乙女ゲーム初心者「CharadeManiacs」をやる⑥・リョウイチ衝撃編

前回までの初心者


どうも、シャレマニ探偵・柑橘です。
今回はね、美術系専門学生・双巳リョウイチ(23)。
ほんとは射落ミズキ行こうと思ってたんだけど、前回の茅ヶ裂マモルルートでこやつスポンサーか?と思ったので先に事情聴取しとこうと思って。

言うてスポンサーて、今まで出てきた中だと両親がスポンサーだが自身の正義に従い皆を助ける明瀬キョウヤ、生きるために仕方なくスポンサーになるも抗い行動するマモルと、そんなにヴィラン感なかったんだよね。
他にいたとしても、何か事情があるのだろう。ヒヨリちゃんと恋しなきゃいけないしね。
と思ったら。
もー!バカ!柑橘のバカ!オトメイト先輩のやり口まだ分かってなかったの?!
衝撃的すぎない?
これみんなよく初心者がネタバレに遭遇しないレベルで隠しておけたね?界隈のすごい配慮にボンドルドみたいな拍手しちゃったよ。

では一切ネタバレに配慮しない感想文、はじまりはじまり。あといつも以上に口が悪い。

※今回文末に「誰を最後にクリアしたらいいかアンケート」を置いてあります。読むのダルいって人もそれだけ押してってくれるととっても助かります。

1. 爽やかってなんだっけ


リョウイチは序盤から「爽やかな笑顔」「爽やかな笑顔」とヒヨリが連発し、爽やか好青年である印象が強調される。
そこまで爽やか系かなあ?でもこれは私の感覚が世間とズレてるのかもしれないな。
まあ普通にいい奴そうだけど。
ちなみに「瀬名」とヒヨリの苗字呼び捨て系である。上司か。
全員で顔を合わせた場面でも、大人らしく落ち着いた態度で、頼りになりそうなかんじだ。
しかしその後、ミズキとの恋愛ドラマを演じたヒヨリを見て、男に慣れていなさそうだといきなり腰を抱き寄せるリョウイチ。「彼氏はいるのか?」ってセクハラおぢみたいでわろた。
実際どんだけ爽やかイケメンでも、親しくもないのにこの手の物理的接触してくるの怖いが、ヒヨリはヒヨリなので「緊張しちゃう…!」で済ませてくれる。
ヒヨリが心配だ…トモセガードに期待するしかない。ちょうど掃除班で一緒だし。
というわけでリョウイチ、トモセ、凝部ソウタがいる掃除班である。
「何かあったら相談しろよ」とヒヨリの背中をポンポンするリョウイチ。お兄さんキャラだ。
距離が近いと噛みつかれ、ヒヨリの肩を抱いてトモセをからかうあたりは悪いお兄さんというかんじである。
なんだかすごく…乙女ゲームっぽい!(偏見)
ついに始まったんじゃない?トキメキ・マニアクスが。

ヒヨリが廃寺タクミを演技でも傷付けることを拒否して声を失ったあと、リョウイチはこの世界は見たままじゃないと説く。
見た目と中身が違うのは当たり前なのだから、タクミを心配する気持ちがあっても演技だと割り切って彼を傷付けてもいいのではないかと。どんな理屈だ。
しかし彼と話しているうちに「元の世界に帰る」という目的を思い出し、そのためにリョウイチは敢えてそのような物言いをしたのではないかとヒヨリは考える。
ヒヨリ、いい子なんだよなー…
トモセ・ケイトの時に強く感じたのだが、リョウイチは親身にヒヨリの相談に乗っているようで、その実、誘導したい方向があるように見える。それも結構手慣れてる。
「それはこう」と結論を手渡すのではなく、考える方向だけを示して答えはヒヨリに見つけさせるのだ。
この方法は上手くいくこともあれば、そうはいかないこともあるのだが、トライ&エラーを繰り返せば精度も増す。相談者は回を重ねるごとに信頼も増すので失敗しても無駄にはならない。
そこにマモルの時の発言も加わると、思ったより危険な男なのでは?という気が…

しかしヒヨリの意思を無視して、ソウタがタクミを突き落とすことでドラマの再演を成功させると、リョウイチは意外にもソウタを強く非難する。
なんだ、ちゃんとヒヨリの気持ちも考えてはいるのかな?
それともここはヒヨリの気持ちに寄り添うことが目的に適うと判断したのかな?
だめだ、もう素直な目でこいつを見れない!
最初の方にクリアすべきだったのかもしれないなあ。いやでも序盤でこれもなあ。他の人は順番どうだったのか気になる。


