『サンダー・ジャンクションの無法者』のカードについて【無色・土地】
今回の内容は【無色・土地】についてです。
【無色】
①《墓さらい》
自身の墓地のカードをデッキの1番下におけるクリーチャー。《地下牢の管理人、グレンゾ》、《リヴァー・ソング》で活用しやすい能力であり、グレンゾの場合では効果で出しやすく相性がとても良いです。手札に来た場合でも2マナと出しやすい所も使いやすく、タップ能力でもないと至れり尽くせりとなっています。『イクサラン:失われし洞窟』の《浮遊石の巡礼者》という相当に強力なクリーチャーの登場にも驚きましたが、開発チームにグレンゾ好きがいるのは間違いなさそうです。
②《失われた十手》
土地起こし、ブロック不可の付与、+1/+1カウンターの付与ができる装備品。《ウルザの物語》でサーチできるカードではありますが、統率者戦においてそこまでして持ってきたいカードであるかと言われれば微妙なラインにあるため、一応サーチできる程度に思っておくカードだと感じています。非常に軽く、装備コストも軽いため、一度小粒に装備して通しておいて、乗った蓄積カウンターを【増殖】等で増やすと面白そうに思います。デッキに採用する時には《ピップボーイ3000》と考えるカードになりそうです。
③《溶岩拍車のブーツ》
+1/+0修正と速攻護法①付与の装備品。《ウルザの物語》に対応しています。パワーが上がるためパワー6の統率者に装備すると4パンから3パンに早変わりできたりもします。【護法】は誘発型能力であるため、《うろつく玉座》がいると2回誘発させることができます。《速足のブーツ》や《稲妻のすね当て》より使い勝手がいいか?と言われると難しいところではありますが、3枚目が欲しい【赤】を含まないデッキでは《ヴァルカスの指輪》よりは選択肢に上がるのは間違いないです(下を探すスタイル)。
【土地】
④《クレオソートの荒野》サイクル
『サンダー・ジャンクションの無法者』のコモン多色土地は、タップインとCIPで対戦相手1人に1点ダメージを与える【砂漠】です。相手のライフに干渉するカードは《ピラニアの湿地》や《陽焼けした砂漠》から急に増えました。【赤緑白】だと【砂漠】シナジーのある《砂の造物師、ハゼゾン》において、タップインではありますが入れやすい【砂漠】が増えたのは追い風ではないかと思います。
⑤《フォモーリの宝物庫》
無色生成と手札を捨てて自身の場のアーティファクトの数だけトップを見て1枚加えられる土地。《魔力の墓所》や《太陽の指輪》、《秘儀の印鑑》等のマナファクトが多用させる環境であるため、デッキに制限がかかってるとかではない限りは下の効果を使えそうに思います。そこそこにマナがかかる効果なため気安く使えませんが、《通電式キー》等を介してマナが大量に作れる状態であれば問題なく使えそうなため、主に【無色】デッキの土地として使えそうです。
⑥《導路の塔門》
CIPで諜報1、マナフィルターにもなる無色土地。アンタップインです。《虚空の鏡》をケアできるマナフィルター効果はあるだけでも十二分に優秀な能力です(採用しているデッキがほぼない)。現在無色土地には優秀なカードが多く、極まっていくと抜けていく、入らないカードになるかもですが、諜報ランドが【無色】デッキの選択肢に入ったことは大きいと思っています。
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