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6/18 火の国サラマンダーズ-大分B-リングス

みじゅー


サラマンダーズ、今季の最初で最後の八代シリーズ。その2日目の試合レポ。
個人的には八代球場の雰囲気結構好きなので本当はもっと試合してほしいんですけどね。まあ、そんなことはおいといて。


ヤマエ久野九州アジアリーグ公式戦 11回戦
@県営八代運動公園野球場
試合開始13:00 試合時間3:04

大   分 000000100 R1 H4 E1
火の国 00000011X R2 H11 E1


序盤から手に汗握る投手戦。


初回から火の国先発芦谷、大分先発辻の好投が光る。

芦谷は交代まで毎回奪三振の計7奪三振。
一方の辻も5回を4安打無失点に抑える好投。痺れる投手戦が続く。

また、この日の3回には九州アジアリーグ記録(もしかしたらプロ野球においては日本記録かもしれない)が誕生する。
大分の7番、山口の打席で、芦谷が1打者に対して20球を要するという記録。ちなみに、NPBではこの記録は19球だそうで、その球数すらも超えた。


山口のあまりの粘りに、10球目を超えたあたりからスタンドがざわつき始める。そして、ファールとなる度に徐々にたまらず笑いが起き始める。
結果的に最後四球となったものの、両者のこの粘りに拍手が起きた。


試合はそのまま互いに0行進。そんな中均衡が敗れたのは7回表。エラーで出塁したランナーを2塁に置き、先程の打席で粘りを見せた山口のタイムリーで大分が先制。


しかしその裏、2アウトから8番柏木、9番深草の連打で1、2塁とチャンスを作ると1番高山のヒットで柏木が何とか生還。
このプレーと同時に、深草が2、3塁間で挟まれてしまい、最終的にはタッチされて3アウトとなったが、この第3アウトになる前に先に柏木がホームインしてたため得点が認められる、という野球初心者には少々難しいプレーが起きたが、得点例の教科書に書いてあるようなお手本のプレーで同点に追いついた。

さらに8回、3番小林が相手エラーで出塁し、続く4番水本がライト前ヒットで2アウトながら1、3塁のチャンスを作る。
5番高橋の打席だが、ここで1塁ランナー水本が飛び出してしまい、1、2塁間で挟まれてしまう。その間に小林がホームに突っ込み、直後に水本はタッチアウト。7回と同様、第3アウトの前に先にホームインしたため得点が認められる、という滅多にないプレーが1試合で2回も、それも連続したイニングで起こるという珍しさだったが、何とか逆転に成功する。

このリードを9回は西島が守り、無事に勝利。


という事で、前日は八代で負けていたが無事に八代決戦勝ち越しへの希望を繋いだ試合であった。


筆者が入場した時は何も着いていなかったスコアボード。
おそらくこのタイミングでパソコンを起動したのだろう、
下画面左側にデスクトップ表示されるアイコンが出てて思わず。
人並み、人並みより少しだけパソコン得意な筆者です。
5月の月間MVP、水本。
左から大分の小野監督、球審岡本さん、火の国馬原監督。
地方球場ながら立派なスコアボード。
この日のスタメン。
この日のMVP、水本と芦谷。


みじゅー

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