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生理を徹底解剖 9/12

『生理』を口にする機会って
割と少ないですよね



日本では長い間『生理』や『性教育』、

とにかく『性についての話』がタブー視され続け、

そのせいで性教育がかなり遅れています。



1992年は【性教育元年】とも呼ばれ
小学生の段階から『性』を本格的に教えるようになりました。





2000年代始めに状況は一変。
メディアなど各方面から『性教育バッシング』が湧き起こり...日本はまたしても性教育後進国に...



ユネスコ(世界教育科学文化機関)は
WHO(世界保健機関)などとも連携し 



実際問題、

早めの性教育が子供たちの性行動を早めるのか??



の調査をしたところ

包括的な性教育では、

(セックスや出産だけでなく、性を通しての人との関わり方や相手の立場を考えること、将来子供を持ちたいのかなども含めた性教育)

若年層の性行動を早めることはなく

性行動をより慎重化させる。




という結論が出たそうです。




昭和生まれの私が受けた学校の性教育といえば

・避妊

・性病



うちは、

親からも性教育らしい教育を受ける機会はありませんでした。



初潮がきたときに『赤飯炊こうか?』
の提案を全力で断った記憶しかない。



今では本当に何でも話せる三姉妹なのですが、



小中学生の頃は
思春期のせいもあり恐ろしいお姉ちゃんたちで

 

(本当のコトだから怒られるw)



生理がどんな感じかなど
聞く機会もありませんでしたね。



もっと昔から色々知ってたら
生理前のイライラで無駄に悩むこともなかったかも...



話が脱線しすぎ...٩( ᐛ )و




それでは本題です⬇︎




生理の仕組みについて
私なりに解説していきたいと思います



このイラスト(右側)から伝えたいことは

 

とにかく複雑なんだよ



てことだけで、覚える必要はありません。

妊活中の方には少し参考になるかも(°▽°)



  

では次

基礎体温表をつけられている方には
入りやすい内容かと思いますが


上から


●卵巣内

卵胞の成長・排卵・排卵後に黄体化する様子

(複雑なホルモンの連携プレーの賜物)

●基礎体温

生理が始まって排卵までが低温期
排卵後体温は上がり 次の生理までは高温期
妊娠していなければ 生理が来ると同時にまた低温期

だいたい 低温期14日 高温期14日
(生理周期が長い方は低温期の日数が伸びます)

●子宮からのお便り

経血やおりものは
子宮の中からのお便りです

いつ?
何日間?
どんな?(色、粘稠性、かたまり、匂いetc)

経血が出るのか
おりものが出るのか

によって
得られる情報は多くあります

経血に毎回大きな塊が出る
出血期間が8日以上

排卵期に透明の伸びるおりものが出る
おりものが臭くて緑色っぽい

など
体は様々なサインを出してくれますので
しっかりそのサインを受け取って下さい

⬇︎参考までに⬇︎


●4つの女性ホルモン

何がどういう働きか ということよりも
連携プレーが複雑なゆえに

強いストレスなんかで

簡単にホルモンバランスは崩れるよ


ということと


排卵前後と生理前後は
体の中がかなりダイナミックに色々動いてるから


不調が出るのは当たり前

(すこぶる体調が良ければ 不調は出ませんが)



生理痛、生理後の頭痛、排卵痛、胸の張り、吐き気、生理前の頭痛、集中力の低下、むくみ、イライラ、落ち込み、情緒不安定 etc



多くの女性が1ヶ月でめちゃ調子いいのは
卵胞期(キラキラ期) あたり   

(少なッッ)

ダイエットなんかは
この時期が1番良いようです
(なかなか活用できてないんですけどw)


気血が充実していて

気血の巡りがスムーズな女性は

どのタイミングでもわりとキラキラしています


しかし

多くの女性は何かしらの不調を感じながら
日々過ごしているはず



ちなみに私は

生理前

本当に自分のブラックな部分が出てくるので

気血の巡りをよくする漢方を意識して飲んでいます



(朝も飲んできたよw)

 

漢方相談では
みなさんがそれぞれに持つ不調について
かなり細かくお話を伺います

舌まで見せていただきます



恥ずかしい方もいらっしゃると思うので



私はいつも一緒に出します👅


体質が  綺麗に  このタイプ‼︎
てなることはあまりないのですが

全体的に見させてもらって


この辺が弱そう

というのを判断し、漢方薬を選びます。




中医学には

・同病異治(どうびょういち)

・異病同治(いびょうどうち)

という言葉があります

それぞれ

同じように見える症状でも原因が違えば治療は変わる
関係のなさそうな症状でも原因が同じなら同じ治療

という意味です



例えば頭痛、

生理前の頭痛と生理後半から出る頭痛は、
原因が違うので使う漢方薬が違います。


巡りが悪かったり、体に余分なものがたまっていることで起こる頭痛と、

生理で血が失われて起こっている頭痛です。



また
眠りが浅い、爪がモロイ、すぐ不安になるなど

あまり関係なさそうな症状も、


血の不足が原因であれば使う漢方薬は同じです。




体調に関して
特に大切なのは

生理の情報‼︎


生理は女性のバロメーターだからです


生理から得られる情報は膨大で

体質改善できたかどうかも

生理の状況からチェックします




大切なのは


自分の体を知ること

普段から生理の状況を把握しておくこと



そうすることで、

体からの不調サインも早めに感じ取れます。




生理が始まると同時に

こんなことが体で起き始めたよ

すごいね、おめでとう‼︎



て女子に伝えたいです。


同時に



これからの人生は

かなりホルモンにかき乱されるよ

でも、なんかあったら

#全部ホルモンのせい

にしたらいいからね



て伝授したい。




困ったことがあったら

早めに婦人科を受診するのも大切。




病院で何も見つからなかったら

私たちみたいな

漢方相談員のことも頼ってみてください。




そんなこんなで


今日のテーマは

自分の体を知ろう!



サブテーマは

性格は体質からきてることもあるから
直せるパターンもあります(小声)
しっかり養生しましょう(^_-)

  

でした。





それでは、また!




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