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身も心も喜びまくる!「だし活」のススメ②だし取り教室編

前回は、だしの良さを拙いながらも書かせてもらったのですが、今回は自分のやる「出汁取り教室」の様子を書いてみたいと思います。

出汁取り教室ってどんな教室?

2018年2月より西尾商店専務と2人で開催中。
和食の家庭への普及を目的として、子どもたちがしっかりとした食事を摂ることで健やかに育つことを目指す教室です。

新聞他各種メディアにも何度か取り上げられています。

どんなことをやるの?

出汁についての座学を少し学んだあと、出汁とりの実践に入っていきます。
出汁を取ったことない人の理由の殆どは
「よくわからないから」
です。
それを「よくわかる」ようにするのが我々の役目です。

自分たちで取った出汁を使った食事をみかまんが作り、最後はみんなで食事会です。

今回は特別に「子ども出汁取り教室」開催。

平日の日中の開催なので、普段はママさん達を中心にやるのですが、コロナの影響で子どもたちの学校がお休み。
ということで、子どもたちだけで出汁を学ぼうとなった次第です。
※3月の話で、この時はまだ集まることに関してはそこまで厳しく言われなかった中での開催です。

今回は子どもの経験のためということで受講料無料ということもあり、8人の募集枠は一瞬で埋まり、結局13人と講師2人の15人の大所帯。

子どもたちの目にだし取りはどのように映るのか・・・
興味を持ってくれればいいのだが。

はじめに、コロナの時期という事もあり、子どもたちには
「なぜ体が調子悪くなるのか。なぜ健康でいられるのか。」
免疫の話
をさせてもらいました。
その後は西尾氏によるだし講座~実地に入ってだし取り講習。

この日は全員に自ら削ってもらいました!
昔の人は~~なんて話をしながらでしたが、実際のところ削りたては本当に凄いです。

だし取り教室9

1グループで30gを用意するのですが、この30gがなかなか遠い(笑
楽しんでもらえたかなと思います。
その後はこの削りを使ってだしを引いていきます。
たっぷり使います。贅沢♪

無題

その後、だしを味噌汁で味わってもらい、市販品のだしの素などとの違いも解説。

この日は食事会のごはんはみんなに自分で土鍋で炊いてもらいました。
キャンプではやったことあるかもしれないけど、さすがに土鍋でやったことある子どもはいませんでした。

土鍋ご飯

鍋炊きごはんは17分で炊けるのです。これって立派な時短調理。
炊飯器を置く場所もいらなくなるし、すごくいいんだけど、何故か普及しない・・・
我が家は土鍋洗うの大変なので、テフロン加工の鍋で炊いています。

ごはんが炊けたところで食事会。
この日の献立は
・土鍋ご飯
・濃い出汁のお吸い物
・ブロッコリーのサラダ
・ほうれん草と豚の炒め
でした。

みんなで片付けまでして、お土産貰って解散。
後日、何人かのお母さんから店舗のLINEを通じてお礼のメッセージを頂きました。ありがとうございます。

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今回は子どものみでやってみましたが、いい経験になりました。
学ぶところもありまして、また時間からの教室に生かしていきたいと思います。
それにしても今の子どもたちは静かですね。
驚いてしまいました。
自分の意見を言うことはとてもいい事であり、恥ずかしい事でも何でもないのですが、どうも世の中の教育がそうなっているのか、みんな控えめな子でしたね。今後はそこも見据えて、楽しくやってもらえるようなプログラムを考えられたらなと思います。

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