(その3)ウマ娘 初心者向け育成メモ(練習効率編)
0.はしがき
新年明けましておめでとうございます。今年もウマ娘をやっていきたいと思います。
ちなみに、年末チャンミ8回目のサジタリウス杯では、決勝でS+(ハリボテではない)のタイシン・カフェ・ルドルフの3追込みとかいう編成の相手にボロ負けしました。無礼てないS+はむりぃ・・・
さて、今回はサポカが整っていない(無課金やはじめたて)場合にどう編成するかについて、スピ4等の「同一種類を多く重ねるほうが効果的」ということを、効果量や確率(+得意率)の観点からすこし検討していきたいと思います。今回の参考サイトは下記2つ。
1.練習の基礎上昇値と友情トレーニングの効果
まず前提として、トレーニングの基礎上昇値について確認していく。
URA スピードLV5の場合⇒スピード14、パワー7、スキル2
アオハル スピードLV5の場合⇒スピード12、パワー6、スキル2
検証結果が多いURAで、スピードの値のみ考えていく。
上昇値 = (トレーニング基礎値 + 能力ボーナス)
* 本人の成長率
* (1 + 本人のやる気 * 各やる気効果加算値)
* 各トレーニング効果加算値
* (1 + 0.05 * サポカ人数)
* 各友情ボーナス乗算値
王道キタサンブラック1枚で友情トレーニングが発生した場合を考える。
育成キャラの成長補正は0、やる気は絶好調前提
上昇値 = 14
* 1
* (1+0.2 * (1+0.3))⇒1.26
* (1 +0.15)⇒1.15
* (1+0.05 * 1)⇒1.05
* (1+0.25)⇒1.25
=26.625
スイープトウショウSRも同時に発生した場合
上昇値 = 14
* 1
* 1.34
* 1.25
* 1.1
* 1.63
=41.916
同じようにエイシンフラッシュを追加した場合64、キングを追加した場合96となります。並べると、0~4人のとき
14、26、41、64、96 と増加していきます。
基礎値を1とした場合、友情トレーニングは
1.8倍、2.9倍、4.5倍、6.8倍と増加することになります。
(※本来であれば組み合わせごとに算出すべきですが、単純化します)
2.得意率と練習に居座る確率について
得意な練習に現れる(居座る)確率については
(100+得意率)×(1+(固有得意率/100))
/(450+(100+得意率)×(1+(固有得意率/100)))
といわれている。キタサンブラックの場合
(100+80)×(1+(20/100))/(450+(100+20)=32.43%
スイープトウショウの場合25%、エイシンフラッシュ23%、キングヘイロー26.2%となる。
事象を単純にするために、得意率は全員25%とした場合、スピード練習に0~4人が配置される確率を計算してみる。
0人⇒75%^4=31.6%
1人⇒75%^3×25%^1×4=42.1%
2人⇒75%^2×25%^2×6=21.1%
3人⇒75%^1×25%^3×6=4.7%
4人⇒25%^4=0.4%
なお、3人で編成した場合の確率は以下
0人⇒75%^3=42.1%
1人⇒75%^2×25%^1×3=42.1%
2人⇒75%^1×25%^2×3=14.1%
3人⇒75%^1×25%^3×6=1.5%
2人の場合は
0人⇒56.2%
1人⇒37.5%
2人⇒6.2%
3.効果量×確率から見る上昇期待値について
(1)4人編成の場合
4人編成の際に、「練習の全てスピードトレーニングを踏んだ期待値」は
0人⇒31.6%*14=4.4
1人⇒42.1%*26=10.9
2人⇒21.1%*41=8.6
3人⇒4.7%*64=3
4人⇒0.4%*96=0.3
全て足すと27.4となります。
さて、実際には友情トレーニングが発生していない場合は踏まない、ということを鑑みると
1人⇒42.1%*26=10.9
2人⇒21.1%*41=8.6
3人⇒4.7%*64=3
4人⇒0.4%*96=0.3
を足した23が、全体の練習のうちスピードを68.3%踏んで上がる期待値。練習効率としては割り返して33.6が期待値となる。
2人以上のときのみ練習を踏むことを考えると、足した12が全体の練習26.2%を踏んで上がる期待値であり、割り返した練習効率の期待値は45.9。効率の期待値は高いが、さすがに踏む回数が足りないと考えられる。
(2)3人編成の場合
0人⇒42.1%*14=5.9
1人⇒42.1%*26=10.9
2人⇒14.1%*41=5.7
3人⇒1.5%*64=1
全て足すと23.6、友情トレーニング発生した場合だと57.8%を踏んで17.7、割り返した練習効率の期待値は30.6。
(3)2人編成の場合
0人⇒56.2%*14=7.8
1人⇒37.5%*26=9.7
2人⇒6.2%*41=2.5
全て足すと20.1、友情トレーニング発生した場合だと43.8%を踏んで12.3、割り返した練習効率は28.1。
4.考察1 スピード練習のみ考慮
4人編成にした場合
68.3%の確率で友情トレーニングが発生し、踏んだときの上昇期待値は33.6
3人編成にした場合
57.8%の確率で友情トレーニングが発生し、踏んだときの上昇期待値は30.6
2人編成にした場合
43.8%の確率で友情トレーニングが発生し、踏んだときの上昇期待値は28.1
5.考察2(他の友情トレーニングも考慮)
スピ4スタ2などで、
友情トレーニングがどちらも発生しない確率は 31.7%*56.2%=17.8%
どちらかが発生する確率は 82.2%
どちらも発生する確率は 29.9%
期待値加重平均は32.6
スピ3スタ3などで、
友情トレーニングがどちらも発生しない確率は 42.2%*42.2%=17.8%
どちらかが発生する確率は 82.2%
どちらも発生する確率は 33.4%
友情トレーニング期待値30.6
スピ3スタ2などで、
友情トレーニングがどちらも発生しない確率は 42.2%*56.2%=23.7%
どちらも発生する確率は 25.3%
友情トレーニング期待値加重平均29.9
※期待値加重平均は、どちらも発生した際に期待値が高いほうを踏む想定
6.ひとまずの結論
○上昇期待値は4-2編成が一番高くなる。
○友情トレーニング発生確率は4-2、3-3ともに同じだが、2種類で発生する確率は3-3のほうが高い⇒踏まないほうがムダになる
ということが伺える。
あまりサポートカードの札がそろっていなく、ステータスをあげることを最優先にするのであれば、4-2編成にすることがオススメかと考えられる。
2種の練習を同程度ふみたい場合(長距離のスピ・スタ編成、逃げのスピ・賢さ編成)などでは、3-3編成も考えられる。
ある程度手札がそろえられてくれば、3-2編成+友人などで金スキル取得の目詰まり解消などが主力になってくると思われる。
本来であれば、個別サポカ毎の上昇期待値に、友情トレ発生確率(得意率)を掛け合わせますが、あまりに複雑なので今後の課題にしとうございます。
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