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2/18~土曜競馬考察記事~(京都牝馬S・ダイヤモンドS)

皆様、こんばんは~!

名物長距離G3!!
東京で行われるのも珍しいですよね~!


それでは考察に参ります!!


【ダイヤモンドS】東京芝3400m


◎本命 タイセイモナーク

逃げると粘り腰で良い脚を使える当馬。
過去に好走した時も逃げた時に良いレースをしており、2021年古都Sではメロディーレーンに次ぐ2着。前走の万葉Sも逃げて2着と善戦。
昨年は松籟Sでも好走しているように、3000m以上になると必ずと言っていい程好走してくる。本質的に長距離(3000m)以上が良いのだろう。
今年の松籟こそ4着と敗れているが、道中で捲る馬が居たことでペースが乱れたことが敗因。それでも0.3秒差と粘っているので高評価。
更に5走前の六社Sでは、後にアルゼンチン共和国杯を勝利したブレークアップと0.2秒差の競馬。東京適正もかなり高そうな印象を受けた。
3走前の尼崎Sでも0.3秒差4着と接戦を演じているように、中距離でも好走出来るスピードを持ちながら、長距離を走るスタミナも兼ね備えている馬。
このレースに問われる適正とかなり合ってそうだと感じた。
今回これといった逃げ馬がおらず、恐らくこの馬が逃げることになりそう。
前走から再装着したブリンカーの効果で問題なく発馬も出来そうで、スムーズに先手を取る事ができれば久し振りの重賞とは言え楽しみ。
今年は例年に比べ、長距離実績が乏しい馬が多い印象なので各馬早めに動くことができないと予想。となれば楽逃げ必至で馬券内は堅い。
鞍上の三浦騎手も長距離であれば十分買える騎手で、昨年のダイヤモンドSでも人気薄のグロンディオーズで1着。2011年のステイヤーズSもマイネルキッツで1着と、数少ない長距離重賞で結果を残してきている。
斤量も53kgと前走から据え置きなのも好感、ここは頭で勝負。

〇対抗 マリノアズラ

この馬も如何にも2600m以上が合ってそうな馬。
好位先行できることが強みで、近走を見ても毎回いい位置で競馬が出来ているので大崩れが少ない。
4走前の阿寒湖特別では逃げの手を打っているが、最内&他に逃げる馬が居なかった為、押し出されるように逃げた。本来は4,5番手からの競馬なので今回も恐らく同様の競馬となるだろう。
3走前の六社Sでは、後にアルゼンチン共和国杯を勝利したブレークアップとタイム差なしの2着。2走前の古都Sでも、後にステイヤーズSで2着のプリュムドールと0.2秒差。この2走は相手が悪かったとしか言いようがない。
前走のグレイトフルSは2番人気に推されながら6着となったが、着差は0.6秒差で結果的に早仕掛けだった。久し振りの中山も合ってなかったと思うし、馬体重も+14kgと若干の太め感があった。
東京はかなり合ってそうで2走前の古都Sで好走しているように、牝馬らしからぬ力強さがある。3400mはどう考えてもプラスだろう。
今回のメンバー構成的にも先行は出来そうで、2走前の古都Sくらい走れれば馬券内どころか頭まであり得る馬。前走はペースが流れたが、基本的にスローペースとなる長距離戦の方が得意な馬。
父メイショウサムソン、母父ブラックタイドと重厚な血統で、距離はどう考えても長い方がいい。父が東京で強かったように、この馬も良い所を受け継いでいそうな成績。
メンバー手薄な今回はこの馬も好走の余地は十分あり。対抗で勝負する。

▲単穴 ベスビアナイト

この馬は若干展開待ちなところがあるが、本質的に長距離は合ってそう。
松籟Sは捲る馬もおり展開的に恵まれた感はあったが、最後までしぶとく伸びている点を見ても評価できる。
オープン昇格後、目黒記念は15着と大敗してしまったが着差は0.7秒差。
流石に力負け感が否めなかったが、それでも0.7秒差に粘ったのはこの馬の地力だろう。2走前の札幌日経OPでは0.6秒差8着と惨敗。
この敗因は洋芝が合わなかったことが大きそう。未勝利戦の際も札幌で2戦しているがイマイチな結果となっている。度外視でも良い。
前走のステイヤーズSも休み明けだったが0.7秒差7着と善戦、ここでも相手が強かった印象。G2ということもあり、昨年の勝ち馬や重賞好走馬など格上揃いだった。
今回は前走と比べて圧倒的にメンバーレベルも落ち、1番人気もオープン勝ち馬とチャンスは十分にある。騎手も石橋脩騎手となり、長距離ではかなりの実績の保持者。特に天皇賞春をビートブラックで激走した印象が強く、当時もテン乗りであるように代打騎乗が上手い騎手。
展開的にスローペース必至な今回は頭では厳しそうだが、メンバー的に2,3着なら十分あり得る。全く人気がないなら単穴で狙ってみる。

