”物語性のある曲”を作りたい
こんにちは。みかん大魔王と申します。
今回は、｢言葉遊び Advent Calendar 2023｣に参加させて頂くことになりました。思いつきで考えたものなので分かりにくい表現やミス等あると思われますが、楽しんでいただけると嬉しいです！
(また、私は音楽の知識がほとんどないため、音楽に関して不快に感じてしまうような表現をしてしまっていることがあるかもしれませんがご了承ください。)
「物語性のある曲」というものについて、私はこう考えました。
「歌詞とメロディーが何かしら対応していれば、歌詞を覚えるだけで音階も導き出せるのではないか？」
まずはこれをご覧下さい。
(引用：FREE図様(https://www.free-zu.com/doremi-douyou-score3))
こちらは誰もが1度は聞いたであろう、
「どんぐりころころ」という曲です。
家にある電子キーボードでたまに曲を演奏したりするのですが、私は楽譜を読むことがあまり上手では無いので、楽譜に「ド」とか「ファ」などの階名が書かれていないとスムーズに演奏ができないんです。
そのくせメロディーを覚えるのも苦手なので、人前で発表することなんて考えただけで手足が震えてしまいそうです。
そこで、こんな表を作りました。
縦書きと横書きが混ざってなんとも気持ちの悪い表ですが、こうすればそれぞれの五十音を何かしらの階名と結びつけることができます。
たとえば、「め」だったら「ラ」に、「け」だったら「レ」に、と言った感じです。
(濁音・半濁音や小さい文字は、それぞれ清音化したときに対応する階名と判断します。)
このように、それぞれのひらがなに対応したメロディーがあり、それに従った曲があれば、歌詞を覚えるだけでメロディーを再現することができるのではないか？と考えました。
なので今回は、どんぐりころころのメロディーと対応するような歌詞の替え歌を作っていこうと思います！
〜数日後〜
ようやく出来ました。
思いついてから2週間ほどと、案外時間がかかってしまいましたが、大分いい曲ができたのでは無いでしょうか。
それでは聞いてください。
「鈍具にころころ」
(歌：重音テト)
【歌詞】
利口の歌には真似た
血を死ですすぐ、朽ちまで
無理よ、この恋に羽根受け
理(り)を火で剥がすも泣く
正義と謳われている軍歌も他人に倣って歌い、
この身が壊れるまで血と死と共に生き抜く。
もとは守るべき人のために戦地へと羽ばたいて来たのだけれど、残念ながらこの世の理(ことわり)は業火によって焼き尽くされてしまうことを知り、思わず涙が溢れてしまった。
なんとも厨二病臭い怪文書のようで見てられない歌詞になりましたが、愛人のための望まない争いを前に世の真実を体感して打ちひしがれる、決して歓喜することは出来ない、まさに
「don't glee」
な曲になってしまいましたね。
ここまで読んで頂き本当にありがとうございました。今回は童謡のワンフレーズのみでしたが、いずれ歌詞とメロディーが対応した曲を1から作ってみたいと思いました。ルール自体はすごく簡単で、リポグラムのような形容し難い力が試されるので、楽しんでいただけたら是非挑戦してみてくださいね！
それでは、また明日以降の記事もお楽しみください！
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