2. 見えてる地雷


バウンサーを見失い探していると、リビングでリョウイチと一緒にいるのを見つけた。
話のついでにソファに腰掛けたヒヨリに、リョウイチが迫る。

「…俺も愛嬌のある外見だったら、お前から無条件に信用されたのかな」
「俺のことも信じてほしい」

熱っぽい瞳で見つめられ、ヒヨリは恥ずかしさで慌ててしまう。ヒヨリの肩に添えられた手を引き離したのは陀宰メイだった。
ヒヨリを挟んで険悪な空気になる2人。
空気を変えようと、2人ともを信じてると言ったヒヨリに、リョウイチはそれならもっと頼って甘えてくれと返す。
メイよくやった!トモセは何してんだまったく。

翌日公園で会ったヒヨリにリョウイチは、積極的に帰りたがらないソウタについて、別の目的があるのではないかと匂わせた。
なるほど、ヒヨリからの信用を得ようとしているのだろう。前夜のヒヨリの反応で「皆信じてます」スタイルの彼女には周りを疑わせる方が効果的だと考えるのは自然だ。
トモセやソウタについて、死ぬかもしれないのに怖くないのかと心配そうな様子を見せるヒヨリに「ここにいたい何かがあるのか、それとも--」と言葉を切って反応を伺い、ヒヨリが食いついたところで「あいつらがプロデューサーなら怖がる必要なんてないだろうな」と投げる。息を呑むヒヨリ。
「あー、すまん。わざわざお前に話すことではなかったのに」
もうリョウイチったらウッカリさんだな~…ってなるか!
もうハッキリあやしいですよね?いやこれが1人目だったら私も「こいつも悩んでるのかなー」なんて呑気にしてたかもしれないが。
だが残念だったなあ…うちのヒヨリさんはな、筋金入りのイイコちゃんなんだよ!
さ、ヒヨリさん言ってやってくださいよ、いつものやつ!そんなことないです、私は皆信じてますって!

「…そう考えるのも、おかしくはないです……」

?!????!?!!?

「私には帰りたくないって気持ちが全然わかりません。そのくらいの理由がないと納得できない」

ヒヨリー!!!嘘だろヒヨリ!どうしたんだよヒヨリ!聞かせてくれよ、いつもの綺麗事をよォ!
つーかせめてトモセは信じてやれや。お前らの16年何だったんだ…

しかしここですかさずリョウイチがヒヨリに寄り添う。
でも信じたいよな、疑うのはつらいもんな、とヒヨリが感じるであろう罪悪感も先回りして肯定する。
リョウイチは分かってくれる、優しい人って思っちゃうよね、こんなの。
案の定、リョウイチは頼れるお兄さんだと言うヒヨリ。

「お兄さんだってたまには弱音吐いてもいいんですよ?私だってお姉さんですから」
「可愛いお姉さんだよ。ありがとう、瀬名」

頭を
ポンて
すなーーーっ!!!

いやこれも何も分からない状態なら「お兄さんキャラすぐ頭撫でる~」ぐらいの感想だったかもしれないのだが、今となってはヒヨリがナメられてる気がする。
でもこの時リョウイチは本当に意表を突かれたんじゃないかなーとは思った。
多分彼の目的はヒヨリの信用を得て、自分だけを頼らせることだろう。ヒヨリは子供で、純粋で、そりゃあもう操縦しやすいか弱い女の子だと思っていたんじゃないか。
しかし「弱音を吐いてもいいんですよ」と意外な包容力を見せられ、少し彼女の見え方が変わったのではなかろうか。
しかしヒヨリはヒヨリで
(すごく双巳さんが優しくて、身近に感じる。何でも話してくれるせいかな…?)
とか言うてるのでもうダメです。

でもまあ、リョウイチも心無い男という訳でもなさそうじゃないか。怪しい挙動も事情があるなら…などと思っていたら事件発生。
明瀬キョウヤとのドラマで、リョウイチがいきなり演技を捨てて彼を詰め始めたのである。

「隠し事はなんなんだ?嘘を吐きながら正義面なんて恥ずかしいだろ」
「真実を怖れるなら、俺を撃ち殺せ。本当は怖いんだろ?嘘がバレるのが。それがお前の本性--」

動揺しつつも、キョウヤは持たされていた銃をリョウイチから外して撃ち、ドラマは終わる。
これは…許せねえよなあ?!
キョウヤ混じり気なしのいいヤツだろが!今んとこダントツで『ヒヨリさんを僕にくださいって来たら許す』ランキング1位なんだが?!もーお前来たら塩撒くからな!
しかしなんで急にあんな公にマトにしたんだ?
キョウヤが最もヒヨリと共感性が高い性格だから、潰しておかないと後々邪魔になりそうってのはわかる。情報局の協力者ってのをもし知ってるならそれも潰す理由になるだろう。いつでも真っ直ぐ正しい事を言うのが鼻につくってのだとしても理由としては理解はできる。
でもこれだと肝心のヒヨリに不信感を与えてしまうし、それ以外の人間も狼狽えたキョウヤよりリョウイチの方に不信と不快を覚えるので、上手いやり方とは思えないのだが。
え、この人思ったよりヤバいの?正義アレルギーかなんか?

