頭痛の原因は〇〇。本当にそうですか?

ようやく昨日、ガッテン!の「痛みを”脳”で克服!慢性痛治療革命」を見ました。

内容は面白かったです。「なるほど~」と実際の患者さんと結びつくこともあり見応えがありました。


患者さんの例では「腰痛」と「顎の痛み」を取り上げていました。

どこの病院に行っても治らなかった症状が治った、という劇的な変化をしており、番組の最後では”趣味””目標””達成感”というキーワードで締めくくっていました。


もう一つ興味深い内容がありました。

痛みを与える実験と脳の働きの関連性(側坐核)についてです。

強い痛みを与えてから痛みの度合いを下げて弱くすると、側坐核が活性化するということです。

痛みが減ったことを喜びとして認知して、側坐核が働くと説明をされていました。

→側坐核がしっかり働くことにより痛みを感じにくくなる

→慢性痛からの卒業^^

※側坐核は痛みを抑制する働きがある


このようなことは臨床でもあります。

例えば、腰痛。

Aさん

治療をして日常生活での腰痛は減っている。

ですが、完全に痛みが取れていない。

「まだ痛い。こうやって身体を反ると痛くなるんだよ。運動したら痛くなるかもしれないから出来ない」。


Bさん

治療をして腰痛の症状が減っている。

完全に痛みは取れていないですが、「動かすと痛みはまだあるけど、動ける範囲で体操したり自転車乗ったり水泳も少しずつ出来てるから良かった」。


AさんとBさんはどちらの方が早く良くなるでしょうか??

慢性的に痛みやしびれなどを抱えている方はAのように考える方が多いかと思います。これでは側坐核が働きにくいですね・・・


僕らが全てを改善出来れば良いのですが、そういうわけにもいきません。

患者さんにも治る努力をしてもらう必要があります。



随分話が逸れました(笑)

本日のテーマ「頭痛の原因は〇〇」。

〇〇に何が入るでしょうか??

このようにしたのは、患者さんから相談されたからです。


詳しく載せるのは省きますが、どうやら整体院や整骨院で色々な説明をされており何が合っているのか迷っているみたいです。

◆ストレートネックだから

◆姿勢が悪いから

◆背骨がずれているから

◆骨盤が歪んでいるから

など色々お悩みの様子でした。


当院で治療(初回)後は数日間、症状が治まっていたみたいです。

●数日間はストレートネックが治っていたのでしょうか?

●姿勢や背骨や骨盤が正常になっていたのでしょうか?

そのようなことは無いでしょう。

現在では骨や関節の異常は痛みとは無関係であることが示唆されてます。


人によって生活習慣や身体の使い方・怪我・職業など違うように同じような症状があってもそれぞれ原因は違うと思います。


「頭痛の原因は〇〇」

私は分かりません(笑)分かる方がいればご教授願いますm(__)m

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