2024(6/16)〜マーメイドS～レース予想

☆展開読み☆

逃げ候補は以下の2頭
・アリスヴェリテ
・ベリーヴィーナス
この2頭のハナ争いでペースが決まる。

ベリーヴィーナスは藤懸騎手の継続騎乗で
近走逃げて結果を出してきたことから今回も
容易く譲るとは到底思えない。
かと言ってアリスヴェリテも今回は斤量50kg
と恩恵を受けて、尚且つ前走の逃げっぷりから
「じゃあ今回は番手で…」とすんなり控える
ことが出来るとは到底思えず。

結果的に2頭の雁行逃げとなり、後ろは離れて
実質3番手の馬が逃げるような形と予想。
後続の馬は離れた前の馬を捉える為、早めに
仕掛けて持続力比べという展開になりそう。
速い上がりというよりは、長く良い脚を使う
スタミナタイプの馬が狙い目と見た。

2024 (6/16) マーメイドS

◎本命   ミッキーゴージャス

○対抗　タガノパッション

▲単穴　ラヴェル

△抑え　コスタボニータ

△抑え　インザオベーション

△抑え　ジューンオレンジ

◎ミッキーゴージャスは前走大敗も舞台は
G1大阪杯であった上に、初角にて前カット
されてしまい、そこから一気に位置を落として
やる気を失い14着と大敗。
これまでは川田騎手が上手く乗ってきたが、
馬の気分を害すると良くなさそうな感じ。
その点、浜中騎手への乗り替わりは好感で
気性難だったナムラクレアも上手く乗ってる。
この馬を本命に決めた主な要因としては、
2走前の愛知杯での勝利が決め手となった。
前が飛ばしてこの馬は後方から早めに位置を
上げ、4角でも大外を回して快勝と高い持続力
性能、平坦右回りコースへの適正を示した。
今回は前が飛ばして早めに捕まえに行く展開と
予想しているので、この馬はピッタリ。
トップハンデで人気落ちなら尚美味しい。

○タガノパッションは本命ミッキーゴージャス
同様に愛知杯での好走を評価。
斤量2走を見てもらえば分かりやすいのだが
ペースが緩み、上がり比べとなる展開だと
掲示板辺りがやっとの馬。
逆に3走前のように道中淀みなく流れ、
最後に踏ん張るような展開だと非常に強い。
当時から斤量53kgと据え置きな点も良く、
デムーロ騎手騎乗なので前が離れた逃げで
あれば、自ら早めに動いてくれそう。
小倉実績が抜けて良い馬ではあるものの、
京都は以外にも初。とはいえ平坦右回りと
共通点は多く、いきなりの激走も十分に
ありえる。人気もそこそこなので対抗に。

▲ラヴェルは2走前の京都記念、3歳時の
オークスと2レースを高く評価。
どちらのレースも特徴として世代限定G1、
古馬混合G2と強い馬たちが集まっている。
必然的に締まった流れになりやすく、
そういった”本番”での流れがこの馬には向く。
今回は前もそこそこ早くなる想定で
長く良い脚を使える当馬を単穴に推したい。
2走前くらい走れれば、ここでも圏内は
期待できる。

△コスタボニータは牝馬限定戦では安定した
成績だが、前走の福島牝馬Sは非常に強い内容
内前が残る馬場のバイアスを受けたとはいえ、
直線半ばでブレーキをかけて再加速しての
勝ち切りは能力あってこその芸当。
ただ、今回は早仕掛けのある程度スタミナを
要する展開と見ているので、この馬は脚が
溜まらず本来の力を出せないと予想。
また、涼しい時期での活躍が目立つ馬で
30度を超えてくる猛暑に対応できるかも鍵。
地力は随一なので抑えには入れておく。

△インザオベーションは実績こそ劣るものの
3歳時に2000mで勝ち上がり、洋芝の
2000mでも勝ち切れるほどのスタミナを
要している馬。
この馬は恐らくなのだが、前半が早くなって
末脚の持続力勝負となる展開がベスト。
それを感じたのは昨年のセルバーグが勝った
1勝クラスで、直線での手応え的には沈んでも
おかしくないなか粘って3着。
上がりタイムも34秒あたりが限界なので
持続力勝負になり得る今回は向くと見て
人気はないが抑えておきたい。

△ジューンオレンジは短距離を使っていたが
近走距離を伸ばして成績上向き。
終いを活かす形となるだけに展開待ちとなるが
前が早くなる今回はハマりそうな気配も。
ただ使える脚はそこまで持続力という感じは
せず、瞬間的な切れ味といった印象。
頭までは考えにくいとしても2,3着なら
十分あり得るメンバーでもあり、抑え評価に。