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スタジアムツアー⑥北九州市民球場

ついに九州アジアリーグ、2シーズン目が開幕。

今年からその戦いの会場の一つとなる北九州市民球場。
今年のリーグの開幕はここから始まった。


福岡県北九州市にある「北九州市民球場」。1957(昭和32年)に小倉球場として開場され、当時福岡を本拠地としていた西鉄ライオンズ(現埼玉西武ライオンズ)の準本拠地として利用されていた。(ちなみに当時の本拠地は平和台球場)
その後1978年にライオンズの埼玉移転に伴い、福岡を本拠地とするチームがなかったものの、1988年にダイエーが南海ホークスを買収し、同時に福岡を本拠地とすることが決定。これに伴い、試合数は減少したもののホークスの準本拠地として現在も使用されている。

さらに、今季から新設された北九州フェニックスの本拠地としても利用されている。

前回の記事を読まれた方は分かると思いますが、その北九州フェニックスの開幕戦を見ようと今回北九州市民球場を訪れました。


基本情報は以下の通りです。

グラウンドの両翼:92m
      中堅:119m
フェンス:5.2m
形態:内野(土)・外野(天然芝)
収容人数:20000人
スコアボード:スコア・選手名共に橙色LED
(公式サイトより)


スコアボードの表示はこのような感じです。
(筆者撮影)


この球場、いたるところで歴史を感じます。昭和の産物ですから当然ですが、スタンドの椅子が昔の球場にありそうなタイプのもの。また、スコアボードの形もそう。時計がスコアボードの上部にあり、その部分だけ凸の形をしているのも昭和感。

昭和の産物だけあって、球場自体は非常に狭いです。両翼92mの球場なんて近年なかなか聞かないですし、かつてはフェンスも3mほどしかなかったので圧倒的に打者有利でした。それが、昭和の治安と言いますか、試合後に乱入するお客さんがたくさんいたそうなんですね。その対策で2段階に分けて現在の5.2mになっていますが、ラバー部分は1mほどしかありません。残り4mほどは金網。実に不思議な内訳ですが、ラバー部分を高くすると前の方の席からフィールドを見れなくなりますからね。

ちなみにアクセスはモノレールの香春口三萩野駅から徒歩10分ほどで、良好といえるのではないでしょうか。



というわけで、北九州市民球場編でした。



みじゅー



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