見出し画像

ある日気づいたことは自分に継続力と集中力がないことだ。継続力とは何か一つの目標に向かってコツコツと何かを習慣としてやり続けることだ。そもそも習慣化して叶えたいものなど私にはないのだけれど。受験勉強だって別に毎日コツコツ一日何問とかそんなことをした覚えはない。だからそれを変えようと思って今は、肉体と精神と知性と社会性を鍛えるために、筋トレと瞑想、知らないことの調べ学習と友達とこまめに連絡していることを習慣にしている。特定のゴールに向かってやっているというよりは、自分の全体としてのベースアップを図っている。毎日の少しの時間を積み立てる形で刀を研いで、ここぞというときに踏ん張れるように力を蓄えている。

私には集中力がない。何かを集中的に時間と労力を投下して効果をだそうだとか結果を出すとかを意識したことがない。なんとなくダラダラいつもやっていた努力で今までなんとかなっていたから惰性でそうなっている。本当はいつもテストだったら80点を取るようなAランクを目指したい気持ちはあるけど労力が量がそこまで追いつかずBランク程度しかかけることができない。だから結局及第点ではあるけれど目覚ましい成果を出すことはない。及第点だから落第することはないけれど特にいいというわけではない。一夜漬けできない。みんな一夜漬けできるから短時間集中でドカンといい成績取れるけど私にはできない。一夜漬けなんてしなくても及第点は取れるから。そもそもいい成績取ろうなんて思っていないから。

そんなこんなでのらりくらりと生活していてあっという間に卒業の年まで来てしまった。特に後悔はない。なんて言ってしまうのは少し誇張しているぐらいには未練が全くないわけではないが。私の中でエクストリームを指向してしまうのは常に癖ではあるが。平均へと結局は回帰する。この流れをどうにかできないのだろうかと私はフラフラ思っている。なにかAランクの自分が納得いくまで突き詰めたものはできないのだろうかとしみじみ感じている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?