100年以上、人々から愛されてきたカフェ、カフェ・ド・フロール。

100年以上の歴史を誇り、人々から愛されてきたカフェ・ド・フロール。

お隣のレ・ドゥー・マゴでは、戦争中にフランス知識人たちが議論を戦わせその名を有名にしました。一方、40年代〜50年代には、サルトルとボーヴォワール、カミュのような哲学者、知識人たち、そしてエディット・ピアフのようなスターたちがカフェ・ド・フロールに集うようになり、よりファッショナブルな場所としてカフェ・ド・フロールは有名になりました。

(ちなみに筆者みかんはサルトルが大好きです) パリの新聞Ovniさんのロゴに書かせていただきました、ご容赦ください...


1880年代に開店して以来、ボーヴォワールやサルトルのようなフランスの哲学者たち、ヘミングウェイのような作家たちだけでなく、ピカソのような画家に至るまで、時代を作り上げた芸術家たちの社交場として常に華やかな社交場としても愛されてきました。

ちなみにみかんは、日本からはるばる遊びに来てくれた友達と、ケーキを食べました。12ユーロほどで、やっぱパリは高いねって言われましたが、それも納得なさくさくの生地のミルフィーユでした...

コーヒーで不思議だったのは、カフェオレを頼むと、そのままカフェオレが出てこず、空のカップと、コーヒー、ミルクがそれぞれ別で出てきたこと。初めてです。詳しくはHPでも記事を書いています




そしてカフェを愛して止まないみかんのNOTEも。


実はみかんの夢はじぶんのカフェを開くことです。


様々な人がリラックスして話す姿をカフェで見て、この切り口で、私が個人的に感じている「グローバル」というよそよそしく感じる言葉の壁を壊したいと思っています。社会がグローバルという概念で考えることが少なくなる、それが私のひそかな目標です。


カフェの持つ「公共性」は、パリのような中心的都市において、政治的にも重要な役割を果たしてきました。

今回取り上げたようなカフェはパリを訪れるのであればきっと空気感を感じてほしいと思う場所でもあります。


「カフェやサロン、クラブでは、それらへの参加者である公衆の間に成立する人間関係は公職の権力や権威、あるいは経済的従属係の上に成り立つものではなく、相互に対等な関係として現れる。そこでは『論理の権威が社会的ヒエラルキーの権威に対抗して主張され、やがて貫徹される』」     今林直樹(2014年) 革命はカフェから始まる 『人文社会科学論叢』

おぼんぱり みかん

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