3. てめーは俺を怒らせた


掃除班で天体観測などを楽しみ、しばらく平穏に過ごしていたある日、バングルから警告音が鳴る。
キョウヤが警告を無視して指定区域外に出た事でポイントを減らされたという通知だった。
帰って来たキョウヤは間違って区域外に出ただけだから心配いらないと説明するも、顔色は悪く早々に自室に入ってしまう。
ここへ来てまさかオレたちのヒーローが…曇って…?
やだやだ!そんなの耐えられない!
嫌な予感にソワソワしていると、掃除をサボりたがるソウタと辛辣にツッコむトモセによる和みタイム。
トモセ、ヒヨリ以外に友達いなそうとか思ってたけど、ソウタといるとイキイキしてんね。なんか良かったね。
などと母心を出していると、ミズキが困った様子でキョウヤを見なかったかとヒヨリに尋ねてきた。朝から姿が見えず、連絡がつかないらしい。
ペナルティを受けて以来様子のおかしいキョウヤを心配するミズキとヒヨリは、2人で手分けして探そうと外に出る。
やがて夜になってようやく見つけたキョウヤは、草原の奥にある廃墟の中でヒヨリの呼びかけも聞こえないほど憔悴した様子だった。瓦礫の中に謎のドアを発見し、それを開けられないかと苦心しているキョウヤだが、ただならぬ雰囲気にヒヨリは心配して「明日皆に相談してみよう」と腕を引く。
だがキョウヤは「あの中には裏切り者がいるんだ。わざわざ手の内をバラしてどうする」と鋭く言い放つ。
あんなに皆を信じると言っていたのにとショックを受けるヒヨリ。
私もショックだよ、ヒヨリ…
ドアを殴り始めたキョウヤを駆けつけたミズキが止めるが、「裏切り者が俺たちを狙っている」と焦燥感を露わにして手を止めない。
興奮したキョウヤはヒヨリがいるのも構わずミズキに叫ぶ。

「俺を選んでくれたんじゃないんですか!嬉しかったのに…なのに、本当は心から信用していた訳じゃなく、利用できるかもと思っただけですか!?俺が…あいつの子供だから…」

キョウヤ…いったい何イチがお前をそこまで追い込んだんだ…許せねえ…ッ
憤る柑橘。疑い始めるヒヨリ。
え?は?ヒヨリちゃん???

(何かあるの?二人の間にみんなに、私に隠してる秘密が……?)

そーーーなるぅ?!
まさかのヒヨリの疑心に驚いている場合ではない。ディレクターが現れ、警告を無視してドアを破壊しようとするキョウヤのポイントをゼロにしてしまった。ゼロの状態でドラマでミスをすれば死が待っている。
そうならないよう、皆で対策を練ろうと言うミズキとヒヨリをキョウヤは怒鳴りつけ、この世界は狂っていると言い残し部屋に帰ってしまった。
エーーーンかなしい!光の男キョウヤが…こんなことに…

残された全員で話し合い、翌日にはキョウヤの出演するドラマが配信される可能性が高く、共演者はリョウイチだと推測された。
終わった……
私が絶望しているのを尻目にリョウイチはできる限りサポートするなどと宣っている。
その後こっそりとマモルがキョウヤから託された重要な情報だと言ってヒヨリにメッセージを送ってくるのだが、気になるけど明瀬さん本人から聞きたいし、明日元通りになるって信じたい!とかなんとか言ってヒヨリはそのデータを確認しようとはしない。なんでだよ!
ヒヨリの基本性格としては分かるのだが、この状況でとなるとそれはそれで異常では?その年で消しゴムに好きな人の名前書いちゃうタイプ?

