Z/X界の〝煉獄〟ついに登場!?デッキ紹介:《ワンショット・アニムス》
0.挨拶
皆さん、こんにちは。未熟者です。
ついにゼクメモ!発売しましたね!!
自分が昔Z/Xをやってたときにちょうどいたカードたちがこうやってフィーチャーされるというのはさすがに感無量というか、もの凄く嬉しい気持ちになっています。
そんな激エモエキスパンションから《アニムス》デッキを組んでみましたので、紹介させていただきます。
このデッキを組むに際し、旧知の友人であり、関西で有名なアニムスおじさんである鮮(@sen_vivid)さんに多大なご協力をいただきましたので、この場を借りて感謝を申し上げます。
↑鮮さんとは新カードが見える度にアツい討論を繰り広げた・・・
1.デッキリストと採用カード
今回のリストは以下の通りになります。
デッキコンセプトとしてはIGOB+イデアライズのターンに《滅獄竜 デスティニーベイン》、《闘乱災鬼 ワンダリングディスペア》、《悲嘆の堕天使 ルシファー》を絡めた連続攻撃でそのまま決着をつける、というものでカテゴリーとしてはコンボビートダウンデッキということになるでしょうか。
もちろん、それまでに準備も必要なので、IGアイコンと《マインドデザイア》、そしてZ/Xエクストラで墓地を準備しつつ、きちんと対応し切ることを目標としています。
以下、採用カードの説明です。
メインデッキ
1《魔導の墓城姫ぐうたらネイ》
プレイヤーカードを《黒崎春日》にする理由の一つです。継続的にチャージを増やすことが出来るスタートカードであり、おまけで除去をする選択肢もあります。相手にもチャージを与えるため、殴り合いを推奨するような面白い効果ですが、このデッキとしては(ライフを)殴られる方がチャージが増えるため、積極的にイグニッションして墓地を肥したいこのデッキと噛み合っており、また、展開的に《マインドデザイア》を防御札として使い易くなるという副次的な効果もあるのかなと思っています。
4《万華鏡で見た景色 アニムス》
4《書庫で夜更かし ネイ》
このデッキはメインデッキの7コスト生物の濃度を可能な限り上げたいので、イグニッションアイコンには
①序盤〜中盤の殴り合いのレースに置いていかれない
②きちんとメモリー獲得条件を満たす
③墓地を肥やして《精神の魔人 アニムス》の準備をする(ゲートカードの条件から②とほぼ同義)
④出来ることならアドバンテージもとりたい
といった多くの役割が求められます。このうち、①に関してはZ/Xエクストラのウェイカーやディンギルに外注できる部分がありますが、メモリーは基本的には逃したくありません。
そんな中、この2種類のアイコンはメモリー獲得条件を満たしつつ、アドバンテージがとれる素晴らしいアイコンです。大事に使いましょう。
4《墓城七姫四の姫 サリア》
4《みみっこデイズ マカロン》
墓地を肥やせるウェイカーアッパーです。このデッキには《滅獄竜 デスティニーベイン》のドラゴンLv3、《ドジっ子バレンタイン マカロン》のウェイカーLv1効果を使って行きたいため、1ターン目は出来ることならここからスタートすることを目指します。
また、《みみっこデイズ マカロン》は《墓城の道化 プーニーレ》の方がいいのではないか?と考える方も多いかと思いますが、正直好みだと思います。
ノスフェラトゥで固めた方がZ/Xエクストラを使い易いと考える場合は《墓城の道化 プーニーレ》が優先されますが、自分(と鮮)はこのデッキの3ターン目最高の動きは《ご機嫌ティータイム レモンティー》であると考えており、そのために《E☆2》アイコンは取れるだけ取りたいと考え、《みみっこデイズ マカロン》を採用しております。
