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先日モンスターに遭遇したお話

結論:得てして人は、現実世界にもモンスター《スズメバチ》が存在しているということを、忘れがちである。

※この記事は2018年秋、別小説投稿サイトで公開したものを移稿したため季節感が微妙にズレております。

 こんにちは、みかんです。マグネットに登録して約1ヶ月でしょうか。交流下手な自分ですが、マグネットの皆様は優しい方が多いようで、コメントで声をかけていただいたりしてとても楽しく活動させていただいています。ありがとうございます。
 自分も今週は少し身辺が落ち着き、読みにも行かせていただいたりしています。まだサイトを使いこなせてないですが、気軽にコメントや磁界? などを送れるのはいいですね。とはいえ、新参者の自分が、突然書き手さんに磁界などを送っていいものか……ビビリなので悩むこともあります。どうでしょう。送らせていただいてもいいのでしょうか? なんやこいつ、黒歴史とか怪しげなアイコンでエッセイ書いてるし怖! とかなったりしないのでしょうか。だったらアイコン直せやって感じですね。もう少し様子を見てみよう……。ゴクリ。
(noteに移行しても同じような状況に陥っています。冬休み早く終われー! 終わったら自分の時間ができるので……色々な方のサイトをゆっくり回ってじっくり拝読したいと思っています。特に本格ミステリ好きとしては「読者への挑戦状」という単語がすごく気になる……)

 今日は庭にスズメバチが出た話です。って話が出オチになってしまいましたが、この季節、スズメバチが凶暴化するというのをよく聞きます。10月は営巣のシーズンらしく、幼虫の餌を探しにオオスズメバチが何キロも飛び、そのオオスズメバチの襲来を警戒しキイロスズメバチの巣内では緊張が高まり、誕生した各種オススズメバチが交尾のためメスを探し徒党を組んで辺りを周回する……何、この某組を彷彿とさせる抗争の構図。ドス持ってるし。おまわりさん《オニヤンマ》こっちです! というかどう考えてもお巡りさんの数がたりません。
 
 そもそもなんで日本みたいな小さい島に、あんな凶悪なデカさのハチが生息しているのでしょう。理解できません。フォルム的にもっと赤道よりだろう!

 と、いくら批判しても、実際いるんだからしようがないですよね。そいつがですね。なんと、隣の実家の庭で散歩してた犬の尻尾にまとわりつき、尻尾にはたき落とされて地面に落ちたんです。散歩に付き合ってその場に居合わせた自分はもちのろん発狂しました。もともと虫全般苦手なんです。苦手なのに相手は最凶のスズメバチ。幸い死期が迫っていた働きバチだったらしく、地面に落ちたまま歩きまわり飛ばなくなりました。(これを確認したのは逃走後、数メートル離れた柵の向こう側からです。許せ愛犬よ)。犬は気づいてないようでニコニコしてますし。自分の横に子供もいますし。誰かいれば丸投げするところですが自分しかいません。

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「……こわい……」

 背後からか細く小さな声がした。俺は子供をかばいつつ銃《あぶハチマグナムジェット》を再度構える。

「このまま走って家の中へ逃げろ。鍵をかけて絶対外に出るな。大丈夫だ。怖くない」

 後ろを見ずにそれだけ告げる。一撃食らわせたにも関わらず奴は未だ動き回っている。だがしかし化学兵器プラレトリンはじわりじわりと効いてきているようだ。奴が一瞬前足を折り体勢を崩す。いましかない……!

「いまだ! 行け!」

 子供が家に逃げ込んだのを確認し、俺は奴の隣で尾を振る相棒に声を張り上げる。

「ラッシー! 避けろ! これで……! 決める!!」

 さすが12年苦楽を共にした相棒だ。俺のかつてない緊張をはらんだ声を聞き分け、顔色を変えた迷犬ラッシーがすぐ様横に飛びすさる。ここは俺たちの散歩コース《アルカディア》だ。奴らにあけ渡す気など毛頭ない! いますぐこの楽園から往ね! 俺のマグナムが火を噴いた。

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 ーーベスパ★バスターズ、今秋映画化決定!! 

 ってこの部分だけ書くのに30分かけたなんて……何してんだ自分。とまあそんな感じでなんとかやっつけたんですがジェットを5秒近く吹きつけ続けたにも関わらず5分間は死にませんでした。挙げ句の果てに一瞬飛んでこちらへ向かってきそうになりました。再度噴射してトドメを刺しましたけど。
 死期の近い1匹だからなんとかなりましたが、素人は1匹倒すので精一杯ですね。1匹でも元気だったら倒せたかどうかわかりません。巣なんてできた日にはプロに頼まないと確実にこちらが殺られるでしょう。久しぶりに生命の恐怖を感じた経験でした。想像の世界に行かなくても、こんな体験ができるもんなんだなあと。

 で、何が言いたかったかというと。

 ラノベやゲームで出てくるモンスターといえば、スライム、オーク、ゴブリンなど。周知のモンスターが多いですが、せっかく創作するのですからモンスターを1から作ってみるのたまにはいいかな〜と思った訳なのです。なんの手本もなく作るというのは人間には難しいものですから、自然界に生息している生き物を参考にしつつ作ってみようかなあと。そうすれば作品にも個性が出てくるのではないかなあと。
 そういえばHUNTER×HUNTER(2018年秋の話です……)でも出てきましたね、ハチのモンスター。先月から連載が再開されたんでしたっけ? あれ? 今回のエッセイはそれを言いたかったがための盛大な前振り? いや、そういうつもりではないんですが。気づいたらそんな雰囲気に。

 それはそうと。今回初めてルビを使って見たのですが、マグネットのルビ使いやすいですね。おもわず多用してしまいました。今回の小話、初めてアイコン通りの中二病的内容だったような気がします。歴史も終盤に差し掛かり、折り返し地点をとうにこしているのに、さらに黒歴史を重ねようとする佐伯みかん、うん十うん歳。お恥ずかしい限りです。

追伸:こうして投稿してみると、noteさんはルビが使えないのがやっぱり不自由ですね〜。不自由ですよね!? もしやそう思ってるの自分だけ!? noteで投稿を始めて3ヶ月経ち「カイゼン」されるかと思いましたが、まだのようなので、ちょっとこれから「カイゼン要望」出してきます!(ってページ開いたら要望を結構細かく書かなくちゃいけないので、結構時間が要りそうだなこれ……白目)

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