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【2008.3.29】

結婚して約半年。
交際期間が1年と比較的短かったから
「少し2人の時間を楽しもうねぇ〜」
なんて話していた矢先の妊娠でした。笑

この日は忘れもしない初めての産婦人科受診。

妊娠検査薬で「陽性」が出てたから
確認のためにくらいの軽い感覚で
なんの躊躇もなく受診した。
それでもやっぱり少しは緊張するよね。

先生がエコーで様子見ながら

「妊娠してますね〜」

「あ、双子ですね」

となんの抑揚もなくサラッと言ったの!

え?????

予想だにしなかったため頭の中の整理がつかない。

そんな私に立て続けに

「うちでは産めないから〜」
「次回来る時までにどこで産むか決めてきてね」

は?????

もう喜びの感情よりも頭の中がパニック。

双子の妊娠?
ここでは産めない?
私、大丈夫なの?

よくわからない感情のまま病院を後にした。

この整理のつかない感情をとにかく誰かに伝えたくて元旦那に電話するも仕事中で出ない。
両親も従姉妹の結婚式に参列していて出ない。
妹も仕事中で出ない。

モヤモヤする感情を抱きながらとりあえず帰宅。

そしたら従姉妹の披露宴で父が倒れたと母からパニックの電話がきて自分のことどころじゃなくなってさ。笑
元旦那はこんな日に飲みに行って朝まで帰ってこないしさ。怒

でもこんな時って誰かと話したいじゃーーーん!!!

やっと繋がった大親友が
「おめでとう!」と言ってくれてようやく喜びが溢れたのを覚えてる。

この時代は妊婦さんの「たらい回し」が問題になっていた時期で出産できる場所が少なかった頃。
特に双子となると出産リスクが高くなるため、なかなか受け入れ先が難しいということを出産後に知りました。
受診した病院の先生は提携先の病院しか紹介できないよ、という意味で伝えたみたいだったけど
この日の私は「双子の妊娠」ということを受け入れるのに精一杯で
そこまで捉える余裕はなかったんだよね。

とにもかくにも予想もしていなかった
「双子妊娠」が発覚した記念すべき日。
ここから私の妊娠生活がスタートしました!

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