10数年ぶりのウォーターフォール~山種美術館「水のかたち」展
*2022年の記録をまとめています!
2022年9月に行った「水のかたち」展について、別の場所に書いていたのを転記*
連休中日。台風の影響による雨の予報……。しかし、午前中に用事があるのよ……。
もともと出不精なので、外出する日は予定を詰め込みたいマン、用事が終わったらどこに行こうかしら……
と、山種美術館が近いと気付く。日本画コレクションの美術館です。
今やってるのは……「水のかたち ―《源平合戦図》から千住博の「滝」まで―」
わお、「ウォーターフォール」見られるじゃああん!
山種美術館は今の場所に移転する前の仮店舗?のときに、千住博さんの「ウォーターフォール」を観に行ったことがあるのですが、
わ~~~~~~~~~~って圧倒されて、椅子に座ってだいぶ長い時間眺めていた記憶があります。
それから軽井沢の千住博美術館にも行ってみたいわぁと思いつつ時は流れ……
10年以上ぶりにこんにちは!お元気でしたか!
今回は、5色展開の「フォーリングカラーズ」という絵もありました。
赤、緑、オレンジ、イエロー、紫のネオンカラー。サイケでとてもいい。
今回の企画展のテーマは「水」ということで、「雨」「川」「滝」「海」「雪」のゾーンに分かれておりまして。
いや…水って難しいけど、雨が一番難しくない……?と思いました。
雨そのものを表現するというよりは、雨でけぶる景色を描いたり、なんだり……
特にそれを水墨画で表しているものがあって……え~~~無理~~~!!!と思いました。だって一発勝負やん……墨絵に興味があったのですが無事に心が折れましたありがとうございました。
あと鳴門の絵がふたつありましたね。あの大きな渦は描きたくなりますよね、わかる。
ひとつはとても大きな作品で、顔料を一種類しか使っていないんだとか……?日本画をどう描くのかわからないのですが、色を変化させるのに焼いたり…とか解説に書いてありました。
雪のゾーンでは、「日」という絵がとてもよかったです。雪が積もっている日なのですが、晴れて太陽が見えるのです。
その太陽は、木の陰に隠れてかぶさって見えているという構図もまたいいのですが、あーーーこれはまさしく、雪国の晴れの日の空気!!と思いました。
雪国の冬の太陽の晴れがましさを君は知っているかー!!!
山種美術館って日本画しかないのかと思ってたら、油彩もあった。黒田清輝。
本日も、絵を鑑賞している姿がとてもいい!という人がいたなぁ……その絵と太いパイプができている感じ。好きなんだろうなぁと思いました。
「好き」は正義。
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