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春夏秋生の生えてきたインタビュー第15話

【聞き手 春夏秋生✖️長谷川眞由美(刺繍)】

秋生:みかのはら〜とに出展しようと思ったきっかけは何ですか?
長谷川さん:やぎやの伸子さんにお声をかけていただきました。大阪、京都、神戸などでは発表や個展もしていましたが、地元で地元の皆様に作品を見ていただくのは2019年のキチキチでのカエル展だけでしたので良い機会だと思いました。
秋生:今回初めて作品を拝見しました。生活している中で、身の回りのものをモチーフにされていて、この目の前のもの全てが刺繍でできているという驚きと、ある作品の中のバーコードは実際に読み取れた事もあると聞いて、その緻密さにただただ目を見張り衝撃を受けました。作品を作られる時というのは、どのようなかんじで進められるのでしょうか?
長谷川さん:作業に取り掛かると、とれだけ時間が経っているのやら、食事をする事も忘れてしまうくらいにどっぷりとその世界に入ってしまいます。
秋生:そんなに集中できるって凄いですね。刺繍をする事が、長谷川さんにとって生きる事に繋がっているような気がしてきます。
最近ハマっている事はありますか?
長谷川さん:老眼になってから小さな字の本を読むのが厳しくなってきましたので、最近は作品を作りながらYoutubeで朗読を聞いています。特に浅田次郎さんの小説がオススメです。どれも泣けます。Youtubeでは山田五郎さんの「オトナの教養講座」もオススメです。以前は現代美術にしか興味がなかったのですが、西洋美術を簡潔に面白く解説してくれるので時代背景や画家の人となりがわかって本当に面白いです。
秋生:これからやってみたい事はありますか?
長谷川さん:東京で個展がしたいです。

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