美香姐さんの絶対使える!英会話 4 話せる文の作り方

あなたに必要な単語が分かったところで、さあ、話してみよう!といきたいところですが、いったいどう伝えればよいのか?
指差して「これ、これ」と言えば分かってもらえるでしょうが、それでは会話になっていませんね。
やはり単語の羅列ではなく、文章にして伝えたいと思うでしょう。
そこでおすすめするのが、

三、四語文 

です。


例えばレストランで「ワインが飲みたい」と言いたければ「I want to drink wine」となります。水なら「I want to drink water」鶏肉が食べたいなら「I want to eat chicken」。
動詞1つに対して後に続く名詞を「ワイン」「水」と変えていくだけで、いくらでもレパートリーは広がっていくのが分かりますね。

以上です。

え、これだけってどういうこと❓と思ったでしょう。でも本当にこれだけでいいのです。

英語にも日本語と同じようにいろんな文法や構文があり、関係詞で繋げて一文を長くしていく方法はありますが、私たち外国人にそんな流暢な英語は求められていません。むしろ、何がしたいのか、欲しいのかをハッキリ伝えることが肝心なのです。

希望を伝える機会は多いので、「〜したい」にあたる「I want to」もしくは、丁寧語の「I would like to」は覚えておくと便利でしょう。

あとはあなたの使う目的に合わせて「食べる」「持つ」「治す」「試す」などの動詞と目的語となる物の名前「デザート」「ペン」「腰痛」「スカート」を覚えるだけです。

意思疎通に必要なのは、完璧な文法英語ではなく、目的の明確さです。
だから
「私は赤い服が欲しいのだけれど、お手頃なものがある?」
と言いたい場合、
「私は赤い服が欲しい」
「お手頃な価格の服はありますか?」
と二文に分けて伝えれば、相手は必ず理解できるはずです。

何度も言いますが、私たちは外国人です。英語が流暢に話せなくて当たり前で、それを一生懸命使って話そうとすることは、素晴らしいことなのです。

もし万が一、英語が話せないと差別的な態度を取る人がいても、あなたが恥じることはありません。相手の了見が狭いだけで、そんな人間と関わらない!

これで英語が使える気になってきましたね。
次の章では、実践練習の方法をお教えしましょう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?