翌朝、キョウヤはヒヨリに「昨夜はごめん」と謝り、落ち着きを取り戻していた。
このままなら大丈夫そうだと少しは安心したものの、やはりリョウイチが…
ヒヨリもミズキも助けに入れない状況で、お前の正義とは何だとキョウヤを問い詰め始めたのだ。
「形のないものを悪と決めつけながらの、正義の味方ごっこは楽しいか?」
と煽るリョウイチ。俺には正義が何か分からない、だから知りたいのだと言い、そして配信には乗らない声でキョウヤの秘密を揶揄するような素振りを見せる。
動揺し、何も答えられないキョウヤは演技を放棄したと見做され、デッドエンドを告げられた。
ヒヨリたちが戻るもキョウヤの姿はなく、彼のいた痕跡すら消されていた。

リョウイチさんよぅ…そんなに正義が知りたいなら教えてやるよ…この拳でなぁ!!!

ジャンプで産湯をつかった柑橘はすぐ暴力に訴えがちだが(ジャンプそんなんじゃない)、皆そんな事はなく、胸倉を掴んだミズキでさえも殴りはしなかった。ヒヨリ以外の人間は口々にリョウイチを責めるが、本人は開き直ってやがる。少しは隠せ。申し訳なさそうにしろ。もうなんか立ち絵の顎に手をやるポーズすら腹立ってきたが?
というかですよ、これ、ヒヨリもさすがにリョウイチが好きとはならなくない…?
え、なるの?まさかそんな。さすがに今回は…そんなん不思議ちゃん(オブラート)すぎるもん。


4. シャレード・イン・アビス


この世には不思議なことなど無いんだよ、関口くん。
京極堂の幻聴が聞こえてきてしまいました。
ディレクターとの交渉で、3万ポイントを条件にキョウヤの復帰を試みると約束を取り付けることができたと話すミズキ。希望のある話にヒヨリは喜ぶ。
早速協力してポイントを稼ごうと、ヒヨリはリョウイチにもこの事を話すとミズキに告げる。あれ以来皆に避けられ、孤立したリョウイチが協力すれば皆との溝も少しは埋まるのではないかと考えたのだ。
理由、エグない?さすがにそれはヤバない?
リョウイチに協力させるのはむしろやるべきかもしれないが、だから対立するのはやめて皆で話し合って和解しましょうって、ひと1人死んでる状況で言える鈍感さはもう恐怖なのよ。
当然ミズキを怒らせてしまい、落ち込むヒヨリ。
リョウイチの部屋を訪ね、彼がやっているシルバークラフトを見て指輪が欲しいと頼む。突き放そうとするリョウイチだったが、お前が目の前にいるだけで嬉しいと微笑み、ヒヨリの指輪を作る約束を。
部屋を出たヒヨリは、うわー指輪作ってくださいって言っちゃった!と顔を赤くする。
ず、ずいぶん呑気ですね?!
どうしよう、ヒヨリが分からない…これまでずっと一緒にいたのに…いちばん近くにいたのに…今はヒヨリが遠いよ…

翌日リョウイチと外で落ち合い、たわいない話をしながら街を歩く時間を心地よいと思うヒヨリ。
『煩わしい悩み事から解放された気分だった』はさすがに笑うしかない。アンタ大物だぜ、ヒヨリ。
そこに差し挟まれたドラマで、ヒヨリは台本通りリョウイチをハサミで刺す。ヒヨリ、変わっちまったんだな、本当に…
しかし戻ってきたヒヨリはやはりこの世界はおかしいとリョウイチに訴える。それを詭弁で否定するリョウイチに、ヒヨリはついに裏切り者なのかと聞く。
リョウイチは自分はスポンサーではなく、この異世界配信を作ったプロデューサーだと言い、自分の名前をプロデューサーとして指摘すれば全員が元の世界へ帰れると話す。
バッカモーン!そいつがルパンだー!
銭形なら一目で見破るレベルの嘘だが、この人、プロデューサーにガチで心酔してるのねという事がわかり、これはほんとにどうすんだ?ハッピーエンドいけんのか?もう私…疲レチャッタ…なんかTikTokで赤ちゃんの動画とか見たい…

ヒヨリとの会話をミズキが盗聴していた事でいよいよ孤立を深め、廃墟に隔離となったリョウイチ。
ヒヨリはそこへ通い、リョウイチの心を開かせようと話し続ける。「救いたい」というヒヨリの少女らしい傲慢さは、リョウイチの言う通り2人が似た者同士だと感じさせるものがある。
リョウイチはヒヨリに指輪を贈り、俺が渡せるものはそれ以外にないと言う。
プロデューサーが特別で、自分はあの人のものだと語るリョウイチ。
もうね、このへん『無』で聞いてます、私。
ヒヨリのことは本当に好きだと、何度もキスをするがそれでも「あの人」が一番なのだと繰り返すリョウイチは、自分に言い聞かせているようでもある。
フェアネスに拘る彼は「あの人」に救われ、自分にとっての神だとまで言うのでかなり重症なのだが、ヒヨリは諦めない。
異世界がフェアだ公平だと言うが、マモルに向かって言えんのか?詳しい事情知らんのかな。
もーヒヨリこんなヤツやめようよぉ 他にいい男いるってぇ トモセもきっと泣いてるよぉ
そういやトモセどうした?ヒヨリがこんなんなってるのに。おかしい…この世界はやはり狂ってやがる…

