掌をほどいて
7月25日(木)
・イラストレーター・Rellaさんの個展レセプションにご招待いただき、個展の鑑賞とご挨拶に伺いました。とても素敵な展示で、また、ご本人さまにご挨拶もさせていただき、嬉しく思いました。
わたくしの拙作を気に入っていただいていて、じぶんが思っている以上に、じぶんの絵が愛されていることを感じています。とうとう「この方向で」というレールに乗り引き返せない気がしているのもあり、わたしもわたしの絵を愛せたら、と思い始めました。
いろいろな絵柄を彷徨っていた(いる)原因の一つに、欲張りと執着があるのではないか、と思っています。「あれも描きたい、これも描きたい、ぜんぶ描きたい」というように。そういった、強い感情を少しずつ手放せたら、握りしめている掌を解けたら、いまより落ち着いて絵が描けるようになるのかも知れません。禅や、仏教の世界だなあ、と、いま思いました。
・お仕事のラフが「バッチリです!」とのことで、ルンルン(?)です。別の、難航していた案件も、ハッとするような突破口が見えた気がして、ワクワクしています。しかしながら、お仕事・ご依頼の絵はあくまでクライアントのかたのものなので、わたしだけが納得!や、シェフの気まぐれパスタ!のようでもいけないなあ……と思いました。反省、そして、勉強、の毎日です。
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