今日が終わるまでに少し話したいことがある
今日はベースの日、ポッキーの日、独身の日として知られてるけど、、
台湾、中華圏では、11/11はセールの日で皆買い物にかなり集中してる。
何より、去年の今日 2020.11.11「Nice to 密 you.」がリリースしました。
ようやく年末がやってきて、この一年内振り替えてみると…
去年11月〜今年3月からずっと次のアルバムのため、曲を貯めておいて、
5月に元々アコースティックライブ《di/verse》を開催する予定だったが、
4月頃、台湾ではコロナが再度はやりはじめて、ライブが全く開催できず、全国自粛の状態となって、5月誕生日の時にライブで皆に会えるのを楽しみにしてたのに、できる限りに予定通りに開催できるよう、沢山悩んで、結局達成できなかった。生活に維持するための仕事で職場に行ったりきたり以外、どこにも行けなかった。生活に楽しめることがなくて辛かった。
こういう悲しい時は曲作りに一番進んでるよなー。生活から集めた悲しいポイントは作曲、作詞するエネルギーに替えて、良いねと言われる作品ができたのは嬉しい事だけど、なんとも言えない寂しさも心の中に潜んでる。
あれから訳のわからない半年が経ち、コロナが収束、無事先週末にツアー台北と台中が終わり、初めて「再見」を歌った。今回のライブで少し心の中の余裕ができたなと実感が湧いてきて、ホッとした気分になった。
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「再見」
前身「20201220demo」というデモ曲、名前の通りに去年の12月に書いた曲。私が住んでる高雄はようやく寒くなってきた頃だった。
「再見」は台湾の言葉では「またね」という意味がある。コロナ禍で生死や関係の別れる辛さを知る、さよならを告げることが多かったけど、それでもまた色んな形で会えると信じてお互いに正しい道へ歩むという気持ちを込めた一曲。
「再見」のリリックミュージックビデオは私が好きな作家さん村上春樹の作品《猫を棄てる》 を担当された高妍さんが絵描いて作成してくださった。高妍さんの絵を見るたびにとても落ち着く気分、懐かしい感じが湧いてくる。自分の生まれ育ちの台湾がこんな風に世界中の皆さんに暖かく伝えられたらいいなと思い、今回のコラボで声をかけらせていただいた!完成した動画の雰囲気もとても好きで、嬉しい。
「さよなら」は決して全部悲しいことではないよね。終わりがあっての始まりだから、何かが終わるとしたら、きっと何か良い事が起きるはずだと思う。この曲がずっと誰かが別れることで悲しい時にそばに居てあげられたいいなって、寄り添う存在になれたらいいなと思う。
去年、私がすごく好きなバンド赤い公園のギタリスト津野米咲さんが天使になりました。とても悲しくて信じられなかった。
津野さんの曲を聞くと、音楽って何百年、何千年もずっと残り続けるだろうなと思って、だから私も今の気持ちを全部曲にしたいなって、もし今書いた曲がいつか天国に届けたらいいなと思ってる。
新しい未来へと踏み出して、悲しい気持ちを少しでも前向きにしたいという願い込めてこの曲を書いた。
どうか、お聞きください。
明日も生きて頑張ろう。
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余談:インスタのストーリーでサビの部分だけアップしてみたら、意外と普段あんまり日本語の曲聞かなかった友達もいいねって言ってくれて不思議な気持ちだった。公開したらすぐ当時の曲って反応してくれた子がいて嬉しかった。
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