ともだちとふじきゅ~!

ともだち4人と富士急ハイランドに行きました。
本当はもう1人参加する予定だったのですが、急遽参加できなくなってしまい、「写真を送って欲しい」との事で、わたしは写真を撮りまくりました。すごくすごく充実した一日でした。

しかし、わたしは富士急ハイランドに着いた当初、ある重大な懸念点を抱えていました。それは、〝絶叫系アトラクションが大の苦手〟であるという点です。わたしは、かの有名な花やしきのコースターで魂を抜かし、乗れるジェットコースターと言えば、世界でいちばん遅いと銘打たれている、いもむしコースターだけ、と言ったようながちがちの絶叫ダメ絶対人間なのです。

富士急ハイランドと言えば、FUJIYAMA、ド・ドドンパ、高飛車、ええじゃないか、のような絶叫というか、もはや魂の叫び系アトラクションが名物です。花やしきのコースターで魂を抜かすようなわたしが、日本最高峰の絶叫系に挑むなど愚の骨頂…。富士急ハイランドを十二分に楽しめるのか、などといった不安を、入園する前のわたしは抱えていました。

その不安は実の所、杞憂に過ぎませんでした。

わたしはもうそれはそれは富士急ハイランドを満喫しました。

ここからは、不安に震えるわたしを救ってくれた富士急ハイランドのアトラクションたちを紹介していきたいと思います。

①戦慄迷宮
全長900mの病院内を歩いて進んでゆく、所謂お化け屋敷です。

ここがもう、めちゃめちゃに楽しかった!

様々な部屋を巡っていくのですが、ノンストップで私たちを恐怖へ誘うための〝仕掛け〟が襲ってきます。いや、怖かったかと聞かれれば、わたしはそうではなかったのですが(ともだちと一緒に回ったせいか和気藹々と進んだので…)。まあ、そうは言っても一緒に周っていたともだちの1人は5分の1も行かないくらいでリタイアしてしまったので、怖い人には怖いのでしょう。


※ネタバレ注意※




物語の舞台は、〝慈急総合病院〟という今はもう運営されていない廃病院。わたし達は待合所で少し待ったのち、診察室に通されました。そこで観たのは、とある映像。院内に残されていたビデオカメラに記録されていたものらしく、そこには肝試しにこの病院に来た男女が映っていました。彼らの結末を見届けたのち、いよいよ私たちも病院を見て回ることに。1組ずつライトと診察券を持ち、いざ、院内探索へ。

ここから先は、詳しい内容への言及は避けますが、代わりに感想をお伝えしたいと思います。

世界観が好きすぎる…!多分80年代くらいに開業していた病院なのかな?やや古い感じが不穏さを醸し出していて良かった!あと、人形好き(?)としては、〝患者〟や〝看護師〟、〝医師〟の造り込みがすごすぎて、それらがまるでさっきまで息をしていたかのような生々しさを持っていたのがすごかった!剥製とか、鼠とか、色々いたけど全部生々しくて、臓物に関して言えば、思わず目を背けてしまった!床に血がベトーってなってんのもすごい良かった!

後半、それまで持っていた電灯を手放して灯りなしで進んでいかなきゃいけないところがあるのですが、暗すぎて折角の素敵な世界観を隅々まで味わえなかったのが少し残念です。

あと、思っていたより長かった!外に出るのに40分くらいかかりました。まあ、何組かに抜かされてしまっていたので、ただ単にわたし達がゆっくりしすぎたというのもあると思いますが。

怖いものが苦手な方は、やはり複数人で、そしてあまり大きな声では言えませんが、「じっくり楽しんでやるぜ!」くらいの心意気ではいってしまったほうがいいかもしれません。

②なんかでっかい鶏肉

食べ物です!よくわかんないけどシェアハピ出来そうなので買いました。お値段は1,000円。「どうせテーマパーク料金なんだろうなぁ〜。」と思っていたら、店員さんから渡されたのはわたしの顔より長い鶏肉のフライ4本でした。衝撃のフォルムにわたしは思わず、「でっか!」ともらしてしまいました。ともだちと2人でなんとか食べ切りましたが、恐るべし鶏肉、恐るべし1,000円。ちなみに私たちは塩胡椒の味付けのものを食べましたが、他にもチーズとかコンソメとか10種類くらいありました。わたしは唐辛子の味付けで食べたかったのですが、ともだちが「塩胡椒にしてくれ!」と頼み込んできたので、仕方なしに塩胡椒の味付けで注文しました。でもやっぱり唐辛子のやつが食べたかったなぁ〜!、なんてね。

③トーマスランド

昼食後、わたしとともだち2人はナガシマスカというアトラクションに乗ろうとしました。しかし、わたしは並んで3分もたたないうちに、90分という待ち時間の長さに痺れを切らし、また、アトラクション前に掲示されている注意書きに並んだ文字列にビビり散らかしたので、折角買ったポンチョ(200円)を友達に贈呈し、行列から離脱し、1人ふらふらと園内を彷徨っていました。

そして、偶然入ったのが、

「トーマスランド」

なのでした。

すてきなアーチをくぐると、西洋風の石造りの小屋が並んでいる、とても山梨県とは思えない風景が広がっていました。

トーマスランドに対する期待感がわたしの胸をじわりじわりと埋めてゆきました。

そこは、きかんしゃたちがいきいきと暮らす街。

わたしたちは彼らと一緒に、トーマスランドで楽しく過ごす仲間の1人。

きかんしゃにのって、動物達の群れのそばを通ったり、水路を進んだり、お宝探しをしたり。

ここでは、彼らと共にさまざまなことを体験できるのです。

もっとも、トーマスランドは年少の子供たちをターゲットにしており、わたしはその枠に当てはまらないので、ちびっこ(とその保護者の方)とわたしで、サファリ探検をするなどという奇妙な絵面になってしまった時もありました。

しかし、トーマスランドはわたしに大切なことを思い出させてくれました。

それは、「楽しむ心」と「世界に対する好奇心」です。

周りの目を気にせず、「楽しむ心」を持って思い切り遊び、さまざまなアトラクションに対してあれはどういうものなのかな?と「好奇心」を抱いて、挑戦する。

二つの大切なことを思い出したわたしは、トーマスランドで素敵な経験と思い出を得ました。

みなさんもこの感動を是非とも!

(絶叫系が無理な方には本当におすすめです。すべてがゆるりとしているので。あと、15時くらいまでは多分超穴場なので、アトラクションを存分に味わえると思います。)

④と続くところだったのですが、興奮しすぎてあまり覚えていないので、ここまでとします。




皆さん、ぜひ富士急ハイランドへ!





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