専攻3年間振り返り
いざ就職活動を始めようと思ったときに、どこへ行けばいいのか分からず立ちすくんでいる自分に気がついた。最終ゴールが分からないということ。ならば、自分は最初からどこを目指して歩いていたのだろうか。なんのために何を学んでいたのだろうか、この大学の3年間。
工学部の電気電子情報工学科に3年間いてわかったことは、その分野の中でも特に電気電子に興味がないということだった。全くハマらなかったし、正直つまらなかった。大して勉強もせずに面白さの是非を語るなというのさごもっともだが、大して勉強すらしようと思わないほど食指が動かなかった。
この3年間、打ち込んできた学問が自分にとっておもんなかったという、後ろめたくて認めがたい事実を受け入れることで前に進めると思うから断言する。
これからの社会は不透明だから手に職をつける理系の方が堅いという言葉を鵜呑みにして理工系に進んだ高校生時代の私。
理系に行って、もしダメだったら文転すればいい。その逆はできないからと思っていた私。
小中高と特に理数系の科目が得意という訳でもなく、自然科学に興味を持ってる訳でもない私。役に立つ立たないという基準で選ぶことの落とし穴。他人の軸にそのまんま乗っかる、踊らされているということの愚かさ。
理工系は確かに就職に強いがそもそもその分野に興味がなければ、対して勉強もせず中途半端なクオリティに仕上がる。戦うフィールドはあっていても戦闘力が上がらない。クオリティは高いが筋の悪い所で勝負しているのと対照的に。メソメソせずに図太く生きる。
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