《墓城七姫四の姫 サリア》は墓地を肥やし、かつ《滅獄竜 デスティニーベイン》効果での連続攻撃を目指すこのデッキにおいて、使用感としては《ロードクリムゾン》デッキの《ファインプレー ロードクリムゾン》を彷彿とさせます。
キルターンに墓地にあるときは忘れないように注意しましょう。
4《ドジっ子バレンタイン マカロン》
このデッキのLR枠です。
余談ですが、このデッキはIGアイコン+《マインドデザイア》で序盤を凌がないといけないため、安定性を鑑みてVBは採用しておりません。宗教上の理由でVBとらなくてはいけない人は《たまには本気出す!墓城姫 ネイ》や《闇釜の解放 アビッソ》辺りがオススメです。
話を戻しますが、このカードは基本的には《契りの愉楽 アニムス》を回収するために使います。それ以外を回収する場合は手札の7コストを捨てるための運用になるかと思います。また、《ご機嫌ティータイム レモンティー》のコストにもなるのでチャージにある際は大事にしましょう。
4《マインドデザイア》
かつてファンデッキだった《アニムス》をトーナメントレベルまで引き上げた影の立役者。そいつになんとフラッシュバック(リライトです)がついて帰ってきた・・・!?(元からいました)
しかもこのカードこっそりと自分のゼクスも割れるんですよね。連パンにも使えるので《墓城七姫四の姫 サリア》や《撃ち抜く人形 リゲル・ドール》のような軽いリアニゼクスと組み合わせると凄いことになります。
最強カードなんでさすがに4枚入れましょう。
4《精神の魔人 アニムス》
古来より存在する最強のリアニメイトカードですね。復帰した今も使えるなんて感無量でございます(MRNRNZ)基本的には《闘乱災鬼 ワンダリングディスペア》+《滅獄竜 デスティニーベイン》+《悲嘆の堕天使 ルシファー》のセットを揃えたいですが、状況に応じて色々な組み合わせがあるので各自で試してみるといいと思います。
4《契りの愉楽 アニムス》
待望の生物誓いです。7コストなのが本当に素晴らしいですね(以上)
4《撃ち抜く人形 リゲル・ドール》
古来より存在するアニムス用のエヴォルシードです。黒の7コストであり(最重要)、デッキから落ちると除去+追加の墓地肥やし、さらに《アニムス》に反応してリアニメイトしてくると、本当に《アニムス》のためにデザインされたカードなんだなとしみじみしてしまうカードです(?)
ちなみにこのデッキの場合、キルターンにあまり面を埋め過ぎたくないので《那由多の災厄 サタン》を出すプラン以外ではリアニメイトしない方がプレイが楽になることが多いです。
3《滅獄竜 デスティニーベイン》
2《闘乱災鬼 ワンダリングディスペア》
2《悲嘆の堕天使 ルシファー》
↑今も色褪せない激エモカードたち
キルターンの連続攻撃の要です。《滅獄竜 デスティニーベイン》の自ゼクス破壊能力と《闘乱災鬼 ワンダリングディスペア》の再生能力が噛み合っており、さらにここで増えたチャージを用いて《悲嘆の堕天使 ルシファー》の2点砲に繋げることも可能です。
相手が倒れるまで攻撃をやめないこの動きはまさに
〝煉獄〟
やっぱ《アニムス》は進藤塾の上杉均なんすよね(?)
3《咲き乱れる鎮魂歌 バンシー》
このデッキのゼクステンド・ドライブ!枠です。通常ハンド3枚というのは大きなデメリットになるのですが、このデッキにとってはありがた過ぎるメリットになり得ます。しかも、ここから《精神の魔人 アニムス》おかわりに繋がるの本当に偉過ぎる・・・。
2《那由多の災厄 サタン》
〝煉獄〟を仕掛けられない構え系陰キャデッキを分からせるプランをとるときに使います。《運命のイデア アニムス》→《精神の魔人 アニムス》から《那由多の災厄 サタン》+ディアボロス×2で容易に効果発動させることが出来ます。決まるとめちゃくちゃ気持ちいいですよ!!
