スタジアムツアー④県営八代球場

7月に訪れた県営八代球場のスタジアムツアーの記事を更新していませんでしたね。

ということで、熊本県八代市に位置する、県営八代球場についての記事となります。


画像1

画像2


八代市内にある「熊本県営八代運動公園」内にある野球場です。主に高校野球を含む学生野球の会場として硬式・軟式問わず使用されています。近年はプロ野球での開催はなかったものの、過去にはホークスのファーム戦が開催された実績や、2021シーズンに始動した火の国サラマンダーズの試合会場の一つとして使用されています。

特に熊本県民の方は分かることかもしれませんが、この県営八代球場はリブワーク藤崎台球場に次ぐ第二の高校野球の聖地とされており、県内球場の二強としてその座を確立しています。

そんな県営八代球場ですが、今年の夏まで筆者は訪れたことがありませんでした。
いや、詳しく言うと、この球場の隣にある陸上競技場には訪れたことがあります。というのも、筆者は中学・高校時代は陸上部(短距離)に所属しており、2度ほどこの陸上競技場で開催された大会のために訪れていたのです。2016年は特に熊本地震の影響もあり、例年使用されているえがお健康スタジアムが使用できず、代替の会場としてこの八代競技場が使用されました。
しかし、アクセスの都合などもあり野球場の方を訪れたことはなく、今年2回この球場で観戦する機会があったため、スタジアムツアーとして更新します。


県営八代球場は前述の通り、八代市にある県営八代運動公園の一施設です。1988年に都市公園として計画され、球場はその先陣を切る形で1992年に完成した(ちなみに隣にある陸上競技場は1996年の完成)。
公園内には野球場、陸上競技場(水濠なし)、外周が野球場の形をした多目的広場(全面天然芝)があるが、野球のアップとして多目的広場を使用するのは不可とされている(はず)。

球場の隣にある陸上競技場。スタンドはホームストレートに一部だけ。あとは芝生席で、トラックとの境目となるフェンスなどはない。


八代の海辺の埋め立て地に建設、また野球場と陸上競技場が併設されていることもあり、施設内の駐車場はかなりの数が用意されている。


県営八代球場の基本情報は以下の通りです。

グラウンドの両翼:97.6m
      中堅:122m
フェンス:不明(感覚では藤崎台より高いかも?)
形態:内野(土)・外野(天然芝)
収容人数:約10000人
     (内野スタンド:4000人、内外野芝生席:6000人)
スコアボード:スコア・選手名表示共にLED
(公式サイトより)


画像3

画像4

画像5

画像6




筆者から見た良し悪し。

良い点
・スコアボードが最低限の表示形式を備えている
・ブルゾンが室内
・水色ベースのフェンスが爽やか
・外野フェンスには地元企業のスポンサーも

注文
・屋根が少ない!(夏場の高校野球観戦は地獄)
・フェンスの水色にムラがある
・アクセス悪い!(車必須)


一番のこの球場の難点はアクセスの悪さ。八代駅から当球場まで徒歩だけで行こうとすると、7.3km1時間半を要する。バスを使用したとしても、イオン八代で下車後1時間は歩かなければいけない。球場(運動公園)の公式サイトのアクセスにも、タクシーでの来園が推奨されている。

外野フェンスは画像を見ていただければわかるでしょう、濃い水色、廃れた水色、いろんな意味でカラフルです()


その一方でスコアボードは地方球場の中でもしっかりしたものなのではないでしょうか。選手名、審判名、そして球速の表示もあります。申し分はないことでしょう。
あと、個人的に好きなのが室内ブルペン。フィールド内にブルペンがあると、打球が飛んで来たり選手が危ないですからね。
筆者の弟が野球やっていた時代、この球場で投げたことがあるそうで、ブルペンの話をしたら「ブルペンは監督が見に来ないし、雨で中断していたからブルペンで遊んでいた!」なんて面白い発言をされました(笑)


以上のように、アクセスの問題さえ解消できれば球場としての申し分はないでしょう。今シーズンはサラマンダーズ戦が3試合しか開催されなかった八代球場、来シーズンはもっと開催されることを願っています。



以上、県営八代球場編でした。


みじゅー

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?