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エゴの向き合い

日差しが熱かったり心地よかったり、風の冷たさに不意を突かれたりしております。毎日半袖で過ごせる日はいつになることやら。こんなに夏が恋しくなるのは初めてです。

今週は、コミュニティサポートという他部署が運営する事業に参加。4日間で合計8か所の市民センターを訪れて、地域住民の方々と卓球をしたり、ラミィキューブという三笠のシニアに大人気のボードゲームで遊んだりしました。

個人的には、みんなのアドバイスのおかげで卓球が上手になっていくのがとても楽しいです。自己成長欲求を手軽に満たしています。

これでコミュニティサポートを実施しているすべての自治区を見てきたのですが、興味深いこと、私自身が気づかされたことがいくつかありました。

例えば、人間関係はいくつになってもめんどくさいことが起こる、ということ。以前、誰かが「将来は可愛いおばあちゃんになりたい」と話していたことを思い出します。年を重ねると自我がむき出しになるから、むき出しになっても愛嬌があって誰かを愛し愛される人でありたい、ということでした。

とても素敵な考え方だと思うし、核心を突く意見だとも思います。コミュニティサポートに来ている市民はほとんどがシニア層の方なのですが、彼ら彼女らを観察しているとよく納得できるからです。

シニアの場合、ぶつかり合う意思が学生同士のそれよりも強固な印象でした。衝突のダメージも比較的大きくなるのか、衝撃を緩和する術をもっているのかは不明だけれど、やはり、ぶつかるものはぶつかる。しかも、より強固になったままで。

ひとりで生きていけるようでそうはいかない世の中では、相手とのコミュニケーションも、エゴと向き合うことも大事なんだなあ、と人ごとのように思ったのでした。

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