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2024(4/28)~天皇賞春~レース予想、コース詳細



※初めてご覧になった方へ
(必ず一読下さい)

初めまして「甘夏みかん」と申します。
私の予想方針、予想実績などを記事の冒頭に
まとめております。

私の解釈や認識違いによるトラブル防止の為
『私の予想方針について』という箇所までは
どうか飛ばさずにご覧頂ければと思います。

ご理解、ご協力の程、
よろしくお願い致します。


天皇賞春  コース説明

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天皇賞春のみが行われるコースで外回り
コースを使用。
向正面半ばがスタート地点で、コースを
1周半強する。
最初のコーナーまでは417m。

最後の直線は404m。
3000m同様、内をロスなく立ち回れる馬が
有利で、スタミナや折り合いも不可欠。
下り坂から仕掛けてゴールまで続く末脚の
持続力も求められる。


最近の実績


私の予想方針について

人気馬は『マイナス材料』の少なさ、
人気薄は『プラス材料』の多さで取捨選択しています。

私は『人気に縛られず』に予想を出来る事が持ち味です。
良い所があれば容赦なく最下位人気を本命、
良くないと思えば1番人気だろうがバッサリ切ります。

更に買い目などの点数は少な目にし、
少点数で最大火力を出せる予想をします。

以上で私の説明を終わります。
今週も競馬week楽しんで参りましょう!!


2024 (4/28) 天皇賞春 【本題】


◎本命   サリエラ

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2/17ダイヤモンドSはやや促す形で
4番手と先行する競馬。
レースの展開としては非常にペースが遅く、
如何にも東京の長距離レースといった感じ。
結局直線まで隊列は全く変わらず、残り3F
だけの上がり勝負となった結果、0.0差2着。
最後の3Fは11.8-11.0-11.5と長距離レースとは
思えないラップを刻んでおり、2着と負けは
したものの単純に瞬間的な切れ味で劣っただけ。
11/12 エリザベス女王杯は後方へ下げて
後方で脚を溜める競馬。
鞍上が折り合い技術の低いマーカンド騎手で
あったことから、道中は力みながら走っていた
印象。
更に直線では馬群の広がりやすい京都の
特徴を理解していなかった鞍上の影響で
最後方15番手から大外一気とロスしかない
立ち回りだった。
それでも上がり最速で0.3差6着まで来れて
いるように、馬の力はG1級。

前走は東京3400mとはいったものの、
残り3Fだけの勝負だったのでスタミナを
要する京都3200mとは全くリンクしない。
そういう意味では2着に敗れたことは良く、
もう少しスタミナの要する舞台の方が合う。
1枠1番と絶好枠を引けた上に、京都をよく知る
武豊騎手とのコンビ。
2走前のような大外一気をするとは思えず、
インをロスなく立ち回れれば突き抜ける。
折り合い技術もトップレベルの騎手なので、
再三言っているマーカンド騎手との差は歴然。
父ディープインパクトという点も評価でき、
フィエールマンやジャスティンパレス、
グローリーヴェイズなどとにかく走る。


○対抗 ハピ

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4/6 大阪ハンブルクCは最内からのスタートと
なったが、2枠の馬にぶつけられてしまい
無理はせず控える競馬。
その2枠の馬の真後ろに位置付けたが、
手綱を引いて下げたことでこの馬も影響を受け
想像以上に後方へと下げる形に。
直線ではインを突いて突き抜ける勢いだったが
進路が狭くなって思いっきり詰まったことで
鞍上が手綱を引く不利。
再度外へ切り返すも残り200m辺りでの不利
だったこと、つまり急坂途中での失速であり
そこからの加速は厳しいものがあった。
結果的には0.8差9着だが、不利さえなければ
余裕で勝っていた手応えにも見えた。

以前はダートを使っていた馬だが重賞では
掲示板まで、OPでは59kgを背負い2,3着と
なかなか歯痒いキャリアだった。
前走で初の芝レースへ出走したが、前述した
ようにかなり良さそうな印象。
何度も言うが不利さえなければ突き抜けていた
手応えで、ここへ来て天皇賞春への挑戦は
非常に好感が持てる。
枠は大外を引いたが、前走のように1枠で
不利を受け続けるよりは全然良い。
正直ここで勝てるかどうかは分からないが、
京都の2回もの坂越え、下り坂によって
補填される加速力、スピードの持続性能と
この馬にとって追い風となる要素が多いことも
事実。ここまで人気ないなら重い印を打つ。


▲単穴 ドゥレッツア

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3/10金鯱賞は出たなりに控えて
後方からの競馬。
前に馬を置いて馬群のなかで上手く折り合う
競馬をさせ、道中は内から上がってきた
プログノーシスに反応して位置を上げたが
上手く我慢して直線では外へ持ち出し2着。
勝ち馬プログノーシスは中京のお手本のような
勝ち方で完璧に乗られてしまった。
負けたとはいえこちらは59kgを背負った上に
明らかに天皇賞春を意識した乗り方だったので
寧ろ前哨戦らしい競馬をした。
10/22 菊花賞は馬が行きたがったことも
あったが、大外枠から内へ若干斜めになって
いる形態を上手く利用してハナを叩いた。
結果的にロスは少なくなり、道中でハナを
奪われたものの鞍上は全く焦らず、この馬の
ペースで走って再度差し切って圧勝。
世代のなかでは長距離No.1ホースといっても
過言では無いほどの強さを見せた。

