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【機械兵団の進軍】のツリーフォーク

 現在、【鉤爪のジィーリィーラン】に熱が入っているため、赤の呪文について考えることが多く、他のカードに目を配れていませんでした。ですので、今回は自分の好きな種族、【ツリーフォーク】の【機械兵団の進軍】での新規について触れます。

 現在、スタンダート環境には計8種のツリーフォークが存在しました。
(1枚はエンチャントから変身)

 主にリミテッドを主戦場にするフレンチバニラから、墓地対策効果を持ち、苗木で場を展開できる『太古の番人、ネマタ』、珍しく1マナの『柳の霊』(他は多相を除くと『ツリーフォークの先触れ』のみ)、『包囲の塔、ドラン』よりも小回りの利いた能力になった『古きもつれ樹』、自軍の強化と、場が整うと全体警戒付与能力を持つ『休樹林帯』など、バリエーション豊かな能力を持つ種族です。

 そして今回仲間入りしたツリーフォークは

『森林地の古霊』

『雑草学の指導者/疾病の発動者』

です!

 

①森林地の古霊

近年よく見るパワー重視系!

 初の到達とトランプルの両方を持つツリーフォークであり、スタンダートに現状いなかったパワーがタフネスより高いタイプです!
『ウェザーシード・ツリーフォーク』というパワーに重きを寄せた攻撃型のツリーフォークはいましたが、ここ数年はパワーの高いツリーフォークが多く収録されています。(エルドレインの『チューンベイルのツリーフォーク』、ストリクスヘイヴンの『節くれだった教授』、カルドハイムの『根無しのイチイ』、モダンホライゾン2の『果樹園の徘徊者』)

 また、森サイクリングを持つため、『果樹園の徘徊者』ではできなかった基本土地タイプ森を含む多色土地を持ってくることが可能になり、『つぶやき林』や『ドライアドの東屋』を持ってこれるようになりました!えらい!

 正直リミテッド性能であることは否めませんが、戦場が押せ押せの時に輝くトランプルと、飛行戦力の受けに入れる到達の組み合わせは好きなので、【最後のイチイ、コルフェノール】や【包囲の塔、ドラン】での部族EDHを組む際にはまず投入すると思います。(現状【古木のヴァーデロス】で組んでいますが採用候補です!)

②『雑草学の指導者/疾病の発動者』

実物提示教育(FT)

 ツリーフォークでよく見るタフネスが高い能力から、変身して同じ値になるツリーフォーク(これまたよくいます)。戦場に出る時にΦマナ分以上のライフをくれる点は偉いと思います。
 部族EDHで考えるならば、このライフ回復はとても大きく、『エザルートの媒介者』によるマナコスト軽減効果に重なります。元のコストが2であるため軽減分の方が高く、追加での展開で場を支える役を担えるのではないかと思います。

統率者にしたい能力

 裏面の能力はソーサリータイミングのみであることから咄嗟のコンバットトリックに使用できませんが、大体タフネス3までを処理してくれそうです。(FT的にはコンバットを表面でした後に変身し、タフネス4までを落としにいっていたのかもしれません。講義は戦闘フェイズだった…?) 
 +カウンターや修正呪文、常在的に攻撃力を上げるパーマネントが戦場にあれば除去の幅も広がりますが、実際のところはこちらもリミテッドを主戦場としたクリーチャーだと思います。 


 以上が【機械兵団の進軍】の新規収録についてですが、私にとって一番のビッグニュースは新規ではなく、再録でした。というのも、「多元宇宙の伝説」枠にて『霊園の庭師、イェドラ』が再録いたしました!!

まさかの再録!新イラスト!

 cEDH用に調整している統率者の再録でとても嬉しいです!能力はやや難しい部類ですが、変異を介した無限コンボや、生物化した土地を利用したコンボ等ができる統率者でオススメですので、もし手にした際にはご一考してみてはいかがでしょうか。


 
 
 



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