△ アスクワイルドモア
△ シルブロン
△ スタッドリー
△ レクセランス


【京都牝馬S】阪神芝1400m


◎本命 スカイグルーヴ

若い頃から素質が買われ、常に上位人気に支持されてきたほどの期待馬。
父エピファネイアながら古馬になってから本格化し、昨年の京都牝馬Sで2着、続く京王杯SCでも2着と1400mでは牡馬とも互角の競馬。
条件戦を見ても1600mだと長くて1200mだと短いという印象で、その中間の距離である1400mがベストな距離。
近2走の大敗で見限られていると思うが、2走前のスワンSは輸送減りしてしまったことと、枠順が敗因。阪神への輸送自体は以前にも経験があったが、2走前に関しては休み明けながら-8kgと大きく減らしてしまった。
更にスタートがイマイチで8枠17番ということもあり、道中は外5頭目を走る距離ロスも響いた。結果、直線ではほとんど追わず最下位入線。
前走のターコイズSは15着と敗れているが、敗因は直線での不利。
最後の直線で内にいた9番と外にいた12番に挟まれる形となってしまい、急ブレーキをかけている。それでも0.8秒差と粘っていることを考えると不利が無ければ僅差の決着だっただろう。そもそも1600mも合っていない。
近2走の敗因が明確なのにも関わらず、大敗しているからといって「終わった馬」と決め付けるのであれば美味しい人気。
今回のメンバー的に1200mからの馬も多いので、前は早くなりそう。
前々で牽制し合ってくれれば、中団から脚を伸ばす当馬に軍配が上がる。
鞍上も今絶好調のムルザバエフ騎手と追い風。
引退レースとのことだが、ここで引退の花道を飾って欲しい。

〇対抗 サブライムアンセム

昨年のフィリーズレビュー勝ち馬でナムラクレア、アネゴハダ相手に完勝している点は好材料。
次走の桜花賞は10着まで超大混戦で、この馬は9着ながら勝ち馬とは0.2秒差という稀に見る結果に。後方からがデフォルトな馬なだけに、展開が向かなかった点も痛かった。
夏は全休し、秋初戦のスワンSは0.7秒差の8着と惨敗。
流石に古馬牡馬混合のG2は厳しかったイメージで、初対戦ではあったものの0.7秒差なので悲観する内容ではない。
前走のターコイズSは牝馬限定戦へと戻り、0.2秒差6着と健闘。
新馬戦以来の輸送だったが問題なくこなしており、精神面での成長もかなり見られた1戦だった。直線でも内の狭い所をこじ開けて伸びてきているように、器用な競馬が出来る馬。
敗因としては展開不利だろう。最後は外から伸びてきた馬たちに交わされてしまい、脚色が違った。とは言え僅差の競馬なので評価はしたい。
近走から見ても牝馬限定戦であれば大崩れは少なく、更に勝ち鞍であるフィリーズレビューと同舞台なのであれば上昇は間違いない。
器用に立ち回れるタイプなので枠順は不問。内枠だと大歓迎。
斤量は57kgと見込まれたが、相手を見ても全然やれていい。

▲単穴 シゲルピンクルビー

この馬もフィリーズレビューの勝ち馬で、2年前はヨカヨカを下して勝利している。1400mにおいてはかなり強い競馬をしており、なかなかその条件が無いため強さがバレにくい。
昨年の京都牝馬Sでも0.4秒差4着と良い競馬をしていることから、やはり1400mでは抑えたい存在。主に1200mを使われているが、本質的には少し足らない印象。
鞍馬Sでは勝利しているが、重賞だと1歩足らない感じを見ても分かる。
先行抜け出しが好走のパターンだが、前走はスタートでアオってしまい10番手からの競馬となってしまった。
これでは本来の力は出せずに大敗。度外視で良いだろう。
今回は牝馬限定1400m戦という特殊な条件で、メンバーも小粒感がある。
全く人気もなく鞍上も高倉騎手ということで大穴1発があっても良い存在。
阪神でも大崩れが少ないので得意条件で激走に期待。

△ テンハッピーローズ
△ ヒメノカリス
△ フェルミスフィア
△ ララクリスティーヌ
△ ルチェカリーナ


メンバー小粒で荒れる可能性から、相手多めに抑える。

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