どんなに嘘をつかれてもリョウイチが好きだというヒヨリは、彼と皆を救うために勝負を挑む。
タクミから聞いた、ポイントを賭けたキャスト対決をリョウイチと行うと宣言した。方法は…ディベート。
異世界がリョウイチの言う通り本当に素晴らしいものなのかを議論し合い、どちらを支持するかを異世界人の投票で決めようってワケ。
ここ笑うとこかなと思ったけど違ったわ。でもヒヨリにしてやられてちょっとショックそうなリョウイチは笑うとこです。
ヒヨリはリョウイチの気持ちを変えようと頑張る。しかし内容はグダグダで、いつのまにかリョウイチへの告白に。

「プロデューサーなんかよりも、私の方がずっと双巳さんを好きですからっ!!」

そんなこと言うならトモセの方がずっとお前のこと好きだが?
柑橘さん、帰りましょうね。はい ごめんなさい。

あまりに拙い愛の言葉だったが、その必死さにリョウイチは心を動かされたらしい。「お前は本当に俺のことが好きだな」と笑ってヒヨリを抱きしめる。
多分トモセはこの発言で心肺停止してるのでバウンサー、AED出して。
勝負はヒヨリの勝ちとなり、リョウイチから奪ったポイントはキョウヤを復活させるために使われた。
段階的に機能を戻されるキョウヤが元に戻るまで、その後も隔離生活を続けるリョウイチの元にヒヨリが通う毎日が続く。
いまだに「お前は二番目だ」と言うリョウイチだが、ヒヨリの左手の薬指に指輪をはめる。
そして「月が綺麗だな」と囁くリョウイチ。

ハッピー…エン…ド…?なの、かな……???
じゃあとりあえず、リョウイチをタコ殴りにしてきますね。止めないでください。オレァもうブタ箱に入る覚悟はできてるんで。
なぁーーーにが二番目じゃ!!!
黙ってたけどなあ、ずっとなんか言ってることがカルト不倫上司なんだわ!ドラマでヒヨリにキスするミズキにいっちょまえに嫉妬たあ笑わせるぜ!急に名前呼び捨てになるとことか、そのスタンスでよくもまあ彼氏ヅラしやがってホンマお前!ヒヨリもヒヨリだ!そんな子に育てた覚えはありませんよ!
もう…もう…なんて言うか…2人の世界すぎてね…起きてる出来事の深刻さと、2人の恋してますテンションの噛み合わせがとんでもねーことになってて…
でも、リョウイチにハマる人がいるってのはわかる。
こんな風にしか生きられない男がふと見せる本物の感情とか、2人だけで完結していてそれ以上のものは必要ない息詰まるような幸福とか、その妙味は私にも理解はできるんよヒヨリ。
それに、きっといつかヒヨリと元の世界に帰ることを選ぶんだろう。二番目だとかわざわざ口に出すのはこいつの葛藤であり抵抗であり、その時点でもう決まったようなもんなのに自分の本当の気持ちを認められてないだけなんじゃないのかね。
でもね。
やっぱ、自分、許せねえっす!!キョウヤ今すぐ返せよー!!!リョウイチおめーの気持ちは事ここに至っては関係ねーんだわ!
やっぱリョウイチが「娘さんを僕にください」って来ても「お前にお父さんと呼ばれる筋合いはない!」って机バーンするわ。ごめんけど。お父さんじゃないけど。




【名探偵柑橘の今回気になったことメモ】
・リョウイチがすごすぎて他の男の挙動なんも入ってこない
・かろうじてミズキ。ミズキやっぱキョウヤの上司なんだね。次はミズキにする…安心してヒヨリ見守りたいから…
・タクミとメイ、ここまで核心に触れるようなこと喋らなさすぎなんだよな…匂わせが極端に薄い。この2人が物語のキーなのでは?
・ずっと気になってるんだがタクミに関しては時々急に知性を得たみたいになるの何?心が2つある〜的な?
・大丈夫だトモセ、こんな事にはなったがヒヨリのファーストキスはお前だからな。今日はその事だけ覚えて帰ってください

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