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心の解体工事 その1

脱虚無!

どうしても、なんとしてでも、今の過ごし方や生活の仕方、モチベーションの在りかについて見直したいので、まずは現状の足枷になっているものたちについて解体工事を行いました。私えらい!すっきりほどいてやる!

今回のモヤモヤは、いつものそれと比べて複雑で情報量が多いなぁと感じたので、まずは頭と心の何がわかればスッキリするのか、何がひっかかっていそうか、を図解にしてみました。私やっぱりえらい!

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ざっくりこんな感じに。それぞれのステージ=〇を意識しつつ中身の情報を書き出しながらゴールに行きつくこととします。というか手書きノートにてすでにその作業が終了しているので、その取っ散らかったモノたちを収束させるためにnoteをポチポチしています。

今までいろんな思考整理術や自分見直し術について聞いてきましたが、今回はその型や理論やらを一旦無視し、思うがままに、ペンが走るままに、思考が進むままにやってみました。想像以上に暴走した自分が怖かったです。

役立つことを、したいわけじゃない

まず、近頃のなぎさの心境はざっとこんな感じです。

・仕事、プライベートに関わらずモチベーションがほぼ0
・朝起きたくない、もっと寝ていたい
・とにかく休みたい、しばらく休んでいいですか?
・よくわからんけど未来のことが不安
・このままここに居続けて意味あるんか?

絵にかいたような「無気力」状態で、休学前には存在していたパッションが消えたことへの焦りがプレッシャーに。

こんな状況になったとき、休学前の私なら主に以下のようなことをしました。

・道をつくっている人に現状を共有して解決策を一緒に考えてもらう
→今後の人生を、より自己実現度の高いものへするための選択と行動を学ぶ
→打開するための行動計画を立てる
→なんなら経過を報告してフィードバックももらう

これによって悩みは解決し、自分の何かしらの成長へもつながりました。行動の目的を明確にし、目標を設定し、それらを達成することで能力やスキルの向上を目指す。なんて立派なんだ。(もちろん今の私にとっても有用な手段です。)

このサイクル?というかやり方は、これから就職したり社会生活とやらをしたりする上で、かなり役に立つものなのだと思います。実際にそうだからこそ、いろんなひとが教えてくれるわけでもあるし。

しかも、大学生ながらにこれを経験できるということは、きっと恵まれていて貴重なこと。私がやりたいかどうかは別として。そう、別なのです。

大事なことは確かに大事だし、それが正解なのかもしれないし、まじで有効なのかもしれないけど、なんかこう、私にとっては正解じゃない気がするのです。納得解じゃないのです。模範解答がこれでいいのか、というモヤモヤがずっとありました。

勘違いと思い違い

「かっこよくありたい」と、常に意志をもって信じています。ダサいのは嫌い、自分のことだけは嫌いになりたくない、自信をもって愛せる人でありたいから。

そして、社会の中で必要とされる人(人材)として成果や実績を残し、社会的な高みを目指す(社会で屋号をもち活躍する)こと(=A)がかっこいい、のではない。自分に嘘をつかず、己の価値基準を信じ努力を続けられること(=B)が、かっこいい。ぶっちゃけると成績なんてどうでもいいのです。

「将来役に立つこと」を積み上げていくと、Aの姿を目指していくような感じがして、そうなることに勝手に責任を感じていました。これだけ時間も体力も投じているのだから、もちろん目指さなくちゃ、みたいな。

本当はBでありたいだけなのに、Aを目指している状態がつらくて、しんどくて、逃げ出したくなったのが、ちょうど一年前の冬でした。

去年はここまで頭も心も整理できていなくて、なんとなく直感的に飛び出したくなった、ということにしていたけれど、今なら合理的に理解できます。よかった。

だから、最初からAは目指していないし、望んでいないのです。

ただ楽しかっただけ

これまでたくさんのセミナーに参加したり、何かのプロジェクトに関わったりしてきました(いろんな知識を手に入れ、経験をし、とても楽しく充実した時間を過ごすことができた、と感じています)。

人口減少社会の未来、地方創生やまちづくり、社会問題の解決、若者の可能性、ローカル〇〇、華麗なビジネスについてなどなど、興味があって関わったトピックもたくさんあります。でも、これらに対して本気で向き合っていませんでした。

問題(課題)解決に貢献したいとか、自分が役割を果たすんだとか、その分野で成長していきたいとか、未来を創りたいとか、地方に可能性があるからチャレンジしたいとか、そうじゃない。それは違う。

ただ、トピックを通した「問題解決の過程」を楽しんでいたのです。どうすればそれは良くなるのか、現状の課題は何があってこんな解決方法が試行されている、この問題に対する解法としてこれらのような事例がある、などなど、「どうすればいいのか?」「何が問題で課題なのか?」を考えることそれ自体を楽しんでいました。

問題を解くことが楽しい、思考ゲームが心地よい、こんな具合です。「将来何になりたいの?」とか「あなたはこれからの未来を創っていくことができる」なんて言葉をいただいく(とても有難く幸せなことだと感じてます)ときには、いつも胸が締め付けられる想いでした。うう。

だから、自分の将来や進路について実感がなく、未来がどうとか、社会がどうとかいう未来像はに現実味がありません。今まで(意志とは別に)想定していた自分の未来像と、私にとっての「かっこいい在り方」が結びついていなかったのです。

さてどうしようかな

やっかいなことに、最近までこのAとBの違いに対する、自分の意志(欲望)が分かっていませんでした。だからこそ、「地域おこし協力隊として何を達成すべきか」「来たからには何か成果がなくちゃ」「何か、何か、成長しなくちゃ」という考えに囚われ、悩んで迷って困って苦しくなっていたのだと思います。

ここまでで、ようやく自分の苦しみの一部について分解できたのですが、これを解消するためにどうすればいいのか、については次の記事でまとめることにします。いっぱい書くの疲れたし。

手書きノートによる解体作業の中では、「そもそも私には”やりたいこと”があるのか?」「私は本当は、どうしたいのか?」「やりたいことは今、見つけるべきなのか?」などなどの根本的な問いから始めてみました。

自分の気持ちや欲望に正直になることを恐れず、次回もポチポチしていきます。

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