菊花賞で既に坂越え2回をクリアしており、
それでいて直線は凄まじいスピードの持続力
性能で後続を突き放して圧勝した。
この馬が好走するか否かはこの馬のペースで
走らせることができるかが鍵。
菊花賞でも見せたようにやや気難しい面が
あり、ルメール騎手だからこそ上手く乗った
ものの今回は戸崎騎手とのタッグ。
この馬が行きたがった歳に無理にでも抑えると
途端にやる気を無くしてしまうケースもある。
ハイリスクローリターンなだけに、今回は
単穴までの評価としたが舞台はバッチリなので
あっさり圧勝も有り得る。
諸刃の剣といった印象。


△抑え 3番手以降


△抑え ワープスピード

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3/17 阪神大賞典は出たなりで控えて
道中は最内をロスなく運び、向正面にて
促して3コーナー時点では5番手と前目の
ポジショニング。
直線でもとにかくロスなく内から馬群を
割って伸びてきて0.8差2着と健闘。
勝ち馬には離されたが、この馬より1列前で
全くロスなく競馬をされてしまったので
着差ほど悲観する内容ではない。

ステイヤーズS、ダイヤモンドSは共に
位置取りが敗因で鞍上の力量差が出た印象。
実際、自分から動いてポジションを取った
前走は2着と好走しているように、器用さを
持ち合わせている。
今回の舞台である京都は加速力の乏しい当馬に
とっては合うと思うし、好位さえ取れれば
スピードの持続力はあるので圏内も見える。
ただ、京都3000m級特有の坂越えに関しては
不安が残り、条件戦の古都Sを勝っている
もののペースが緩いため参考にならない。
自分から動かなくてはいけない馬なので、
その上でスタミナが持つかという点が鍵と
なり、2,3着候補の抑えまでに。


△抑え タスティエーラ

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3/31 大阪杯は2枠から好位4番手の内を
取れた点はよかったが、一息入れようとした
向正面でローシャムパークの捲り、更には
ワンテンポ遅れる形でソールオリエンスも
捲った。
その結果、この馬を含む先行勢は息を入れる
タイミングを失い、脚も全く溜まらなかった。
ラップを見ても本来脚を溜めるはずである
1000m以降11.8-11.5-11.5-11.4-11.4-12.2と
同じようなタイムを刻み続けた。
それでも上位に来たのはハイペース耐性のある
ジオグリフとプラダリアの2頭。
上記2頭が異常な耐性持ちなだけで、普通なら
この馬のような結果になる。
ここまで捲りが断続的に入るのは数年に一度
あるかないかレベルなので、度外視していい。

前走の敗因を上記で述べたが、更にもう1点
休み明けも少なからず影響してそう。
実際、3歳時も始動戦の共同通信杯を4着と
取りこぼし、弥生賞→皐月賞→ダービーと
パフォーマンスを上げてきた。
今回は休み明けから叩き2戦目となり、
案外だった前走から巻き返してきそうな
雰囲気を感じる。
ただ、ここでパフォーマンスを上げるかと
問われると正直微妙と言う他ない。
菊花賞2着の実績はあるが、内々を回って
直線もポッカリ前が空くという全くロスの
ない競馬ができての2着。
狙うべきは宝塚記念のような感じもするので
ここでは抑えまでにしておきたい。


△抑え サヴォーナ

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3/17 阪神大賞典は1,2番手の馬がやや離して
いったが、3番手以降はかなり遅いペースで
この馬自身も若干掛かっていた。
3コーナー辺りから一気に加速した際に
置いてかれる形となり、実際ラップを見ても
11.7-11.1-11.7-11.8-11.6とそれまで12秒~
13秒台のラップを刻んでいたとは思えない
ほどのペースアップ。
当然当馬はそこまでのギアチェンジ能力は
ない為、どんどん位置を悪くしてしまった。
最後は伸びているものの1.3差6着止まり。

菊花賞はかなりバイアスに反した走りながら
5着と頑張っていたので近走は評価していたが
前走はあまりにもあっさりと負けた。
馬格もあるだけに長距離になるとどうなのか
という懸念があるが、得意の京都に戻る。
前述したように一気の加速は何かしらの
恩恵が無いと厳しいので、加速力の補助となる
京都の下り坂は間違いなく良い。
ただ、それでも本質的には2400m辺りが
良いのかなといった感じで、前走から距離が
更に長くなる点は不安でしかない。
一応メンバーが微妙なので万が一の抑え。


△抑え チャックネイト

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1/21 AJCCは大外枠だったことから
最初の直線はかなり外を回されてしまい
道中は3番手を追走する競馬。
3~4コーナー時点で既に全頭鞍上の手が
動いているように、不良馬場であったことから
消耗戦となった。
直線ではボッケリーニと併せ馬で伸びてきて
一瞬交わされたが、ゴール板直前でもうひと
伸びして勝利。
上がり、時計の掛かる馬場であったことも
良かったという印象。

この馬も実績こそあるものの、京都3200mに
対応できるか否かが鍵となる。
また道悪巧者なのでスタミナはあったとしても
京都3200mはスピードも兼ね備えていないと
厳しいコース。
両方持っているとも思えない上に、今回も
大外枠を引いてしまった。
距離(スタミナ)の不安があるだけに、この枠は
流石に割引で買えても抑えまでかなという感じ。

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