『サンダー・ジャンクションの無法者』のカードについて【緑】
【緑】についてです。
①《ゴールドラッシュ》
最大1体対象として宝物生成、その後宝物の数だけ+2/+2修正できるインスタント。《略奪の女王、ジョリーン》で使用するとフィニッシャークラスのバケモノカードになります(攻撃誘発+ブロック指定まで宝物を使用していなければそれだけで+8/+8修正、元から1つでも他にある場合は+10/+10した後に起動型能力でサクって+15/+15!)。トランプル付与は無いためまずは通していただいて、そこから風穴開けれたら楽しそうな1枚です。
②《宝物庫生まれの暴君》
CIPでまたはパワー4以上が場に出ても3点回復1ドロー、死亡するとアーティファクトなコピーを生成するクリーチャー。《太陽の化身、ギシャス》でトップから捲りたい恐竜で、他の恐竜も一緒に出てくれれば回復とドローをくれます。死亡時にトークン生成をすることで場持ちがいいですが、正直なところ7マナと軽くはなく、出して勝てたり戦況を捲れるカードというわけでもないため、何かのおまけで踏み倒せたりすると嬉しいです。《自然の秩序》及び《野蛮な序列》でコストにしたときに損が少ないクリーチャーでもあります。
③《密輸人の驚き》
4枚切削後に2枚サルベージ、手札のクリーチャーを最大2枚踏み倒し、パワー4以上に呪禁、破壊不能を付与する【放題】カード。《歯と爪》程選択に自由がない分、小回りが非常に良いインスタントで、1番目と3番目の効果で展開後に引いても補助に回れる使い方ができます。デッキが大型に寄っていて手札に溜まられると逆に出しにくくなる《太陽の化身、ギシャス》や《アニマのメイエル》等で使いやすいカードに思います(《巻物棚》が引けて無かったりするとそこそこ渋滞します)。
④《荒野無頼団の先駆者》
CIPで好きな色マナを1点生成とこれ以外のパワー4以上が場に出ると1ドローでき、【計画】をもつクリーチャー。【計画】で後のターンに出す際には1マナジャンプになり、普通に出した場合でも展開できるのであれば2マナで出したことになりお得感があります。ドロー効果にもターン制限がなく、トークンでも誘発するため、《議事会の流刑者、ギレッド》や《怒りの座、オムナス》では1ターンに何回かの誘発を狙えそうな気がします。《カヴーの巣》系もここまで来たかと思わせてくれたカードです。
⑤《金脈のハイドラ》
警戒トランプル速攻、死亡時にパワー分宝物を生成するクリーチャー。速攻とトランプルを持っているため無限に近いマナがあれば一人を飛ばせるポテンシャルを持っています。【ハイドラ】であることから 《凶暴な見張り、ガーゴス》で4マナ軽減スタートから出せたり、順当にX呪文として《警告となるもの、ザクサラ》で横展開の糧にしてもよさそうに思います。死亡時の効果も普通に有能で、X=3~4程度で出しておいて、手前のターンの終了ステップにでも《高級市場》や《命取りの論争》等でコストで除去しながら宝物生成を狙い、ターンが来たら決めきる等もできそうです。
⑥《高閣這い》
接死到達、CIPで《統率の塔》をデッキか墓地から加えられるクリーチャー。大体のクリーチャーと相打ちできる能力を持っており、持ってこられる土地が非常に優秀です。ただ、サーチ先が限定されすぎているため、たまに加えられない時が発生する点は割り切るしかなさそうです。キーワードが優秀なところを活かして、《様相ねじり、カスリル》や《君臨するもの、インドミナス・レックス》に入れるとそこそこに役に立ちそうで、【人間】じゃないところを活かして《永遠の陽気もの、オツリーミ》の変容の種に使用するのも良いと思います。
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