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関係ベースとアイデアベースの動画

YouTubeで再生される動画について色々と見ていると「関係ベース」の動画と「アイデアベース」の動画があるような気がしています。

簡単に言えば、「関係ベース」は視聴者と人間関係を構築することで再生される動画でファンの意識が高いもので、「アイデアベース」は視聴者にアイデアや企画を見せることで視聴者の好奇心を掻き立てるようになっています。

もちろん人気動画にはどちらの要素も含まれていますが、「この人だから見る」というのが関係ベースで「何か知りたい」というのがアイデアベースだとも言えます。

まず「関係ベース」の場合は構築するのに時間がかかります。

定期的に配信をすれば良いというものではなく、「視聴者に飽きられずに見続けてもらう」ことが重要なのでそこで「アイデアベース」の企画を入れることが多いです。

「面白いこと喋ってるな」や「ちょっとエロいことに期待」とか「どういうことだろう?」という興味をそそるアイデアを何度か見ているとその人自身のことが気になりファンになっていきます。

一方で「アイデアベース」の場合は企画自体が売りなので配信する人が誰であっても視聴者が見てくれる可能性があります。

例えば「水の中で50時間生活してみた」みたいな企画をした際に、そんなことをした人が誰もいなければその人を知らなくても動画が再生される可能性があります。

いわゆる無名の人がバズるというのは動画の大喜利で斬新な発想のアイデアを提供した際に起こります。

逆に関係ベースの人はバズった企画をパクって「OOやってみた」みたいな形で配信すればファンが見てくれたりします。

これはYouTubeだけでなく、「主演がロバート・ダウニー・Jrだから見る」「スパイダーマンだから見る」など既知の要素が含まれた映画は「関係ベース」であり、「人間の口と肛門をくっつけてムカデみたいにする」とか「夢の中にダイブする能力」、「マクドナルドだけで30日生活」などの斬新な企画ではそのアイデアに人は惹きつけられます。

正直、お金や知名度があれば「関係ベース」から作り上げることでスムーズに進められるかと思います。高い金やコネで有名人を登場させたり、馴染みのあるキャラクターのレンタル使用料を支払ったり色々とできるでしょう。

お金や知名度がない場合はネット大喜利である「アイデアベース」で戦うことになります。

アイデアベースの日本

これは筆者の意見ですが、数百億円もかけて1本の映画をつくるハリウッドや中国とは違い日本では数千万円レベルの映画を何本も作る方が良い気がしています。

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