Z/Xエクストラに関してはよく使うもののみ解説します。
2《運命のイデア アニムス》
アニムス待望のイデアライズ。ここから《精神の魔人 アニムス》をリアニメイト出来るの本当に偉過ぎると思います。メモリー4個消費と軽いので、念のために2枚採用しています。
1《ご機嫌ティータイム レモンティー》
デッキ3枚掘れる上にチャージも増えるすごいカード。チャージにあるE☆2は3ターン目まで大事にしましょう。
1《墓城の庭師 ルディーニ》
1《冥土三姫 火刑人形スティカ》
《ご機嫌ティータイム レモンティー》が出せないときのバックアップとして用意してあります。ちなみに《マインドデザイア》があるときは2+3でそっちを打った方がその後の展開(墓地条件とか)は楽になることが多いです。
3《ドラゴンウェイカー》
基本的に出さないので好きなドラゴンをとりましょう。
1《彼女の休息 バーベナ》
1《優艶の旋律 リャナンシー》
先攻4ターン目かつメモリーを2個獲得出来ていないときに主に使います。
その場合、ディンギルを作って《マインドデザイア》を構えて先攻5ターン目を祈ることになります。
以上デッキリストとカード解説でした。
2.大雑把な動かし方の解説
このデッキはZ/X黒の世界特有のランダム要素が無数に存在するため、理想ムーブについての言及が非常に難しいです。この項では大雑把な動きのみ解説させていただきますので、プレイにお役立てください。
①1ターン目・2ターン目
IGアイコンもしくは《マインドデザイア》を自ターンでプレイして墓地を肥やしていきます。
この際、3ターン目にチャージ1枚(あわよくばE☆2)必要なため、出来るだけどちらかのターンでゼクスを割られ易いスクエア(5番など)に配置することを意識します。
②3ターン目
《ご機嫌ティータイム レモンティー》をプレイします。
チャージにE☆2がない場合は《マインドデザイア》を2+3でプレイするようにします。《マインドデザイア》持ってないけどチャージならある場合は適当なウェイカーをプレイしてください。どっちもない場合はIGアイコンでお茶を濁しましょう。
③-A 先攻4ターン目
相手のリソースが6枚なくてIGOB出来ない場合、上述したようにディンギルを作るかリソースを5止めして相手のIGOBを妨害する動きをとります。ここの判断はこれまでにいくつのメモリーを獲得出来ているか、に依存します。メモリーを2個以上獲得出来ている場合はリソース5止めをする余裕がありますが、足りてない場合はディンギルを作る動きをした方がいいことが多いです。返しのターンに《運命のイデア アニムス》を出せるかどうかがこのデッキのポイントですからね。
③-B 後攻4ターン目or先攻5ターン目
相手のリソースが6以上あってIGOB出来るパターンです。まず《契りの愉楽 アニムス》を起動してIGOB、
《運命のイデア アニムス》をプレイしてトラッシュから《精神の魔人 アニムス》をプレイ。
《精神の魔人 アニムス》から《滅獄竜 デスティニーベイン》と《闘乱災鬼 ワンダリングディスペア》を含めて3体をプレイ。3コストゼクスで相手PSをタコ殴りにします。《滅獄竜 デスティニーベイン》の破壊効果でチャージが貯まるので可能なら《悲嘆の堕天使 ルシファー》の2点砲でゲームを終わらせることも出来ます。
このルート、《精神の魔人 アニムス》から《咲き乱れる鎮魂歌 バンシー》を挟むとさらにもう1回《精神の魔人 アニムス》をおかわりすることが出来るので、盤面と相手がグチャグチャになります。
相手が構えるデッキの場合、《那由多の災厄 サタン》を出すと相手のハンドと盤面がグチャグチャになります。《運命のイデア アニムス》と《精神の魔人 アニムス》がディアボロスなのがめちゃくちゃ噛み合ってますよね。
ここまで3リソースしか使ってないので、余ったリソースで上述したように《墓城七姫四の姫 サリア》を連続攻撃要員として使うといいです。
《滅獄竜 デスティニーベイン》で破壊すればまた出せるのでもしかしたら《ファインプレー ロードクリムゾン》より使い易いかも・・・?
これがZ/X界の〝煉獄〟
3.まとめ
という訳で今回は《ワンショット・アニムス》を紹介させていただきました。イデアライズやマインドデザイアの都合上、黒単にしか出来ませんが、《クレプス》型など無数に型を作れるのが今回のエキスパンションの凄さであり、面白さかもしれません。ぜひ皆さんも色々なタイプを試してみてください。今回も反応もらえたら嬉しいです。それでは!!
↑紹介し忘れました(笑)
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