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【情強は知っている】知っておくと資産形成に役立つグラフ8つ

この記事は両学長の動画をまとめたものです。
https://www.youtube.com/watch?v=bZKxETMID9Y

①長期投資のパワー


バブルのど天井で日本株に投資を始めても、今はとっくにプラス

出典:J.P.Morgan ASSET MANAGEMENT

1990年、バブルのど天井で毎月1万円の積み立て投資を始めても、2022年現在、投資額384万円に対して資産額は741万円
→投資額の約1.92倍にまでお金が増えている

②政権が長く続くと株価にプラス

出典:J.P.Morgan ASSET MANAGEMENT

首相の在任期間が長いと、その首相の在任期間中、株価が伸びる傾向にある
投資家は長期安定政権を望む。政治が不安定になると、株価は伸びにくい

③企業利益は増え続けている

出典:J.P.Morgan ASSET MANAGEMENT

株価と企業の利益には強い相関関係がある。
緑色の線と、黒色の線の動きはほぼ連動している。
利益が増えれば株価が伸びる、利益が減れば株価が下がるという関係

④弱気相場の歴史

出典:J.P.Morgan ASSET MANAGEMENT

ITバブル崩壊ではピークから底値をつけるまでに2.5年かかり、50%弱も暴落した
弱き相場入りした場合、株価が底値をつけるのは、ピーク時から0.1~2.5年くらい

⑤過去、S&P500の強気相場1年目は平均43.2%のリターンを記録している

出典:J.P.Morgan ASSET MANAGEMENT

縦軸:強気相場の開始時点から、何%のリターンが出たかを示すパーセント
横軸:強気相場の開始時点から、ピークをつけるまでの年数

リーマンショック後、2009年から始まった強気相場は11年間続いた
→1年目のリターン:+68.6%

このグラフが教えてくれること
・強気相場開始1年目はかなり美味しい!※平均+43.2%の値上がり
・強気相場2年目は、1年目ほどは美味しくない※平均+13.5%の値上がり
・強気相場トータルの値上がり幅は、弱き相場の値下げ幅よりはるかに
 大きい
・強気相場は、弱き相場より長く続く傾向にある

⑥先進国の家系分布

出典:J.P.Morgan ASSET MANAGEMENT

米国では家計の金融資産のうち38%が株式
⇆日本では家計の金融資産のうち10%が株式
→欧米に比べて、リスク資産への投資が少ない

⑦長期分散投資の重要性

出典:J.P.Morgan ASSET MANAGEMENT

1985年以降のどこかで株式に投資した場合、1年間のリターンはどの年に投資を始めるかで-47%~+67%と幅がある
⇆20年間投資すれば、どの年に投資を始めてもリターンは+4%~+12%になる

1985年〜2021年のどこかで先進国株式に投資したと仮定
・1年間投資Ver.
→最悪の年に投資をスタート:1年後−47%
→最高の年に投資をスタート:1年後+67%
➡︎短期投資をする場合、いつ投資を始めたかが運命を分ける

・20年間投資Ver.
→最悪の年に投資をスタート:1年後+4%
→最高の年に投資をスタート:1年後+12%
➡︎いつ投資をスタートさせてもマイナスにはならなかった

⑧リタイアと資産運用

出典:J.P.Morgan ASSET MANAGEMENT

年齢:65歳からスタート
時期:2006年(金融危機の1年前)に投資を始める

状況1:65歳・総資産3000万からスタートで14万/月取り崩す(168万/年)
→82歳で資産がゼロになる
→18年しかもたない

状況2:先進国株式50%:先進国国債50%に投資した場合
→金融危機後、大暴落の影響で68歳頃に資産は1700万程度に目減り
→その後回復し、資産がゼロになることはない

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