変化が学びの本質
ダイアローグ
対話する組織
中原淳・長岡健著
企業で働く大人の学び
著者は、教育学の研究者で保育園・幼稚園から大学までの教育について研究するのではなく、「企業で働く大人の学びや成長」をテーマに研究をされている方です。
本書で述べられているダイアローグとは、
「対話」のことであり「会話」とは似て非なるもで
情報のやりとりにとどまらず、話す側、聞く側がお互いに理解を深め、行動や意識を変化させるような創造的なコミュニケーションを指します。
単なる情報の伝達である一方通行の「伝える」ではなく
相手が理解→納得→腹落ち→行動や志向の変化を導く
プロセスの中で学びがある「伝わる」という違いがあるとされています。
<組織学習を支える要因>
①精神的な安全
②違いの尊重
③新しいアイデアの許容度
<対話>
①共有可能なゆるやかなテーマ
②聞き手と話し手で担われる
③創造的なコミュニケーション行為
他者理解と自己理解の相乗効果
自分とは、
「本質的に社会的構造であり
社会的経験の中から生じる」存在。
他者を理解をすることで、自己理解が深まり
自己を理解することで、他者理解が深まる。
ものの見方や行動が変わり、自分の在り方が変わる。
そのプロセスを通して、
個人と他者との関係
個人と組織との関係
組織そのものが変わっていく。
「変化(Change)」こそが
「学ぶ」という事の「本質」
「学習」とは
「伝達」ではなく「変容」である。
私たちが物事を理解するには
他者のまなざしが必要。
我々が学び成長することは
生活の質を上げることに寄与する。
そして、私たちが学ぶこと
成長することの本質はコミュニケーションにある。
「変わること」とは
まさにダイアローグの中にある。
なかなか、難しい言葉も出てきたので
途中??????
と感じるところもありましたが
ダイアローグという新しい概念を理解し
オープンなコミュニケーションから学ぶという姿勢で
変化し続けていきたいと思います(^^♪
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