渡ってすぐの場所。電車で一駅だ。
帰り道見つけた、テイクアウトピザ屋4€でアホみたいなサイズが食える。注文した後電気釜で温めてくれるシステムだ。この段階ではイタリアへの信用がゼロになったのでなんも気にせず注文。電気釜だし、生地は薄いし、チーズは少ないけど期待してなかった分、美味しく感じた。貧乏学生はこういうのでいいんだよ。
帰る時には雲も晴れていて綺麗なベネチアだった。
総評としては見るところが少ないけど水の上の街という特別感があり、満足。
子供とかときたら楽しいかも。
本日の宿はa&h hotelっていう大きめのチェーン。調べたらいろんなところにあった。今までのゴミ溜めみたいなホテルと比べて非常に綺麗。建物自体がデカいので集客も多く、システムも簡略化、最適化されていて楽だった。
洗濯物などやること済ませて21時ごろに就寝。
翌日はフィレンツェ→ピサ→ローマなので早起きせねばね。
事件は23時頃に起きた。
気持ちよく寝ていた私の睡眠を阻害するかのように煌々と輝き始めたライト。
寝返りを打ち、自分の世界に引き篭もろうとするも肩を揺すられるではないか。
寝る直前に同部屋の男のいびきがうるさく、イヤホンをしていた私は飛び起きた。
イヤホンを外すとそこにはホテルの従業員とヨーロッパ系の顔立ちの男1人と女3人。全員20代前半のようだ。
冷静に分析しようとするも寝起きで動かない頭。何があったのか分からず焦る心臓。呼吸を落ち着かせながら話を聞くも、イタリア語。分からない。寝起きの動かない脳みそに炭酸水の刺激で喝を入れた。
拙い英語で話を聞くと、どうやら俺は部屋を間違えているらしい。
しかし渡された紙に記載されているルームナンバーは917。ルームキーでも扉は開いたので間違えてはいないと主張。
しかも残りのベットはこの部屋に1つしかないため、私が退いたとしても足りないのではないか。
そう思いながら話を聞くと、917は417の間違い。僕がルームキーを使ったタイミングでは扉は開いていた可能性。4人で二つのベットを使う。とのことだった。若干納得がいかないながらも寝起きのまま荷物を纏める。
ヨーロッパ系の美女や男前に謝られながらも部屋を移動。
とんだ1日の最後になってしまった。
字がきたねーんだよ。
全然今見ても9な気がする。でも確かにヨーロッパってこう書くのか。いや納得いかねーわ。馬鹿が。
というかベットを2人で使うの黙認するな。
今日のミュージック紹介(唐突)
ジャズ×ラップみたいな感じで良いです。
人生の先輩に教わった音楽なのでぜひ聴いてみてください。
後一応断っておくと文章の推敲はしてません。
推敲すると恥ずかしくなって削ってしまうことが多いので。
その時々のリビドーを大切にな。
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