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上・京・物・語/まさかの大誤算

1994年1月21日発売。シャ乱Q、4枚目のシングル。

テレビ東京系「浅草橋ヤング洋品店」エンディングテーマ。

私が当時初めて買ったシャ乱QのシングルCD。ちゃんとケースに入れて今も持っていました。
私の感想や作品のエピソードなど書いてみたいと思います。

上・京・物・語

作詞まこと/作曲はたけ/編曲鳥山雄司&シャ乱Q

イントロのキーボードが印象的で、後ろで細かく鳴ってるギターがかっこいい!
アコギのリズムも好きだし、アコギを弾きながら歌うつんくさんもかっこよくて好き。
まことさんの歌詞は実話らしい(フォロワーさん情報)

3枚目のシングルまでは明るくてかわいいシャ乱Qのイメージがこの曲から変わっていったと思う。
5枚目の「シングルベッド」がバラードで大ヒットしたのは上京物語があったのも大きいような気がする。

「上・京・物・語」についてのコメント(2008年)

つんく♂さん「上京して2年、このまま行けばレコード会社との契約も解除という岐路に立った作品となった。イベント等で歌う度、お客さんを増やしていくことのみを考えていた。このあたりでアレンジャーが変わり、いろんなレコーディング方法を学び、今に活きている。」

はたけさん「ギターの弦を買えないほどビンボーのドン底で生まれた作品。ショッピングセンターの屋上や駅前広場みたいなところでキャンペーンしてがんばったなぁ。」

まことさん「みずみずしく、清らかなウェット感が漂うサウンド。たいせいのキーボードプレイも映える。こんなテイストの詞は二度と書けないかも。」

たいせいさん「これが売れなきゃ解散って言われてたどん底の頃で、とにかく自分たちで有線の放送所を廻れるだけ廻って…街なかやラジオでかかる度にメンバーと喜んでたなぁ。とても思い出の深い曲。ちなみにオレのレース用のヘルメットにはサビのメロディーが音符でペイントされている。」

まさかの大誤算

作詞つんく/作曲はたけ/編曲鳥山雄司&シャ乱Q

B面は城天時代からあったのかな?って雰囲気の明るい曲。A面「上・京・物・語」からのギャップというか振り幅がすごい!
つんくさんの歌い方がかわいくてキュン!
曲はちゃんとかっこいいのに歌詞がおもしろいシリーズは初期のシャ乱Qの得意分野かも?

イントロからアニソンぽい!
たいせーさんの鍵盤が私好みの音色で、間奏部分のギターとの掛け合いがGSっぽい感じで懐かしくて好き。
そしてベースがかっこいいから注目して聴いてほしい!(車では常にベース音を大きくして聴く派)

歌詞はモテる人あるあるな内容で、反省してるようでしてないという…笑
お酒のせいにするのもあるある。笑

合いの手ってやっぱり大事だし、楽しくなる要素のひとつだと思う!

ジャケットについて

ジャケット撮影は羽田空港で行われた。カメラマンはB’zなどを撮っている加藤さん。

「かっこよくてパワフル、でもシャ乱Qのシャレっけも忘れないで、動きのあるものにしたい」と上京物語にちなんでリヤカーに引っ越し道具を積んで引っ張ることにした。

人の少ない時間帯のお昼時だったが修学旅行生が300人いて、シャ乱Qを知っていたのは2人だけ。
森高千里さんが偶然通りかかって挨拶してから警備員の態度が急変して、搭乗口での撮影もOKになったらしい。

こちらにシングル「上・京・物・語」についてのインタビューをまとめてるので読んでみてください↓↓↓


「上・京・物・語」は等身大の自分達の気持ちや楽曲スタイルを素直に反映させた作品で、いい歌だけどこれまでのシャ乱Q路線とは違う楽曲。シングルを決める会議で論議を繰り広げた結果、等身大の姿を提示した「上・京・物・語」にすべてを託すことを決めた。

予算がない中、和田マネとメンバーで一丸となり精力的なプロモーション活動を開始。つんくさんはラジオの取材をメインに全国各地を飛び回り、6人それぞれ有線の放送局に電話したり電車移動で訪問する日々を繰り返した。その結果、有線リクエストに長い期間ランクイン。「ロスタイム」発売後もリクエストが増え続け、楽曲を支持する声とシャ乱Qに対する興味関心の目が高まってきた。
このチャンスを逃してたまるか!とばかりにライブハウスツアー「'94春の乱 愛し合おう戦争になる前に」を行い、大阪のチケットはソールドアウトに。

感想をツイートしたあとにヒストリーブックで当時のことを読んで感動しました…
曲はもちろん、全力でがんばってるシャ乱Qが私は大好きだったんだなって思います。
愛し合おう戦争になる前にツアーは初めて行ったシャ乱Qのライブだから一番印象に残っていて。シャ乱Q劇場も大好きでした…

最後まで読んでいただきありがとうございました!
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